バトンズ (554A) 株価

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M&Aプラットフォーム運営の新興企業。「BATONZ」を通じたマッチングサービスと業務支援SaaSを展開。累計成約実績は3,315組、交渉可能な譲渡案件は10,673件。M&A支援機関1,968社と提携し中小企業の事業承継課題の解決に貢献。全国展開。

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事業内容

バトンズは、「誰でも、何処でも、簡単に、自由に、M&Aが出来る社会を実現する」をビジョンに掲げ、インターネットを利用したM&Aプラットフォーム「BATONZ」の企画・開発・運営を行っています。同社は中小企業等の事業承継課題の解決を目指し、従来は一部の限られた経営者のみが選択できたM&Aを身近な経営手段とする社会の実現に取り組んでいます。主力サービスは「M&Aプラットフォーム」と「M&A SaaS」の2つで構成されています。

同社の収益構造は、買い手からの成約手数料(成約価額の2%、最低料金35万円~)を中心としています。買い手向けには案件探索支援の有料会員サービス(月額4,900円~199,800円)、売り手向けには交渉支援サービス(成約価額の5%、最低50万円~200万円)を提供しています。また、M&A支援機関向けのSaaS事業では、1,968社のパートナーから月額システム利用料(9,800円~99,800円)を受領し、売上の22%を占める安定的な収益源となっています。

同社の事業は単一のM&Aテクノロジー事業で構成されており、個人から上場企業まで幅広い利用者が参加する総合型のオープンプラットフォームが特徴です。累計成約実績は3,315組に達し、交渉可能案件数は10,673件、買い手の累積登録数は303,275人となっています。M&A支援機関経由での案件登録とプラットフォーム上での直接マッチング、FA支援サービスが相互に連携し、事業全体で好循環を生む構造を構築しています。

経営方針

バトンズは「誰でも、何処でも、簡単に、自由に、M&Aが出来る社会を実現する」というビジョンのもと、中小M&A市場におけるデファクトスタンダードを目指しています。同社は約4,800億円規模の潜在市場を見込み、短中期的にはM&Aプラットフォームのシェア拡大に注力し、長期的には経営者会員基盤を活用したM&A周辺ビジネスへの展開を計画しています。具体的には、売り案件公開数の増加(2025年3月期実績10,585件)と成約組数の拡大(同期実績805組)を通じて事業基盤の強化を図っています。

重点投資分野は売り案件の流通拡大とAIを活用したM&A業務の効率化に集中しています。従来は機密性の高い案件の取り扱いが困難でしたが、クローズドなマッチング機能を新たに実装し、非公開案件の流通も可能にする計画です。また、AIによるヒアリング内容の自動データベース化、財務分析や企業概要書の自動作成、多角的な買い手情報に基づくマッチングリストの自動生成など、従来は人的リソースに依存していた業務プロセスの非連続な効率化を推進しています。

新市場開拓については、M&A周辺領域への事業拡大を積極的に進めています。2025年11月には事業パートナーとの提携によりCXO人材や成長推進人材を紹介する人材紹介事業をリリースし、M&Aを起点としたビジネス全体のサクセスパートナーとしてのポジション確立を目指しています。M&Aの前後に発生する人材リソースや資金ニーズなど、多様な経営課題の解決を自社または提携先企業と連携して提供することで、収益機会の拡大を図っています。

技術革新への取り組みでは、生成AI技術を中核とした開発投資を強化しています。同社は創業以来M&Aノウハウを組み込んだプロダクト開発を継続してきましたが、近年は急速な技術革新を積極的に取り入れ、多角的なM&A支援サービスの開発に注力しています。案件の「案件化」と「マッチング」業務の自動化を特に重視し、OCRや各種ツールの活用からAIによる自動処理への移行を進めることで、従来のコンサルタント経験値に依存した業務の標準化と効率化を実現しています。

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