ベルテクスコーポレーションJP:5290

時価総額
¥556.1億
PER
15.2倍
コンクリート二次製品の製造・販売、コンクリートパイル製品の製造・販売、防災製品の製造・販売、ニューセラミックス製品の製造・販売等を展開。

沿革

2018年10月

ゼニス羽田ホールディングス株式会社及び株式会社ホクコンが株式移転の方法により当社を設立。

当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場。

2019年4月

ゼニス羽田株式会社を存続会社、ゼニス羽田ホールディングス株式会社を消滅会社とした吸収合併。

2020年4月

株式会社ディーシー(現九州ベルテクス株式会社)の発行済株式の全株式を取得し、連結子会社化。

2021年4月

ゼニス羽田株式会社を存続会社、株式会社ホクコンを消滅会社とした吸収合併し、商号をベルテクス株式会社に変更。

ユニバーサルビジネス企画株式会社を存続会社、ホクコントラスト株式会社を消滅会社とし吸収合併。

ゼニス建設株式会社の商号を、ベルテクス建設株式会社に変更。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。

2022年10月

プロフレックス株式会社の発行済株式の全株式を取得し、連結子会社化。

2022年11月

Vertex Tec Vietnam Co., Ltd.(非連結子会社)を設立。

事業内容

ベルテクスコーポレーションとそのグループ企業は、幅広い事業セグメントを展開しています。主要な事業としては、コンクリート二次製品の製造・販売及び据付工事、コンクリートパイル製品の製造・販売並びに杭打工事、防災製品の製造・販売及び設置工事が挙げられます。

コンクリート事業では、マンホール、ヒューム管、ボックスカルバートなどのコンクリート二次製品の製造・販売を行っており、これらの製品の据付工事も手掛けています。このセグメントには、ベルテクス株式会社やベルテクス建設株式会社など複数の関連会社があります。

パイル事業では、遠心力プレストレスコンクリートパイルの製造・販売と杭打工事を行っており、ホクコンマテリアル株式会社が主な関係会社です。

防災事業においては、落石防護柵などの防災製品の製造・販売と設置工事を展開しています。このセグメントにもベルテクス株式会社やベルテクス建設株式会社が関わっています。

その他の事業としては、ニューセラミックス製品の製造・販売、機器レンタル及び資材販売、RFID(非接触ICタグ)の販売、コンクリートの調査・試験、システム開発・販売、油圧関連ホースの販売、不動産の賃貸など多岐にわたるサービスを提供しています。これらの事業には、ベルテクス株式会社やユニバーサルビジネス企画株式会社、株式会社ウイセラなど多数の関連会社が関与しています。

ベルテクスコーポレーショングループは、これらの事業を通じて、建設業界における多様なニーズに応える製品とサービスを提供しています。

経営方針

ベルテクスコーポレーションは、創業以来培った技術力、機動力、ネットワーク力、発想力を駆使し、「まだここにない『安心』を生み出す」ことを経営の基本方針としています。同社は、ブランド・ビジョン「未来の安心がここから~最高の安心を創る『モノ・コト・チエ』」とタグライン「安心のカタチを造る。」のもと、社会環境の変化に適応しつつ、常に変革に取り組む姿勢を強調しています。

2022年3月期から2024年3月期までの中期経営計画では、事業及び経営基盤の強化を通じて持続的成長を目指しています。具体的には、主力事業の深掘りによるオーガニック成長の推進、成長事業の育成と新たな収益機会の獲得、そして経営基盤整備を重点施策として挙げています。これらの施策により、営業キャッシュフローの創出力を高め、将来のキャッシュフロー最大化を目指すとともに、グループガバナンスの強化やリスク管理体制の構築、ESGへの取り組みを進め、持続的な企業価値向上を図っています。

目標としては、2024年3月期に営業利益61億円、株主資本利益率(ROE)10.0%以上の維持を掲げており、経営環境の不透明さの中でも、技術力とノウハウを活かし、革新的な製品の開発・供給に取り組むことで、建設業界および国の課題解決に貢献していく方針です。