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高見澤JP:5283
沿革
1951年3月 |
長野県下高井郡高丘村(現長野県中野市)に青果の販売を目的として、株式会社高見澤商店を設立 |
1971年3月 |
合併にあたり社名を株式会社高見澤に変更 |
1971年4月 |
中野陸送株式会社、中野砂利採取株式会社、千曲生コン株式会社、高見澤興産株式会社、高見澤商事株式会社のグループ会社5社を吸収合併し、事業部制を採用 |
1971年12月 |
長野県長野市に自社ビルを建設し、本社を移転 |
1972年12月 |
長野県上伊那郡宮田村にコンクリート二次製品の製造を目的として伊那工場を建設(現南信営業所を併設) |
1975年4月 |
長野県長野市にゴルフ練習場、アップルラインゴルフセンターを開設 |
1980年8月 |
長野県松本市にコンクリート二次製品の販路開拓のため松本営業所を開設(現中信営業所) |
1987年4月 |
長野県下水内郡豊田村(現長野県中野市)にコンクリートブロック製造を目的として豊田工場を建設 |
1987年4月 |
長野県上田市に東信地方の生コンクリート需要増大に伴い、上田工場を建設 |
1988年1月 |
長野県上水内郡豊野町(現長野県長野市)に自動車整備工場ピットinジャンボを開設 |
1993年7月 |
長野県下高井郡山ノ内町にきのこ加工を目的として、志賀フーズ工場を建設 |
1994年10月 |
新潟県上越市に、長野県以北の上信越自動車道、北陸新幹線工事に伴うコンクリート二次製品受注のため上越営業所を開設(現上越支店) |
1995年5月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1995年11月 |
中華人民共和国の山東省溜博市に、現地向け生コンクリート製造・販売を目的として、中国山東省溜博物資配套股有限総公司と合弁で溜博高見澤混凝土有限公司(現・連結子会社)を設立 |
1996年2月 |
長野県長野市に産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処理等を目的とした環境エンジニアリング事業部を開設 |
1996年5月 |
長野県中野市に志賀フーズ工場を移転操業開始 |
1996年11月 |
新潟県上越市に生コンクリート、コンクリート二次製品の製造・販売を目的として、直江津臨港生コン株式会社(現・連結子会社)を設立 |
1999年7月 |
電気設備資材、産業用電気機械器具、空調管理システム等を取り扱う昭和電機産業株式会社(現・連結子会社)を子会社とする |
2000年7月 |
生コン事業部と骨材事業部を統合し、生コン事業部に改組 |
2001年12月 |
オギワラ精機株式会社(現・連結子会社)を子会社とする |
2002年5月 |
長野県上田市に廃プラスチック中間処理施設高見澤リサイクルセンターを新設し、環境エンジニアリング事業部を上田市に移転 |
2003年7月 |
建設事業部、運輸事業部、建材事業部を統合し、建設事業部に改組 |
2004年7月 |
今後の新規事業展開に備え、営業開発事業部を開設 |
2007年1月 |
長野県下高井郡山ノ内町にミネラルウォーターの製造工場を建設(現ボトルウォーター事業部) |
2007年3月 |
請負工事事業を行う株式会社アグリトライ(現・連結子会社)を子会社とする |
2008年4月 |
ミネラルウォーターの販路拡大のため長野県松本市にボトルウォーター事業部中信営業所を開設 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 |
2011年7月 |
長野県小諸市にチーズ類加工製造販売を目的としてラクティライフ事業部を開設 |
2013年3月 |
環境エンジニアリング事業部内に高見澤リサイクルセンター太陽光発電所を開設 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に 上場 |
2013年8月 |
ミネラルウォーターの市場拡大のため新潟県新潟市にクリクラ高見澤新潟プラントを開設 |
2015年9月 |
漬物卸売を行う株式会社ナガトク(現・連結子会社)を子会社とする |
2016年2月 |
ミネラルウォーターの販路拡大のため長野県上田市にボトルウォーター事業部東信営業所を開設 |
2016年6月 |
営業エリア拡大のためコンクリート事業部関東営業所を群馬県前橋市から埼玉県上尾市に移転 |
2016年11月 |
不動産事業を行う株式会社セイブ(現・連結子会社)及び株式会社スマイルハウス(現・連結子会社)を子会社とする |
2017年4月 |
カーライフ関連事業を行う上燃株式会社を子会社とする |
2021年7月 |
上燃株式会社を吸収合併 |
2021年7月 |
石油事業部、オート事業部を統合し、石油・オート事業部へ改組 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行 |
2022年12月 |
長野市大豆島に店舗展開していたカーランド長野東店を同市川中島町に移転し、カーランド長野店と名称変更 |
2023年7月 |
ミネラルウォーターの市場拡大のため新潟県長岡市にボトルウォーター事業部長岡営業所を開設 |
事業内容
高見澤株式会社とそのグループ企業は、複数の事業セグメントを通じて幅広い事業やサービスを展開しています。具体的には、建設関連事業、電設資材事業、カーライフ関連事業、住宅・生活関連事業の4つの主要セグメントがあります。
建設関連事業では、コンクリート二次製品や生コンクリート、砂利、砂の製造販売、セメントなどの建設資材販売、土木建築の請負、建築工事、貨物自動車運送などを手がけています。このセグメントには、直江津臨港生コン株式会社や溜博高見澤混凝土有限公司などが含まれます。
電設資材事業では、電設資材、産業機器、空調システムなどの販売を行っており、昭和電機産業株式会社、信州電機産業株式会社、岐阜電材株式会社がこのセグメントに属しています。
カーライフ関連事業は、石油製品の販売、自動車の販売・整備・賃貸、損害保険代理業務などを提供しており、高見澤株式会社がこのセグメントを担っています。
住宅・生活関連事業では、不動産売買・媒介及び管理、廃棄物の処理処分と収集運搬、青果物や肥料の販売、食品加工品の製造販売、ゴルフ練習場の経営、ゴルフ用品の買取・販売、農業用機械の製造販売、ミネラルウォーターの製造販売、ケーブルテレビ局経営、チーズ類や菓子類の製造販売、発電事業及び電気の供給・販売など、多岐にわたるサービスを展開しています。このセグメントには、オギワラ精機株式会社、株式会社アグリトライ、テレビ北信ケーブルビジョン株式会社などが含まれます。
これらの事業セグメントを通じて、高見澤株式会社グループは多様なニーズに応える幅広いサービスを提供しています。
経営方針
高見澤株式会社グループは、建設関連、電設資材、カーライフ関連、住宅・生活関連の4つの主要セグメントを通じて、幅広い事業やサービスを展開しています。同社は、顧客、社員、株主、地域社会に貢献し、存在感のある企業を目指す経営方針のもと、厳しい経営環境の中でも全員参加の経営を基本としています。
同社グループは、経営意思決定のスピード化、収益基盤の拡充、財務体質の強化、営業力の強化、新事業の開発、事業再構築、コスト競争力の向上、人材育成に重点を置いた中長期的な戦略を実施しています。これらの施策は、変化する時代に対応し、持続的な成長を遂げるためのものです。
経営環境においては、建設関連事業や電設資材事業では厳しい状況が続いていますが、カーライフ関連事業や住宅・生活関連事業では、新たな拡充に向けた取り組みが進められています。同社グループは、安全第一の再点検、新しい付加価値の創造、DXプロジェクトの推進などを通じて、より強い経営体質への改善を図っています。
また、2024年6月期の連結指標として、売上高680億円、経常利益18億円を設定しており、これらの目標達成に向けて、経営基盤の充実と業績の向上に努めています。高見澤株式会社グループは、経営環境の変化に対応し、内部統制の強化や法令順守の徹底を図りながら、持続的な成長と経営リスクの最小化を目指しています。