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石塚硝子JP:5204
沿革
1888年11月 |
2代石塚文左衛門、名古屋に移住操業 |
1927年1月 |
3代石塚岩三郎、名古屋市昭和区に工場を新設稼働 |
1927年7月 |
4代石塚正信、我が国最初のシーメンス式炉による白素地硝子生産に成功 |
1941年4月 |
企業整備により有限会社石塚硝子製造所設立 |
1946年12月 |
石塚硝子株式会社に改組 |
1956年9月 |
計量法制定に基づく特殊容器製造事業場の指定を通産省より受け、引き続き期間更新し今日に至る |
1961年7月 |
名古屋証券取引所に上場 |
1961年10月 |
岩倉食器工場を新設稼働 |
1962年10月 |
東京証券取引所に上場 |
1963年1月 |
岩倉びん工場を新設稼働 |
1969年9月 |
千代田硝子株式会社へ資本参加 |
1970年4月 |
ガラス製コップJIS表示許可工場(岩倉工場)の認可 |
1971年11月 |
ガラスセラミックス(デビトロン・デビトロンメタリック)の開発に成功し、国内外の特許を取得 |
1972年6月 |
ウイストン株式会社を設立し、プラスチック事業に進出 |
1973年3月 |
デビトロン・デビトロンメタリック工場を新設稼働 |
1974年11月 |
消費生活用製品安全法に基づく「炭酸飲料を充填するためのガラスびん製造事業」の登録 |
1976年9月 |
INTERNATIONAL PAPER CO.(米国)と合弁会社アイピーアイ株式会社を設立し、紙容器事業に進出 |
1978年12月 |
石塚硝子物流株式会社を設立し、ガラス製品の保管・出荷作業を委託 |
1982年1月 |
クリスタル食器に進出 |
1983年8月 |
千代田硝子株式会社が東京アデリア株式会社に商号変更 |
1984年4月 |
東京工場を新設稼働 |
1984年9月 |
セラミックス工場を新設稼働 |
1985年5月 |
石塚硝子物流株式会社が石塚物流サービス株式会社に商号変更 |
1990年4月 |
技能研修センターを開所 |
1990年5月 |
久金属工業株式会社へ資本参加 |
1990年9月 |
東京アデリア株式会社がアデリア株式会社に商号変更 |
1996年4月 |
東京工場にPETボトル工場を新設稼働 |
1996年10月 |
石硝運輸株式会社を設立し、貨物運送を委託 |
1997年1月 |
日本パリソン株式会社を設立し、PETボトルプリフォーム事業に進出 |
1998年10月 |
岩倉工場ISO9001の認証取得 |
1999年3月 |
東京工場ISO9001の認証取得 |
1999年10月 |
岩倉工場ISO14001の認証取得 |
2000年10月 |
東京工場ISO14001の認証取得 |
2001年5月 |
岩倉工場にPETボトル工場を新設稼働 |
2002年5月 |
株式会社アサヒビールパックスと包括的業務提携 |
2003年4月 |
株式会社アサヒビールパックスの発行済株式総数を取得 |
2003年6月 |
株式会社アサヒビールパックスを吸収合併 |
2003年9月 |
本社機構を愛知県岩倉市川井町1880番地に移転 |
2005年4月 |
石塚玻璃(香港)有限公司を中国に設立 |
2006年8月 |
アイピーアイ株式会社の株式を全数取得し、100%子会社化 |
2009年4月 |
亞徳利玻璃(珠海)有限公司を中国に設立 |
2010年6月 |
アイピーアイ株式会社を吸収合併 |
2012年5月 |
遠東新世紀グループと遠東石塚グリーンペット株式会社を設立し、PETボトルリサイクル事業に進出 |
2012年8月 |
岩倉工場FSSC22000の認証取得 |
2013年8月 |
ISHIZUKA GLASS (UK) LTD.を英国に設立 |
2014年10月 |
亞徳利玻璃(珠海)有限公司及び石塚玻璃(香港)有限公司の解散を決議 |
2015年2月 |
鳴海製陶株式会社の株式を全数取得し、100%子会社化 |
2017年3月 |
PT. NARUMI GLOBAL SUPPLY INDONESIAをインドネシアに設立 |
2019年3月 |
ISHIZUKA GLASS (EUROPE) GmbHをドイツに設立 |
2019年12月 |
創業200年を迎える |
2020年9月 |
紙容器関連事業を分社化し、王子ホールディングス株式会社と石塚王子ペーパーパッケージング株式会社を設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所は市場第一部からスタンダード市場へ、名古屋証券取引所は市場第一部からプレミア市場へ移行 |
事業内容
石塚硝子は、自社および子会社21社からなるグループ企業で、幅広い製品の製造販売を手掛けています。その事業セグメントは、ガラスびん関連製品、ハウスウェア関連製品、紙容器関連製品、プラスチック容器関連製品、産業器材関連製品、その他の製品に大別されます。
ガラスびん関連では、飲料や食品用のガラス製容器を製造・販売しており、このセグメントは同社の主力事業の一つです。ハウスウェア関連では、ガラス製や陶磁器製の食器など、家庭用品を提供しています。これらの製品は、日常生活における品質と美しさを追求しています。
紙容器関連事業では、紙製の容器やそれに関連する充填機械の販売およびメンテナンスサービスを提供しており、食品業界や飲料業界での需要に応えています。プラスチック容器関連では、PETボトル用のプリフォームなどを製造・販売し、軽量で衛生的な包装材料の提供に努めています。
産業器材関連では、加熱調理用の器具のトッププレートなど、産業用途に特化した製品を製造・販売しており、その技術力で市場ニーズに対応しています。その他の製品としては、セラミックス製品や金属キャップ製品の製造・販売も行っており、多岐にわたる業界へのサービス提供を実現しています。
石塚硝子グループは、これら多様な事業セグメントを通じて、幅広い製品とサービスを提供し、日々の生活や産業界に貢献しています。
経営方針
石塚硝子は、創業200年を迎えた際に新たな企業理念を制定し、次の100年に向けた発展を目指しています。同社は、「くらしに彩り、豊かさと安心をお届けします」という使命のもと、価値あるモノづくりを通じて社会に貢献し、社会で輝く人を育て、未来への夢を築くことをビジョンとして掲げています。このビジョン実現のために、「誠実」「挑戦」「成長」という3つの約束を基本姿勢としています。
中長期的な経営戦略として、石塚硝子は「ISHIZUKA GROUP 2030 ~挑戦し続けることにより、躍動する企業へ~」というビジョンを掲げ、2024年度中期経営計画「変化するスピードに負けない」を策定しました。この計画では、2030年度の連結営業利益50億円を目標とし、人材育成や環境と調和した持続可能な未来社会への貢献を重点ポイントとしています。
具体的な取り組みとして、既存事業の強化と関連事業の取り込み、新規事業の創出、中堅社員の育成、そしてCO2排出量削減に向けたロードマップ作りと実践に力を入れています。これらの取り組みは、新型コロナウイルス感染症の影響や外部環境の変化に対応し、長期的な視点で会社の方向性を示すものです。
石塚硝子グループは、ガラスびん関連製品、ハウスウェア関連製品、紙容器関連製品、プラスチック容器関連製品、産業器材関連製品、その他の製品を提供する多角的な事業を展開しており、これらの事業を通じて中期経営計画の目標達成に向けて取り組んでいます。