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オープンワーク (5139) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
オープンワークは、社員による企業の口コミ情報を基盤とした「働く」に関するデータプラットフォーム事業を運営する会社です。同社の主力サービス「OpenWork」は、実際にその会社で働いた経験のある社員が投稿する職場の実態に関する口コミや評価を集約し、転職・就職を検討する個人に提供しています。2025年12月末時点で約81,000社、約2,060万件の社員口コミを掲載し、登録ユーザー数は約775万人に達しています。
同社の主要な収益源は、個人ユーザーからの有料会員費と提携企業からの紹介料、そして企業からの採用支援サービス利用料です。個人ユーザーは口コミ投稿や有料会員登録により企業の詳細情報を閲覧でき、企業側は採用活動や組織分析のためにサービスを活用します。投資家や金融機関などの機関投資家向けには、口コミデータを投資判断材料として提供するオルタナティブデータサービスも展開しています。
同社の事業は大きく3つのサービスに分かれています。「OpenWork」は個人向けの企業情報サイトとして口コミ閲覧サービスを提供し、「OpenWorkリクルーティング」は企業向けの採用支援プラットフォームとして求人掲載やスカウト機能を提供します。「オルタナティブデータサービス」では、蓄積された口コミデータを金融機関の投資判断や企業の人的資本経営支援に活用するデータ分析サービスを展開しており、これらの多角的なサービス展開により収益の多様化を図っています。
経営方針
オープンワークは、ワーキングデータプラットフォームの拡充を基軸とした成長戦略を展開しています。同社は2025年12月期において「OpenWorkリクルーティング」の営業収益成長率34%を実現するなど、主力の「OpenWork」サービスの安定運用と採用支援事業の成長加速を両立させています。累計登録ユーザー数は約775万人、社員クチコミ件数は約2,060万件に達しており、これらの豊富なワーキングデータを活用したサービス価値の向上を目指しています。
同社の差別化戦略は、AIを活用した機械審査と専任スタッフによる目視審査を組み合わせた独自の品質管理体制にあります。この仕組みにより、法令違反や誹謗中傷を排除し、データの「量」だけでなく「質」の向上も実現しています。また、従来の広告予算規模に依存した採用市場のリストラクチャリングを掲げ、企業の実態に基づく透明性の高い情報提供により、求職者と企業のミスマッチ抑制を通じた市場の健全化に注力しています。
新市場開拓では、ワーキングデータプラットフォームを基盤とした新規サービス展開と収益の多角化を積極的に推進しています。投資判断用のオルタナティブデータとして社員クチコミを国内外のヘッジファンドに販売する「FIS」サービスや、AIを活用した企業分析レポートを提供する「DAP」サービスなどを展開中です。さらに、ユーザー同士がキャリア情報を交換できるコミュニティサービス「OpenWorkキャリア」も新たに開始しており、従来の転職支援領域を超えた事業拡大を図っています。
技術革新への取り組みでは、年収・残業時間・企業業績・選考データなど転職に関わる様々な情報を網羅的に蓄積し、求職者と求人企業のマッチング最適化を推進しています。同社は検索サイトからの自然検索に加え、Webマーケティング強化や広告宣伝活動の拡充により安定的なユーザー流入を確保し、個人の性格特性や価値観データも含めた包括的なワーキングデータプラットフォームの構築を進めています。