triplaJP:5136

時価総額
¥80.6億
PER
56.2倍
この会社は、宿泊施設向けに特化したITサービスを提供しており、主なサービスに「tripla Book」(クラウド型公式サイト予約システム)、「tripla Bot」(AIチャットボット)、「tripla Connect」(CRM・MAツール)、そして「tripla Pay」(現地決済システム)があります。

沿革

2015-04東京都新宿区に「株式会社umami」を設立
2017-01「tripla AIチャットボット」(現「tripla Bot」)をリリース
北海道札幌市にオペレーションセンターを開設
2017-04社名を「tripla株式会社」に変更
本社を東京都中央区に移転
2019-07宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」(現「tripla Book」)をリリース
2020-01チャネルマネージャー4社「手間いらず」、「TLリンカーン」、「ねっぱん」、「らく通with」との連携が完了
台湾台北市に台湾営業所を設立
プライバシーマーク認証取得
2022-01宿泊業界特化型のCRM・MAツール「tripla Connect」をリリース
2022-05現地決済サービス「tripla Pay」をリリース
2022-11東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2023-03ソウル特別市鍾路区に韓国営業所を設立

事業内容

triplaは、宿泊施設向けに特化したITサービスを提供する企業です。そのミッションは「イノベーションで顧客を感動させる」ことにあり、宿泊業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。同社の主要なサービスには、「tripla Book」、「tripla Bot」、「tripla Connect」、「tripla Pay」があります。

「tripla Book」は、宿泊施設の公式サイト上で直接予約が可能となるクラウド型予約システムです。ユーザーにとって予約プロセスを簡単かつ迅速にすることで、宿泊施設の自社予約を増加させることができます。

「tripla Bot」は、AIを活用したチャットボットサービスで、宿泊施設の公式サイト訪問者からの質問に自動で回答します。これにより、宿泊施設は問い合わせ対応の人的リソースを削減し、他の業務に集中できるようになります。

「tripla Connect」は、宿泊施設向けのCRM・MAツールで、顧客データの収集・分析を通じてマーケティング施策を最適化します。これにより、宿泊施設は自社予約の増加につなげることができます。

「tripla Pay」は、宿泊施設での現地決済をサポートするサービスです。Paypalなどの決済事業者と連携し、QRコードを通じてスムーズな決済プロセスを提供します。これにより、宿泊施設は決済手数料の削減や、決済の安全性向上を図ることができます。

これらのサービスを通じて、triplaは宿泊施設の運営効率化、顧客満足度の向上、収益の最大化を支援しています。

経営方針

triplaは、宿泊業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することをミッションに掲げ、宿泊施設向けの総合的なITサービスを提供している企業です。同社は、顧客満足度の向上と宿泊施設の収益最大化を目指し、自社予約の増加を支援する一連のサービスを展開しています。

中期的な経営戦略として、triplaは「tripla Book」、「tripla Bot」、「tripla Connect」、「tripla Pay」の導入施設数の拡大と取扱高・GMVの増加による単価の向上を重視しています。これらのサービスを通じて、宿泊施設の自社予約増加と収益最大化を図り、Win-winのビジネスモデルを目指しています。また、新サービスの開発も進めており、「tripla Analytics」、「tripla Link」、「tripla Page」等の導入を計画しています。これらのサービスは、相互に関連し、一体となって顧客である宿泊施設の自社予約増加と収益最大化を支援します。

さらに、APAC(アジア太平洋地域)への販路拡大を目標としており、韓国支店の設立やBOOKANDLINK PTE. LTD.及びその子会社、Surehigh International Technology Inc.の株式取得による子会社化を進めています。これにより、事業展開する地域を拡大し、営業収益と営業利益の拡大を図るとともに、サービス・プロダクトの販路拡大とプロダクトの強化、エンジニアリングリソースの効率化等、グループ一体となってシナジーを創出していく方針です。

triplaは、これらの戦略を通じて、宿泊施設のDXを支え、業界全体の生産性向上と顧客満足度の向上に貢献していくことを目指しています。