eWeLLJP:5038

時価総額
¥193億
PER
訪問看護ステーション向けに、業務支援SaaS「iBow」や「iBow レセプト」などのクラウドサービス、及び事務管理代行サービスを提供。

沿革

2012年6月

大阪市中央区南船場に株式会社eWeLLを設立(資本金 8,000千円)

2014年6月

2017年1月

2018年1月

2020年10月

2021年1月

2021年4月

2022年4月

2022年9月

当社主力サービスである「訪問看護専用電子カルテ iBow」をリリース

本社(大阪オフィス)を大阪市中央区内で移転

東京オフィスを東京都千代田区に設置

訪問看護業界向け勤怠システム「iBow KINTAI」をリリース

「iBow 事務管理代行サービス」提供開始

訪問看護ステーション用レセプトシステム「iBow レセプト」をリリース

東京オフィスを東京都中央区に移転

東京証券取引所グロース市場に株式を上場

事業内容

eWeLLは、「ひとを幸せにする」というミッションのもと、在宅療養を支える訪問看護ステーション向けに、業務支援SaaSを提供している企業です。同社は、訪問看護ステーションの業務全般にわたる課題解決を目指し、生産性向上に貢献するさまざまなサービスを展開しています。主要なサービスには、CRM機能を有する電子カルテ「iBow」、保険請求機能を有する「iBow レセプト」、訪問看護専用勤怠システム「iBow KINTAI」、介護保険請求ファイルの伝送機能を有する「iBow 介護請求伝送サービス」があります。これらのサービスは、訪問看護ステーションが収益を新たに生み出せるよう支援し、訪問看護業界のDX推進に貢献しています。

eWeLLのサービス提供は、クラウドサービスとBPOサービスの2つに区分されており、訪問看護ステーション向けサービス提供事業を単一セグメントとしています。クラウドサービスでは、自社開発のSaaS型業務支援ツールを提供し、BPOサービスでは、「iBow 事務管理代行サービス」を通じて、レセプト業務などの事務管理を代行しています。

同社は、訪問看護ステーションで働く看護師等が、在宅療養中の患者宅に訪問しケアを実施する際に記録書類を作成する義務があることに着目し、患者宅での記録書類の作成や過去のカルテ等の確認が簡単にできるようシステムを開発しました。これにより、訪問看護師等が本来提供する業務に専念できるようになり、訪問看護ステーションの業務効率の向上に貢献しています。

また、同社は情報セキュリティ管理にも力を入れており、外部クラウドサーバーを利用して安定的な稼働を実現しています。情報セキュリティマネジメントシステムISMS(ISO27001)認証を取得し、情報セキュリティ体制および情報流出防止対策を構築しています。

eWeLLは、訪問看護ステーションの収益向上と業務効率化を支援することで、すべての人が安心して暮らせる社会の実現を目指しています。

経営方針

eWeLLは、在宅療養を支援する訪問看護ステーション向けに、業務支援SaaSを提供する企業です。同社は、「ひとを幸せにする」というミッションのもと、訪問看護市場におけるプラットフォーマーとしての地位確立を目指しています。そのために、主力サービス「iBow」の市場シェア拡大と、第二のサービス「iBow 事務管理代行サービス」の拡大を推進しています。さらに、在宅療養データを活用したデータビジネスへの展開も視野に入れており、これらの戦略を通じて事業領域の拡大と企業価値の向上を図っています。

同社は、訪問看護ステーションの業務効率化と収益向上を支援する多様なサービスを展開しており、これにより訪問看護業界のDX推進に貢献しています。また、情報セキュリティ管理にも注力し、安定的なサービス提供を実現しています。

経営戦略上、eWeLLは市場環境や顧客ニーズに迅速に対応する開発体制の強化、第三のサービスの確立、内部管理体制の強化、システム信頼性の維持と品質向上に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、同社は訪問看護市場におけるリーダーとしての地位を確固たるものにし、すべての人が安心して暮らせる社会の実現を目指しています。