モイ (5031) 株価

時価総額
¥76.4億
PER
75.1倍
ライブ配信サービスの国内有力企業。ライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」を運営。24年5月末の累積登録ユーザー数は4000万に達し、国内ライブ配信アプリ市場でMAUシェア21.0%を獲得。10代・20代中心のユーザー層。

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事業内容

モイは、「人と人をつなげて世界中の人々の生活を豊かに変えます」というミッションのもと、ライブ配信コミュニケーションプラットフォーム「ツイキャス」の企画、開発、運営を主たる業務としています。同社のサービスは、配信者が映像や音声をリアルタイムに配信し、視聴者がコメント機能やアイテム機能を通じて双方向のコミュニケーションを楽しめる仕組みを提供しています。2024年5月末時点で累積登録ユーザー数は4,000万人に達し、国内ライブ配信アプリ市場で21.0%のシェアを獲得しています。

同社の収益構造は、視聴者がアイテム購入に使用するポイント販売売上(88.2%)、配信者を月額で応援するメンバーシップ販売手数料(8.4%)、有料オンラインライブなどを販売する「ツイキャスプレミア」での手数料売上(3.3%)の3つで構成されています。主要顧客は10代・20代の男女を中心としたユーザー層で、配信者と視聴者がアイテム機能を通じて相互に応援し合う経済圏を形成しています。

同社の事業は単一セグメントのライブ配信コミュニケーションプラットフォーム事業で、複数のアプリとウェブサイトで「ツイキャス」を展開しています。雑談、音楽、ゲーム配信など多様なカテゴリーでの配信文化が根付いており、15年以上の運営ノウハウに基づく効率的なコミュニティ運営と、低遅延・大規模配信に対応した独自の配信システムが競争優位性の源泉となっています。

経営方針

モイは「人と人をつなげて世界中の人々の生活を豊かに変えます」というミッションのもと、ライブ配信コミュニケーションプラットフォーム「ツイキャス」を中心とした成長戦略を展開しています。同社は売上高と営業利益を重要指標としながら、ポイント販売売上、月間課金ユーザー数、ユーザー単価、実質売上総利益の4つの重要業績指標により事業進捗を管理しています。市場環境については、野村総合研究所の予測によると国内動画投稿・ライブ配信市場は2026年度に1兆855億円規模まで拡大が見込まれており、同社はこの成長市場での地位確立を目指しています。

同社の差別化戦略は、ライブ配信の特徴を活かした日常コミュニケーションインフラ化の推進を軸としています。1対複数や複数対複数のオンラインコミュニケーションにおける独自のユーザー体験創造に注力し、ユニークな配信コミュニケーション体験を通じてオンリーワンの価値提供を図ります。また、大規模低遅延配信を実現するライブ配信インフラシステムの強化に継続投資し、5G普及に対応した高画質化、時差ゼロを目指した低遅延化、事業継続計画対応を推進することで技術的優位性を維持しています。

新市場開拓においては、将来的に進出可能な関連市場として動画コンテンツビジネス市場(6,300億円)、国内クリエイターエコノミー市場(2.08兆円)、推し活市場(4.1兆円)を認識し、事業拡大の機会を模索しています。配信者支援プログラムの多様化・大規模化を通じて独自文化やコミュニティの自然発生を支援し、ユーザーによる経済活動拡大を後押しする仕組みの強化を図っています。収益機会の多様化により、配信者の収益増加支援と課金の安全性・利便性向上を同時に実現する戦略を描いています。

技術革新への取り組みでは、サービス健全性の継続的改善が最重要課題として位置づけられています。児童・未成年ユーザー保護対応の強化、24時間365日の無作為サンプル監視によるリアルタイム配信チェック、ユーザー通報機能の継続改善を通じて、安全で健全なプラットフォーム運営を実現しています。加えて、スケールメリットを活かしたインフラシステム運用コスト最適化とサイバーセキュリティ対策の強化により、競争力のある事業基盤の構築を進めています。

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