サークレイスJP:5029

時価総額
¥20.2億
PER
デジタルプラットフォーム事業を展開し、SalesforceやAnaplanの導入・運用コンサルティング、自社製品のSaaS販売、豊富なトレーニングメニュー提供。

沿革

 2012年11月

東京都千代田区大手町において株式会社パソナテキーラを株式会社パソナグループ及びTquila International PTE Ltd.の合弁会社として設立

 2013年3月

Salesforce.com, Inc.(現Salesforce, Inc.)の出資を受け入れ

 2013年4月

カスタマーサクセス事業を開始

 2013年4月

Salesforce Consultingを開始。株式会社パソナの基幹システム開発に参画

 2013年8月

エデュケーション事業を提供開始

 2014年9月

業務拡大に伴い本社移転(東京都千代田区丸の内)

 2016年2月

業務拡大に伴い本社移転(東京都中央区八重洲)

 2016年9月

Anaplan Japanと協業を発表。Anaplan Consultingを開始

 2016年12月

オンラインによるアドミニストレーターサービスの提供を実現するプラットフォーム「AGORA」を開始

 2017年5月

業務拡大に伴い本社移転(東京都千代田区大手町)

 2018年11月

海外駐在員を管理するクラウドサービス"AGAVE"(SaaS)の販売を開始

 2019年7月

福岡営業所を開設(福岡市中央区)

 2020年4月

統合型デジタルコミュニケーション・プラットフォーム"Circlace®"(SaaS)をリリース

 2020年7月

サークレイス株式会社に社名を変更

 2021年7月

個人情報取得申請管理ツール"Prigister One"(SaaS)をリリース

2022年3月

経済産業省が選定する「DX認定制度」の認定事業者に認定

2022年4月

東京証券取引所グロース市場に株式を上場

2022年8月

本社移転(東京都中央区京橋)

事業内容

サークレイスは、「Create Happiness」を企業理念に掲げ、テクノロジーを活用して地球に優しい、人に優しい、誰もが幸福な世界の実現を目指しています。同社は、デジタルプラットフォーム事業を中心に展開しており、特に「Salesforce」を核としたクラウド先端技術の導入支援や自社サービスの開発に力を入れています。この分野は、テレワークの導入やデジタルビジネスの強化など、企業が直面する課題解決のために重要視されており、今後も成長が期待されています。

サークレイスの事業は大きく分けて、コンサルティングサービスとプラットフォームサービスの2つに分類されます。コンサルティングサービスでは、「Salesforce」の導入・運用コンサルティング「Salesforce Consulting」や「Anaplan」の導入・運用コンサルティング「Anaplan Consulting」を提供しています。プラットフォームサービスでは、リカーリングビジネスを中心に、「Salesforce」の運用支援・サポート「カスタマーサクセス」、自社製品「Circlace®」や「AGAVE」などをSaaSとして販売する「DX」、豊富なトレーニングメニューを提供する「エデュケーション」があります。

これらのサービスを通じて、サークレイスは顧客企業のデジタル化を支援し、その成功を実現しています。また、同社はSalesforce認定資格者を多数保有しており、高い技術力と専門知識を持って顧客企業に対応しています。サークレイスのビジネスモデルは、自社製品「Circlace®」をコンサルティングサービス・プラットフォームサービスの双方に基盤として取り入れることにより、顧客とのコミュニケーションを一元化し、サービス価値の向上を図っています。

経営方針

サークレイスは、テクノロジーを活用して地球に優しい、人に優しい、誰もが幸福な世界の実現を目指す企業です。その経営方針は、「お客様の成功」「従業員の成功」「社会問題の解決」をミッションに掲げ、WorkHack、LifeHackをビジョンとしています。同社は、売上高及び経常利益の向上に努めるとともに、売上総利益率やコンサルティングサービスにおける大企業売上比率を重要な経営指標として位置づけ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。

成長戦略として、サークレイスはコンサルティングサービスの再構築・多様化、カスタマーサクセスのデジタル化推進、採用強化とサービス単価の向上、DXの拡大、オリジナル教育サービスの立ち上げ、そして「Circular Economy(循環型社会)」の実現に力を入れています。これらの戦略を通じて、サービスの付加価値向上と効率化を図り、企業価値及び社会的意義の向上を目指しています。

特に、自社開発のSaaS製品「Circlace®」の活用によるリモートサービスやハイブリッドサービスの提供は、顧客ニーズに応える新たなサービス形態として注目されています。また、DX推進による事業基盤化や、リカレントIT人材教育事業の計画など、サークレイスは多角的なアプローチで市場のニーズに応え、成長を加速させています。

これらの戦略は、国内外の経済環境や市場の変化に柔軟に対応しながら、サークレイスの長期的なビジョン実現に貢献するものです。同社は、これらの取り組みを通じて、持続可能な成長を目指し、社会に貢献していくことを目標としています。