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スカラJP:4845
沿革
1991年12月 |
田村健三が島津英樹を共同経営者としてデータベース・コミュニケーションズ㈱(現 ㈱スカラ)を創業 |
1999年1月 |
米国Computer Corporation of America社及びSirius社と国内販売代理店契約を締結し、Model204のサポートを開始 |
2001年5月 |
㈱大阪証券取引所ナスダック・ジャパン(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))市場へ上場 |
2003年4月 |
特許管理システム分野への参入を目的として、インターサイエンス㈱の特許管理システム事業(製品名:PatentManager)を買収 |
2003年10月 |
CRM分野への参入を目的として、㈱ディーベックス(現 ㈱スカラコミュニケーションズ)を子会社化 |
2004年4月 |
IVR(音声自動応答)分野への参入を目的として、ボダメディア㈱(現 ㈱スカラコミュニケーションズ)を子会社化 |
2004年9月 |
持株会社体制への移行により、㈱フュージョンパートナーに商号変更すると同時に、データベース・コミュニケーションズ㈱(現 ㈱スカラサービス)を新設会社として設立し、事業を承継 |
2006年6月 |
子会社であるボダメディア㈱と㈱ディーベックスの両社を合併し、デジアナコミュニケーションズ㈱(現 ㈱スカラコミュニケーションズ)へ商号変更 |
2010年11月 |
㈱ニューズウォッチ(現 ㈱スカラコミュニケーションズ)を子会社化 |
2012年4月 |
子会社であるデジアナコミュニケーションズ㈱と㈱ニューズウォッチの両社を合併(現 ㈱スカラコミュニケーションズ) |
2013年8月 |
梛野憲克が代表取締役社長に就任 |
2014年5月 |
東京証券取引所市場第二部へ市場変更 |
2014年12月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2015年11月 |
トライアックス㈱(現 ㈱スカラコミュニケーションズ)を子会社化 |
2016年1月 |
子会社であるデータベース・コミュニケーションズ㈱を、㈱パレルへ商号変更 |
2016年7月 |
ソフトブレーン㈱を子会社化 |
2016年10月 |
㈱スカラサービスを設立 |
2016年12月 |
㈱スカラへ商号変更 |
2016年12月 |
子会社であるデジアナコミュニケーションズ㈱とトライアックス㈱の両社を合併し、㈱スカラコミュニケーションズへ商号変更 |
2017年4月 |
㈱スカラサービスが事業を開始 |
2017年8月 |
㈱plubeを子会社化(現 ㈱スカラプレイス) |
2017年10月 |
子会社である㈱スカラサービスと㈱パレルの両社を合併(現 ㈱スカラサービス) |
2018年3月 |
㈱レオコネクトを子会社化 |
2018年10月 |
㈱コネクトエージェンシーを子会社化 |
2018年11月 |
㈱スカラネクストを設立(現 ㈱スカラコミュニケーションズ) |
2018年12月 |
㈱スカラネクスト(現 ㈱スカラコミュニケーションズ) マンダレー支店(ミャンマー)を設立 |
2019年7月 |
㈱スカラパートナーズを設立 |
2019年10月 |
ジェイ・フェニックス・リサーチ㈱を子会社化 |
2019年11月 |
合同会社SCLキャピタルを設立 |
2020年4月 |
グリットグループホールディングス㈱を子会社化 |
2020年7月 |
SCALA ACE Co.,Ltd.を設立 |
2020年9月 |
㈱ソーシャルスタジオを設立 |
2021年3月 |
ソフトブレーン㈱の株式譲渡により連結対象から除外 |
2021年6月 |
㈱スカラトゥルーバを設立(2023年6月に清算結了) |
2021年8月 |
㈱readytoworkを子会社化 |
2021年11月 |
㈱ソーシャル・エックスを設立 |
2022年2月 |
㈱エッグを子会社化 |
2022年3月 |
子会社である㈱スポーツストーリーズが㈱ブロンコス20を子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所プライム市場へ市場移行 |
2022年4月 |
日本ペット少額短期保険㈱を子会社化 |
2022年12月 |
SCALA ASIA SGP PTE .LTD.を設立 |
2023年4月 |
子会社である㈱スカラコミュニケーションズと㈱スカラネクストの両社を合併 |
2023年6月 |
㈱コネクトエージェンシーの株式譲渡により連結対象から除外 |
2023年8月 |
ジェイ・フェニックス・リサーチ㈱の株式譲渡により連結対象から除外 |
事業内容
スカラは、幅広い事業セグメントを持つ企業で、IT/AI/IoT/DX事業、カスタマーサポート事業、人材・教育事業、EC事業、保険事業、投資・インキュベーション事業を展開しています。これらの事業を通じて、企業や地方自治体、政府、官公庁のDX推進をサポートする新規サービスの企画やシステム開発、SaaS/ASPサービスの提案から導入支援までを手がけています。また、コールセンター運営に関するカスタマーサポートコンサルティング、新卒採用支援や人材紹介、子育て施設支援やスポーツ教育、プロスポーツチームの運営など、多岐にわたるサービスを提供しています。
EC事業では、対戦型ゲームのトレーディングカード売買を行う「遊々亭」を運営し、保険事業ではペットの少額短期保険「いぬとねこの保険」を提供しています。投資・インキュベーション事業では、M&Aや他企業とのアライアンス推進、新規事業開発や地方創生関連サービスなどを行っており、官民共創サービス「逆プロポ」や共創型M&Aアドバイザリーサービス、ファンクラブサービス「Fanique」など、新たな価値創出に向けた取り組みを進めています。
スカラグループは、これらの事業を通じて、企業と人のコミュニケーションを支援し、社会課題の解決に貢献しています。
経営方針
スカラは、中期経営計画「2024-2026」を通じて、不透明な経営環境下でも成長を続けるための戦略を展開しています。同社は、「人の成長プラットフォーム」としての位置づけを強化し、国内外の民間企業や政府、自治体へのサービス提供を拡大しています。この計画の核となるのは、IT/AI/IoTを中心とした幅広い事業領域のポートフォリオを活用し、社会課題解決型事業に注力することです。同社は、グループ内の連携強化はもちろん、業界のスペシャリストやパートナー企業との有機的な連携を通じて、顧客価値の最大化を目指しています。
スカラは、中長期的な企業価値の向上を目指し、売上収益、営業利益、投下資本利益率(ROIC)、資本コスト(WACC)などのNon-GAAP指標を重視しています。また、人材採用・育成や組織力の強化、M&Aや事業提携による成長、投資と財務の強化など、事業上及び財務上の対処すべき課題にも積極的に取り組んでいます。
具体的な事業領域では、IT/AI/IoT/DX事業における技術開発リソースの確保や技術力の向上、共創による案件の創出に注力しています。カスタマーサポート事業では、AIやITツールを活用した課題解決や、多くのパートナーとの迅速な情報連携を推進しています。人材・教育事業では、オンラインと対面のハイブリッドな採用支援や、女性活躍推進に向けた取り組みを強化しています。
これらの戦略を通じて、スカラは「価値が溢れ出てくる社会」の実現を目指し、社会課題の解決やクライアント企業の課題解決に貢献し、ともに成長することを目標にしています。