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メディアシークJP:4824
沿革
平成12年3月 |
東京都港区麻布台に設立。 |
平成12年7月 |
iモード公式サイト「爆釣チャンネル」を開始。 |
平成12年12月 |
東京証券取引所マザーズ上場。 |
平成14年12月 |
株式会社NHK文化センター「業務管理システム」の開発に協力。 |
平成15年6月 |
モバイル機器組込み型バーコードリーダー・ソフトウェアを開発。 |
平成15年7月 |
子会社「スタートメディアジャパン株式会社」を設立。 |
平成15年12月 |
メディアシーク製2次元バーコードリーダーをau携帯電話に標準搭載開始。 |
平成16年8月 |
カメラ付き携帯電話向け「OCRエンジン」を開発。 |
平成17年2月 |
世界的デザイナー、サイトウマコト氏とau製「PENCK」のデザインを担当。 |
平成17年4月 |
個人情報保護体制を強化。「プライバシーマーク」取得。 |
平成17年8月 |
第三者割当増資引受けにより「株式会社デリバリー(現株式会社デリバリーコンサルティング)」を子会社化。 |
平成18年6月 |
「BREW 2006 Developer Awards」を2年連続受賞。 |
平成19年3月 |
出資先の株式会社ダイヤモンドダイニング(現株式会社DDホールディングス)が、大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット-「ヘラクレス」に株式を上場。 |
平成19年7月 |
「高速同期通信技術」に関する特許を取得。 |
平成20年6月 |
各種スクール事業者向け管理パッケージ「マイクラス」を開発・販売開始。 |
平成21年3月 |
「ボイスQR」が「JAPAN SHOP SYSTEM AWARDS 2009」優秀賞を受賞。 |
平成21年12月 |
iPhone向けQRコードリーダー「QR Look(くるっく)」発売。 |
平成22年11月 |
「高速同期通信技術」に関する米国特許(11/736,485)を取得。 |
平成24年1月 |
新型バーコードリーダー「アイコニット」を開発、無料ダウンロード開始。 |
平成25年4月 |
「ネット選挙」支援サイト「QR選挙.com」開設。 |
平成25年5月 |
「アイコニット」500万ダウンロード達成。 |
平成26年1月 |
舞鶴市で日本初のQRコード付き郵便ポストを使った情報サービス開始。 |
平成26年3月 |
「アイコニット」1,000万ダウンロード達成。 |
平成28年2月 |
「アイコニット」2,000万ダウンロード達成。 |
平成29年9月 |
脳神経科学(ブレインテック)を活用した法人向けソリューションサービスを開始。 |
平成31年2月 |
キャッシュレス決済向け「セキュアQRコードリーダー」提供開始。 |
令和元年5月 |
電子マネーから現金決済まで対応可能な「QRセルフレジ」発売。 |
令和元年7月 |
「アイコニット」3,000万ダウンロード達成。 |
令和元年7月 |
出資先の株式会社Link-Uが東京証券取引所マザーズに株式を上場。 |
令和元年8月 |
子会社「株式会社メディアシークキャピタル」を設立。 |
令和2年2月 |
スポーツ分析プラットフォームを提供するRUN.EDGE株式会社が実施した第三者割当増資を株式会社メディアシークキャピタルを通して引き受け。 |
令和2年10月 |
脳波でトレーニングする法人向けブレインテック・ソリューションパッケージ「ALPHA SWITCH PRO」提供開始。 |
令和2年11月 |
新リモートレッスン向け管理プラットフォーム「マイクラスリモート」提供開始。 |
令和3年1月 |
株式会社デリバリーコンサルティングが連結子会社から持分法適用関連会社へ異動。 |
令和3年7月 |
出資先の株式会社デリバリーコンサルティングが東京証券取引所マザーズに株式を上場。なおこれに伴い、保有していた同社株式の一部を売却したため、同社が持分法適用関連会社から離脱。 |
令和4年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行。 |
令和4年5月 |
QRコード/バーコードリーダーアプリ「アイコニットLite」を全世界に向けて提供開始。 |
令和4年9月 |
医療機器プログラムの受託開発事業を開始。 |
令和5年3月 |
アトラグループ株式会社と接骨院向けヘルステック事業のサービス開発において連携を開始。 |
令和5年5月 |
継続課金対応のクレジットカード決済サービス「エスコレ」の提供を開始。 |
事業内容
メディアシークとそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主に、コーポレートDX、画像解析・AI、ライフスタイルDX、ブレインテック・DTx、ベンチャーインキュベーションの5つのビジネスユニットに分かれており、それぞれ特色あるサービスを提供しています。
コーポレートDX部門では、企業向けのシステムコンサルティング業務を中心に、IT技術やモバイル機器を活用した情報ビジネスを提供しています。顧客企業の事業立ち上げや運営に必要な総合的なサポートを行い、業務システムの設計・開発から導入後の運用支援まで、各種コンサルティングサービスを提供しています。
画像解析・AI部門では、高度な画像解析技術とAIに関連する技術の研究開発に注力しています。スマートフォン向け無料提供アプリ「バーコードリーダー/アイコニット」を中心に、独自ソフトウェアやアプリケーションプラットフォームのライセンス提供を行っており、広告収入やライセンス料が収益の柱です。
ライフスタイルDX部門は、EdTech、FanTech、HealthTech、FinTechの4つのテクノロジーを軸に、ライフスタイルに欠かせないサービスを提供しています。教育事業者向けの独自パッケージソリューション「マイクラス」の提案・導入支援や、恋愛シミュレーションゲーム配信、モバイル端末向け有料コンテンツ配信など、多様なビジネスを展開しています。
ブレインテック・DTx部門は、脳科学とITを組み合わせた新しい事業領域で、ニューロフィードバック技術を活用したモバイルアプリ等のソフトウェアを使った治療を実現するデジタルセラピューティクスの領域で活動しています。特に慢性疼痛やうつ病、認知症などの治療用アプリの自社開発に注力しています。
ベンチャーインキュベーション部門では、有望なスタートアップ企業やベンチャー企業に対するインキュベーションサービスを提供し、投資先の企業に出資を行い、IPO実現まで支援する体制を採っています。
これらの事業を通じて、メディアシークグループは、IT技術の進化を活用し、多様なニーズに応えるサービスを提供し続けています。
経営方針
メディアシークは、その経営理念「善いものを生み出し続ける」のもと、既存のビジネスモデルを安定的に成長させる一方で、新規事業領域への投資を通じて企業の持続的な成長を目指しています。同社は、コーポレートDX、画像解析・AI、ライフスタイルDX、ブレインテック・DTx、ベンチャーインキュベーションの5つのビジネス領域を重点的に展開しており、それぞれの分野でのビジネスモデルの確立と成長を進めています。
コーポレートDXでは、高度なコンサルティング能力と事業ノウハウを活用し、企業向けの総合的なサポートサービスを提供。画像解析・AI領域では、高度な画像認識技術を組み合わせた次世代デバイス対応のIoTツールの開発に注力しています。ライフスタイルDXでは、オンラインプラットフォームを活用したサブスクリプションサービスやオンラインコンテンツの配信を通じてビジネス拡大を図っています。
特に注目されるのは、ブレインテック・DTx領域です。メディアシークは、医療支援サービスやデジタルセラピューティクスの分野で、スマートフォンアプリを活用した治療法の開発に取り組んでいます。これらの活動は、世界的に成長が見込まれるビジネス分野であり、同社の先進的な取り組みが期待されています。
また、ベンチャーインキュベーションでは、有望なスタートアップやベンチャー企業への投資を通じて、キャピタルゲインの獲得を目指しています。これにより、新たなビジネスモデルの創出と事業拡大を図っています。
メディアシークは、これらの戦略を通じて、市場ニーズの変化に柔軟に対応し、新たな事業領域への進出を積極的に進めることで、安定的な収益基盤の確立と持続的な成長を目指しています。