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ドリーム・アーツJP:4811
沿革
1996-12 | 東京都新宿区に株式会社ドリーム・アーツ設立 |
1999-02 | 中小企業向けグループウェア「INSUITE® 99」の販売を開始 |
2000-09 | 中小企業向けグループウェア「INSUITE® 99」の後継製品「INSUITE® One」の販売を開始 |
2001-12 | 業容拡大に伴い広島市中区に開発拠点「広島ラボ」開設 |
2002-07 | 大企業向け情報ポータル「INSUITE® Enterprise」の販売を開始 |
2005-11 | Webデータベース「SmartDB®」の販売を開始 |
2007-08 | 中国におけるソフトウェア開発・品質管理及び将来的な中国市場参入の拠点として中国大連に当社を完全親会社とする「夢創信息(大連)有限公司」を設立 |
2008-01 | チェーンストア向けSaaS「店舗matic®」の販売を開始(株式会社ネクスウェイとの共同事業) |
2010-11 | チェーンストア向けSaaSを「店舗matic®」と自社ブランド「Shopらん®」のダブルブランドで販売開始 |
2012-01 | 株式会社インデックス沖縄の株式を51%取得し子会社化のうえ、名称を「株式会社ドリーム・アーツ沖縄」に変更 業容拡大に伴い本社を恵比寿ガーデンプレイスタワーに移転 |
2014-05 | 沖縄県石垣市に24時間365日稼働のクラウド監視センターを設立 |
2014-10 | 「SmartDB®」のAPIを公開し多様なアプリケーションの開発基盤としての展開を開始 |
2016-12 | 業容拡大に伴い広島オフィスを移転・拡張し、東京と広島の2本社体制を開始 |
2017-09 | 「INSUITE®」および「SmartDB®」をクラウド基盤上で提供するDCS(DreamArts Cloud Service)の販売を開始 |
2018-12 | 大企業におけるクラウド利用の進展を受け、SaaSベンダーへのビジネスモデル変革のために新規顧客へのパッケージソフトウェア販売を停止 |
2019-08 | マイクロソフトジャパン・パートナーオブザイヤー2019「Retail アワード」受賞 |
2019-11 | DCS(DreamArts Cloud Sevice)を対象としてISMSクラウドセキュリティ認証を取得 |
2020-08 | マイクロソフトジャパン・パートナーオブザイヤー2020「Social Responsibility アワード」受賞 |
2020-11 | 「INSUITE® Enterprise」の後継プロダクト「InsuiteX®」の販売を開始 |
2021-07 | 複数回にわたる株式追加取得で100%子会社となった株式会社ドリーム・アーツ沖縄を吸収合併 |
2021-11 | 「SmartDB®」にダイナミックブランチ機能(特許出願中)を実装 |
2023-10 | 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 |
2023-12 | 米国Fortanix社と技術提携し、BYOK(注)を実現するクラウドセキュリティソリューションの提供を開始 |
事業内容
ドリーム・アーツは、自社および連結子会社1社で構成される企業グループであり、大企業向けのSaaSプロダクトの提供を主な事業としています。同社の提供するサービスには、ノーコード開発ツール「SmartDB®」、社内ポータル構築ツール「InsuiteX®」、チェーンストア向け情報共有ツール「Shopらん®」があります。また、特定顧客向けには、開発運用一体型クラウドサービス「DCR(DX Custom Resolution)」を提供しています。連結子会社である夢創信息(大連)有限公司は、これら製品の開発・テスト・サポート業務を行っています。
ドリーム・アーツの事業は、「クラウド事業」「オンプレミス事業」「プロフェッショナルサービス事業」の3つのセグメントに分かれています。クラウド事業では、月額利用料形式でSaaSを提供し、オンプレミス事業では、パッケージソフトウェアのライセンス料として収益を得ています。プロフェッショナルサービス事業では、システム開発・改修、導入支援などの労働集約型業務を提供しています。
「SmartDB®」は、プログラミング不要で業務アプリケーションを開発できるツールであり、大企業のデジタル化を支援しています。「InsuiteX®」は、企業内の情報を集約・発信・共有するための社内ポータル構築ツールです。「Shopらん®」は、チェーンストアの店舗運営を支援する情報共有ツールであり、本部と店舗間の情報伝達を効率化します。DCRサービスは、企業固有の戦略要件に基づくシステム開発と運用を一体で提供するサービスです。
これらのサービスを通じて、ドリーム・アーツは企業の生産性向上、創造的な働き方の実現、そして社会の発展に貢献しています。
経営方針
ドリーム・アーツは、大企業向けのSaaSプロダクトを提供することを主な事業としており、その成長戦略は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進と、企業の生産性向上に貢献することに焦点を当てています。同社は、ノーコード開発ツール「SmartDB®」をはじめとする複数の製品・サービスを展開し、これらを通じて顧客基盤の拡大を目指しています。特に「SmartDB®」は、プログラミング不要で業務アプリケーションを開発できるツールとして、大企業のデジタル化を支援しており、同社の主力製品および成長ドライバーと位置付けられています。
ドリーム・アーツの事業は、「クラウド事業」「オンプレミス事業」「プロフェッショナルサービス事業」の3つのセグメントに分かれており、それぞれのセグメントで異なる収益モデルを採用しています。クラウド事業では、月額利用料形式でSaaSを提供し、オンプレミス事業では、パッケージソフトウェアのライセンス料として収益を得ています。プロフェッショナルサービス事業では、システム開発・改修、導入支援などの労働集約型業務を提供しています。
同社は、顧客との関係性を深め、経営改革・業務改革における「協創パートナー」としての地位確立を目指しています。また、製品間の機能的な連携を高める社内プロジェクト「スクラム作戦」を開始し、SaaSプロダクト間のユーザー管理・権限設定の共有化や、APIを介したデータ連携の高度化に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、社内ポータル構築ツール「InsuiteX®」、チェーンストア特化型情報共有ツール「Shopらん®」、特定顧客向け開発運用一体型クラウドサービス「DCR(DX Custom Resolution)」の追加導入を図り、顧客の生産性向上や「協創」環境の創造に貢献しながら、収益の拡大を追求しています。