ドリーム・アーツ (4811) 株価

時価総額
¥90.5億
PER
14倍
大企業向けSaaSの有力企業。ノーコード開発ツール「SmartDB」や社内ポータル構築ツール「InsuiteX」、チェーンストア向け情報共有ツール「Shopらん」を展開。24年9月にマザーズ上場。日本国内中心にアジア展開も視野。

株価・出来高の推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

事業内容

ドリーム・アーツは、大企業の業務効率化を支援するクラウド型システム開発ツールを提供している企業です。主力製品の「SmartDB」は、プログラミング不要で業務アプリケーションを開発できるノーコード開発ツールとして、経費精算や稟議申請などの社内業務システムを現場部門が自ら構築できる環境を提供しています。また、企業ポータル構築ツール「InsuiteX」やチェーンストア向け情報共有ツール「Shopらん」も展開しています。

同社の主要顧客は大企業であり、製造業、小売業、建設業など幅広い業界にサービスを提供しています。収益構造は、月額利用料によるストック収益を中心とし、クラウド事業が売上の大部分を占めています。従来のパッケージソフトウェア事業(オンプレミス事業)からの移行促進も進めており、安定的な収益基盤を構築しています。

事業セグメントは「クラウド事業」「オンプレミス事業」「プロフェッショナルサービス事業」の3つに区分されます。クラウド事業では、業界を問わず利用されるホリゾンタル型サービスと特定業界向けのバーティカル型サービス、さらに個別企業のニーズに応じたカスタム開発サービスを提供しています。プロフェッショナルサービス事業では、システム導入支援やコンサルティングを通じて、顧客の業務デジタル化を包括的に支援しています。

経営方針

ドリーム・アーツは、従業員1,000名以上の大企業をターゲットに「デジタルの民主化」を基本戦略として掲げ、IT人材不足の解消と業務デジタル化の内製化を推進しています。同社は2025年12月期に売上高56.5億円を目指しており、主力製品「SmartDB」を軸とした成長戦略を展開しています。クラウド事業の売上比率は79.0%に達し、安定的なストック収益モデルを確立しています。

重点投資分野としては、5つの重要成功要因に注力しています。MCSA(Mission Critical System Aid)では、ERPなど基幹システム周辺での「SmartDB」活用を拡大し、従来外部委託していた複雑業務の内製化を支援しています。グローバル・コネクトでは、多言語対応やGDPR準拠機能により日本企業の海外展開を支援し、PLG(Product-led Growth)戦略では段階的な利用拡張により顧客生涯価値の最大化を図っています。

新市場開拓では、国内約3,700社の大企業市場を「BD(ビッグ・ドーナツ)市場」と定義し、ERPを取り囲む現場部門向けシステム領域での圧倒的なシェア獲得を目指しています。EC2(External Capability & Capacity)戦略により、認定資格制度の普及やパートナー企業との連携強化を通じて、市民開発者の育成と支援体制の拡充を進めています。また、「スクラム作戦」により製品間連携を強化し、顧客の多面的なニーズに対応可能なプラットフォームを構築しています。

技術革新への取り組みでは、DAPA(DreamArts Practical AI)構想により生成AIを業務プロセスに自然に組み込む実用的なAI活用を推進しています。同社は完全な自律性ではなく、人の判断を前提としたチェック・補助・提案を行うパートナーとしてAIを位置付けており、「SmartDB」に蓄積されたデータと業務フローを基盤として、入力補助や法規制チェックなどの実務支援機能を開発しています。これにより、AI専門知識がなくても現場部門がAI活用を継続的に設計・改善できる環境を提供し、業務効率化と品質向上の両立を実現しています。

AIチャット