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ガーラJP:4777
沿革
1993年9月 |
当社設立(資本金1,000万円) |
1994年10月 |
デジタル事業に進出 |
1995年7月 |
CD-ROM出版事業を開始 |
9月 |
インターネット事業に進出、ウェブサイト制作事業を開始 |
1996年5月 |
全日本プロレス公式サイト開始 |
8月 |
日本初の学生向け会員制コミュニティサイト「キャンパスネット」開始 |
1997年3月 |
ゲームのコミュニティサイト「ゲームネクスト」開始 |
1998年7月 |
「キャンパスネット」「ゲームネクスト」を統合したコミュニティサイト「ガーラフレンド」開始 |
1999年7月 |
掲示板への書き込みを事前にフィルタリングする「サイバーコップス」に関する特許を取得 |
2000年1月 |
「インフォ@メール」、「サイバーコップス」、「e-マイニング」サービス開始 |
2月 |
システム開発を行う㈱アール・アイ・エスの全株式を譲受け100%子会社化。さらに㈱ガーラウェブに商号変更 |
8月 |
大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場(現:東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場(資本金6億650万円) |
12月 |
合弁会社GALA KOREA,INC.を設立し、同時自動翻訳機能付き日韓共同コミュニティ「Chin-gu」を開設 |
2001年10月 |
合弁会社GALA KOREA,INC.を解散 |
11月 |
マーケティングリサーチサービス「バイラルリサーチサービス」開始 |
2002年5月 |
「ワーズナビ」に関する特許を取得 |
7月 |
「インフォ@メール」を事業譲渡 |
2004年5月 |
情報クリッピングサービス「NET iScope」事業を事業譲受 米国にGala-Net Inc.を設立 |
2005年10月 |
㈱電通と共同し「電通バズリサーチ」サービス開始 |
11月 |
Gala-Net Inc.にて北米向けオンラインゲームポータル事業開始 |
2006年1月 |
オンラインゲームの開発を行うAeonsoft Inc.(韓国)の全株式を譲受100%子会社化 |
10月 |
日本向けオンラインゲームポータル事業開始 Gala-Net Inc.がアイルランドにGala Networks Europe Ltd.を設立 |
12月 |
オンラインゲームの開発を行うnFlavor Corp.(韓国)の一部株式を譲受け子会社化 Gala Networks Europe Ltd.にて欧州向けオンラインゲームポータル事業開始 |
2007年4月 |
㈱ガーラモバイルを設立 |
9月 |
㈱ガーラモバイルにて携帯電話向けオンラインゲームポータル事業開始 |
12月 |
㈱ガーラバズを設立 |
2008年2月 |
㈱ベクター(現:㈱ベクターホールディングス)と業務・資本提携 |
3月 |
㈱ガーラバズが「電通バズリサーチ」を事業譲渡 |
7月 |
㈱ガーラモバイルから㈱ガーラジャパンに商号変更 純粋持株会社体制へ移行 |
2010年4月 |
nFlavor Corp.の全株式を譲受け100%子会社化 |
5月 |
Aeonsoft Inc.及びnFlavor Corp.が共同で韓国向けオンラインゲームポータル事業開始 |
6月 |
Aeonsoft Inc.とnFlavor Corp.が合併 Gala-Net Inc.がブラジルにGala-Net Brazil Ltd.を設立 |
7月 |
Aeonsoft Inc.からGala Lab Corp.に商号変更 |
10月 |
Gala Networks Europe Ltd.の韓国事業所を設置 |
2011年6月 |
事業持株会社体制へ移行 |
8月 |
Gala Networks Europe Ltd.の韓国事業所を当社が譲受 |
2012年4月 |
㈱ガーラポケットを設立 |
5月 |
㈱ガーラバズの全株式を譲渡 |
6月 |
㈱ガーラポケットにてスマートフォン、タブレットPC向けアプリ事業開始 |
10月 |
米国にGala Innovative Inc.を設立 |
2013年2月 |
Gala-Net Inc.全株式を譲渡 (これに伴い、Gala Networks Europe Ltd.及びGala-Net Brazil Ltd.を連結から除外) |
8月 |
韓国事業所の事業をGala Lab Corp.へ移管し、韓国事業所を廃止 |
2014年10月 |
韓国にGala Connect Inc.を設立 |
2015年4月 |
㈱ガーラジャパンと㈱ガーラポケットが合併 |
㈱ガーラウェブの全株式を譲渡 |
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2015年9月 |
韓国にGala Mix Inc.を設立 |
2019年5月 |
Megazone Cloud Corporationと資本・業務提携 GPM Co.,Ltd.と業務提携 |
2020年2月 |
Gala Connect Inc.を清算 |
2021年4月 |
㈱ツリーフルを第三者割当増資引受けにより子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
2022年5月 |
Megazone Cloud Corporationが当社のその他の関係会社となる |
2023年9月 |
ROAD101 Co., Ltd.を第三者割当増資引受けにより子会社化 |
2023年11月 |
カンボジアにTREEFUL (CAMBODIA) Co., Ltd.を設立 |
事業内容
ガーラは、インターネットを利用した情報交換機能を持つコミュニティ関連サービスを主軸に据えた事業を展開しています。同社グループは、オンラインゲームやHTML5ゲームの開発・運営、スマートフォンやタブレットPC向けアプリの開発・運営を行っており、これらのサービスを一般消費者に提供しています。また、新規事業としてクラウド関連事業、ツリーハウスリゾート事業、ブロックチェーン関連事業、VFX事業などを手掛けています。
具体的には、ガーラは事業持株会社として機能し、スマートフォンアプリ事業やクラウド関連事業を展開しています。クラウド関連事業では、韓国のMegazone社グループの日本展開をサポートしています。連結子会社のガーラジャパンはオンラインゲーム事業とクラウド関連事業を、Gala Lab Corp.はオンラインゲーム、スマートフォンアプリ、HTML5ゲーム、ブロックチェーン関連事業を展開しており、特にMeta Campus事業ではメタバースプラットフォームを通じた仮想キャンパスの開発・提供を行っています。
また、㈱ツリーフルとTREEFUL (CAMBODIA) Co., Ltd.はツリーハウスリゾート事業を手掛け、日本とカンボジアでの事業展開を進めています。一方で、Gala Innovative Inc.は事業活動を休止しており、ROAD101 Co., Ltd.はVFX技術を用いた映画・CMコンテンツ制作、DI事業、広告代理店事業を行っています。
これらの事業展開を通じて、ガーラは多岐にわたるデジタルコンテンツの開発・提供を行い、新たな市場への進出を図っています。
経営方針
ガーラは、「世界No.1のグローバル・オンライン・コミュニティ・カンパニー」を目指し、継続的な収益拡大を目標に掲げています。同社は、オンラインゲーム事業とスマートフォンアプリ事業を中心に、グローバルなビジネス展開を推進しており、世界規模のビジネスネットワーク構築に取り組んでいます。特に、NFTゲーム/ブロックチェーンゲームを経営戦略上の主力事業と位置付け、既存のゲームタイトルをNFTゲーム/ブロックチェーンゲーム化することにより、収益化を目指しています。
さらに、新たな収益獲得基盤の確立を目指し、クラウド関連事業、ツリーハウスリゾート事業、ブロックチェーン関連事業、VFX事業などの新規事業にも注力しています。これらの事業展開を通じて、ガーラは多岐にわたるデジタルコンテンツの開発・提供を行い、新たな市場への進出を図っています。
ガーラは、オンラインゲーム市場及びスマートフォンゲーム市場の動向を分析し、新型コロナウイルスの影響が落ち着き、2024年以降は市場が再び成長軌道に戻ると予測しています。競合他社との競争優位性として、自社開発したMMORPGの2大タイトル「Flyff」と「Rappelz」の顧客基盤、世界各国への配信ネットワーク、多言語対応の開発力・サポート力を挙げています。
経営上の目標として、売上高の拡大による企業の成長及び収益基盤の確立を最重要課題と認識し、継続的・安定的な利益確保体制の確立を目指しています。これらの戦略を通じて、ガーラはグローバル市場での競争力を高め、持続可能な成長を目指しています。