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ガーラ (4777) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
ガーラは、インターネット上でのコミュニティサービスを軸とした多角的なデジタルエンターテインメント企業です。同社の主力事業は、大規模多人数参加型オンラインゲームの開発・運営、スマートフォン向けアプリの企画・運営となっています。日本と韓国を中心に事業を展開し、近年はメタバース関連事業にも注力しています。
同社の顧客は主に一般消費者で、ゲームアプリの課金収入やライセンス料が収益の柱となっています。韓国子会社では自社開発ゲームのライセンスを各国の配信会社に供給する事業も手がけており、知的財産を活用した収益モデルも構築しています。また、大学などの教育機関向けにメタバース空間を提供する新たな収益源も育成中です。
同社グループの事業は、ゲーム関連事業、クラウド関連事業、ツリーハウスリゾート事業、映像制作事業の4つに大別できます。ゲーム事業では韓国子会社がオンラインゲームやスマートフォンアプリの開発を担当し、日本の子会社が運営を行う分業体制を敷いています。その他、韓国企業のクラウド事業の日本展開支援や、ユニークな宿泊体験を提供するツリーハウスリゾートなど、多様な事業ポートフォリオを持つのが特徴です。
経営方針
ガーラは、NFTゲームとブロックチェーン技術を活用したゲーム事業の拡大を経営戦略の中核に据えています。同社は営業利益の計上を最重要目標として掲げ、継続的・安定的な利益確保体制の確立を目指しています。主力の「Flyff」と「Rappelz」という2大タイトルを順次NFTゲーム化することで、ユーザーがゲーム内アイテムを暗号資産として売買できる新たな収益モデルの構築に注力しています。
同社の差別化戦略は、世界5,000万ダウンロードの実績を持つMMORPGタイトルの顧客基盤と、グローバル配信ネットワークの活用にあります。北米・欧州・アジア・オセアニア・中東など世界20ヶ国以上への展開実績を背景に、多言語対応の開発・サポート体制を構築しています。HTML5ゲーム「Flyff Universe」では、2025年10月に中国での正式配信認可を取得し、グローバル展開を加速させています。
新市場開拓では、VFX事業の構造改革とショートドラマ事業への転換、メタバース教育プラットフォーム「Meta Campus」の拡充に取り組んでいます。同社は韓国のMegazone社グループとの業務提携によるクラウド事業の日本展開支援や、「ラグナロク ユニバース」などの強力IPを活用したHTML5ゲーム開発にも着手し、収益源の多様化を図っています。
技術革新への取り組みでは、ブロックチェーン技術とHTML5ゲーム技術の融合を推進しています。ダウンロード不要でPC・スマートフォン両対応のHTML5ゲームプラットフォームの開発に加え、NFTによるゲーム内資産の所有権確立と流通システムの構築を進めています。ただし、暗号資産に関する法規制への対応により、一部NFTゲームのサービス開始は延期されており、同社は規制動向を慎重に見極めながら事業推進を図っています。