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SBIグローバルアセットマネジメントJP:4765
沿革
1998-03 | 金融情報に関する雑誌、新聞、報告書並びにディスク及びシーディーロム等のソフトウエアの設計、開発、制作、販売及び輸出入並びにインターネット・ホームページ等を利用した金融情報提供サービスを目的として、東京都中央区日本橋箱崎町に設立(資本金10,000千円)。 |
1998-12 | インターネット・ホームページ http://www.morningstar.co.jp を開設。 |
2000-06 | 大阪証券取引所(現 株式会社大阪取引所)のナスダック・ジャパン市場(東京証券取引所JASDAQ市場)に上場する。 |
2001-05 | 投資助言、コンサルティング分野の展開を図るため、100%出資による「モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社」を設立し、連結子会社とする。 |
2001-11 | ホームページの運営企業に対してウェブサイトの比較評価情報やアドバイスの提供を行っている「ゴメス株式会社」を連結子会社とする。 |
2002-09 | 労働組合などの加入者を対象としたライフプランニングセミナーなどを展開している「イー・アドバイザー株式会社」の株式を取得し、発行済株式総数の100%を保有する連結子会社とする。 |
2003-03 | 本店を東京都港区六本木に移転 |
2003-11 | ソフトバンク・ファイナンス株式会社に対し、4,300株の第三者割当増資を実施する。 |
2004-07 | ソフトバンク・ファイナンス株式会社が保有する当社株式全てをソフトバンク・インベストメント株式会社に譲渡し、ソフトバンク・インベストメント株式会社が当社の親会社並びに主要株主となる。 |
2004-09 | 株式交換によりイー・アドバイザー株式会社の全株式をゴメス株式会社に譲渡し、ゴメス株式会社の株式を追加取得する。その結果、ゴメス株式会社への出資比率が96.4%となる。 |
2005-04 | 株式会社株式新聞社が実施した第三者割当増資につき、その全額を引受け同社を関連会社とする。 |
2005-07 | ソフトバンク・インベストメント株式会社が商号をSBIホールディングス株式会社に変更し、当社の親会社がSBIホールディングス株式会社となる。ゴメス株式会社が、商号をゴメス・コンサルティング株式会社に変更する。 |
2005-10 | イー・アドバイザー株式会社の全株式をゴメス・コンサルティング株式会社より取得し、イー・アドバイザー株式会社を当社直接の100%出資子会社とする。 |
2005-12 | イー・アドバイザー株式会社と合併する。 |
2006-08 | ゴメス・コンサルティング株式会社が大阪証券取引所・ヘラクレス市場(東京証券取引所 JASDAQ市場)へ新規上場する。 |
2006-12 | エージェント・オール株式会社(現SBIマーケティング株式会社)へ出資し、子会社とする。 |
2007-04 | 株式会社株式新聞社が実施した第三者割当増資につき、その全額を引受け同社を連結子会社とする。 |
2007-11 | モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社の100%出資により「MS Investment Services」(イギリス領ケイマン諸島)を設立し、連結子会社とする。 |
2008-04 | 株式会社株式新聞社と合併する。SBIマーケティング株式会社の株式の全てを親会社であるSBIホールディングス株式会社に譲渡する。 |
2011-04 | ゴメス・コンサルティング株式会社が上場を廃止する。ゴメス・コンサルティング株式会社と株式交換を行い、完全子会社とする。 |
2011-07 | ゴメス・コンサルティング株式会社と合併する。 |
2011-10 | イー・アドバイザー株式会社を、当社直接の100%出資で設立する。 |
2012-01 | イー・アドバイザー株式会社が、SBIホールディングス株式会社より、吸収分割によりマネールック事業を承継する。 |
2012-10 | SBIサーチナ株式会社およびSBIアセットマネジメント株式会社の株式を取得し、各々の子会社を含め4社を連結子会社とする。 |
2012-12 | MS Investment Servicesを清算する。 |
2013-07 | 普通株式1株を300株に分割し、1単元100株の単元株制度を導入する。証券市場の統合により、上場市場が東京証券取引所 JASDAQ市場となる。 |
2014-09 | SBIサーチナ株式会社と合併する。 |
2014-10 | PT.Bina Investama Infonet に出資(49%) |
2015-12 | SBIグローバルアセットマネジメント株式会社が親会社及び主要株主である筆頭株主となる |
2017-03 | MSクレジットリサーチ株式会社を、当社直接の100%出資で設立する。イー・アドバイザー株式会社が、会社分割によりマネールック事業を譲渡する |
2019-02 | 米国の資産運用会社Carret Asset Management LLC の持株会社であるCarret Holdings, Inc.の株式を取得し、2社を子会社にする。 |
2019-03 | FIGS Inc. Japan 合同会社の持分の100%を取得し、子会社とする。 |
2019-04 | SBIオルタナティブ・インベストメンツ株式会社を子会社化 |
2019-06 | SBI Fund Management Company S.A.を清算 |
2019-07 | FIGS Inc. Japan 合同会社を株式会社化 |
2019-09 | SBIアセットマネジメント・グループ株式会社を設立 |
2019-10 | Figs Inc Japan株式会社を存続会社として、MSクレジットリサーチ株式会社、イー・アドバイザー株式会社の3社が合併、Figs Inc Japan株式会社をイー・アドバイザー株式会社に商号変更 |
2019-12 | SBIアセットマネジメント株式会社、モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社、SBIオルタナティブ・インベストメンツ株式会社、Carret Holdings Inc. Carret Asset Management LLC. の株式をSBIアセットマネジメント・グループ株式会社に移動し、SBIアセットマネジメント・グループ株式会社をアセットマネジメント事業の中間持株会社とする。SBIアセットマネジメント・グループ株式会社が、SBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社、SBI地方創生アセットマネジメント株式会社の株式を取得し、2社を子会社化 |
2021-03 | 日刊「株式新聞」をデジタル版へ完全移行(紙媒体:株式新聞の休刊) |
2021-04 | 会社分割により、株式新聞事業およびサーチナ事業を子会社イー・アドバイザー株式会社に承継 |
2021-05 | SBIアセットマネジメント株式会社とSBIオルタナティブ・インベストメンツ株式会社が合併PT.Bina Investama Infonetに係る合弁を解消し、同社は関係会社ではなくなる |
2021-07 | ゴメス・コンサルティング事業を会社分割により株式会社ブロードバンドセキュリティへ譲渡 |
2021-12 | SBIオルタナティブ・ファンド合同会社を設立 |
2022-01 | SBIアセットマネジメント株式会社に、当社が追加出資をし、議決権の36.2%を直接保有する。SBIアセットマネジメント・グループ株式会社保有分と合わせ、100%保有 |
2022-03 | Carret Holdings, Inc.の株式の33%を当社が追加取得し、同社及びCarret Asset Management LLCを100%子会社とする。 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2022-08 | SBIアセットマネジメント株式会社 が、SBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社 および SBI地方創生アセットマネジメント株式会社 を吸収合併 |
2022-10 | アセットマネジメント事業の中間持株子会社SBIアセットマネジメント・グループ株式会社を吸収合併新生インベストメント・マネジメント株式会社の全株式を取得し、子会社化 |
2023-01 | (対価80億円で)モーニングスター・インクとライセンス契約を終了する契約を締結 |
2023-03 | 親会社SBIグローバルアセットマネジメント株式会社による株式公開買付の決済(Morningstar incがその他の関係会社でなくなる)親会社SBIグローバルアセットマネジメント株式会社がSBIアセットマネジメントグループ株式会社に商号を変更「モーニングスター」ブランドをモーニングスター・インクに返還商号をSBIグローバルアセットマネジメント株式会社に変更(新コーポレートサイトを https://www.sbiglobalam.co.jp/ に変更)ファイナンシャルサービス事業をモーニングスター ・アセット・マネジメント株式会社に吸収分割で承継モーニングスター ・アセット・マネジメント株式会社がイーアドバイザー株式会社を吸収合併モーニングスター ・アセット・マネジメント株式会社がウエルスアドバイザー株式会社に商号を変更 |
2023-04 | SBIアセットマネジメント株式会社が新生インベストメント・マネジメント株式会社を吸収合併 |
事業内容
SBIグローバルアセットマネジメントは、主に二つの事業セグメントを展開しています。第一に、アセットマネジメント事業があります。このセグメントでは、金融商品取引法に基づき、投資信託の設定、募集、運用などの投資運用サービスを提供しています。具体的には、公募追加型株式投資信託や私募の債券型投資信託を中心に、投資信託の運用、ファンド・オブ・ファンズへの投資助言サービス、確定拠出年金関連のコンサルティングなどを手がけています。
第二のセグメントは、ファイナンシャル・サービス事業です。この事業では、金融やウェブサイトなどの情報を収集し、それらの情報を比較・分析・評価・加工して顧客に提供するサービスを展開しています。サービス内容としては、「株式新聞」WEB版の提供、株価・企業情報の配信、ファンド分析レポート、国内外の株式レポート、金融機関やメディアへのカスタムファンドデータの提供、ファンドのアワード選定・発表、投資信託比較分析ツールの提供、企業や個人向けの確定拠出年金関連アドバイス、WEBコンテンツの企画・運営、金融商品販売機関の広告に関するコンサルティング、マーケティング・コンサルティング、広告代理店業務、セミナーの実施など、多岐にわたります。
これらの事業を通じて、SBIグローバルアセットマネジメントは、投資家や企業に対して、幅広い金融サービスを提供しています。
経営方針
SBIグローバルアセットマネジメントは、投資家の資産形成を支援することを事業目的とし、その達成のために二つの主要な事業セグメントを展開しています。一つは、アセットマネジメント事業であり、公募追加型株式投資信託や私募の債券型投資信託の運用などを通じて、投資家に対して望ましい投資信託を提供しています。もう一つは、ファイナンシャル・サービス事業で、金融情報の比較・分析・評価・加工サービスを提供し、投資家の資産形成に役立つ情報を提供しています。
同社は、中立・客観的な立場から豊富で偏りのない金融情報を提供することを重視しており、これを通じて投資家の資産形成に貢献しています。また、政府の「貯蓄から資産形成」への方針に適合し、国民の資産形成を支援する制度(NISA、つみたてNISA、iDeCoなど)の創設に対応しています。
経営戦略としては、信用力・ブランド力の向上、提供情報・商品の発展・拡充、投資家本位の投資信託の提供、情報提供チャネル・販売チャネルの開拓、フィデューシャリー・デューティーへの適格な対応を掲げています。これらを通じて、中長期的な事業運営を行っていく所存です。
具体的な施策としては、ブランディング、評価情報の中立性および信頼性の更なる向上、フィデューシャリー・デューティーへの対応、提供情報の拡大および情報環境の変化に迅速かつ適切に対応できる体制の構築、アセットマネジメント事業の強化などに重点を置いています。これらの施策を通じて、同社は金融情報の社会的ブランドを確立し、投資家の資産形成に貢献することで、業績の向上を図っています。