トスネットJP:4754株価

時価総額
¥76.2億
PER
9.9倍
連結子会社16社体制の警備・ビルメンテナンス事業の大手。交通誘導警備や大規模雑踏、列車見張り、清掃や仮設電源提供を展開。メーリングサービス事業を2025年7月1日に譲渡、事業再編の実施。宮城県公安委員会認定(第5号)を有し、全国展開。

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事業内容

トスネットは警備業を中核に、交通誘導を中心とした各種の警備サービスや施設管理、イベント向けの仮設電源供給などを手掛ける企業です。同社は交通誘導警備を主力業務とし、大規模な雑踏(イベント)警備や列車見張り警備にも注力しています。

主要な顧客は建設現場や工事現場、ショッピングセンターやイベント主催者、鉄道事業者、オフィスや工場の管理者、テレビ局などで、契約に基づく常駐・巡回の業務やイベントごとのスポット契約で収益を得ています。同社の収益は現場に人員を配置するサービス収入が中心で、継続的な業務とスポット案件の両方で構成されています。

事業は大きく警備事業、ビルメンテナンス事業、電源供給事業の三つに分かれており、警備事業の中では交通誘導、施設警備、列車見張りといったラインが主力です。なお、メーリングサービス事業は保有していた子会社を2025年7月1日付で売却し、同日から連結事業の範囲外としています。

経営方針

同社は中期経営計画「VISION for 50」の後期(2024年9月期~2026年9月期)を重要期間と位置づけ、主力の警備事業をさらに拡大しつつ収益基盤の強化を目指しています。連結業績の目標値としては2026年9月期に売上高12,260百万円、営業利益880百万円、営業利益率7.18%、経常利益990百万円を掲げており、直近の2025年9月期はこれらの目標を上回る実績を出しています。高付加価値の受注を増やすことで売上総利益率の向上を図り、同時にコスト管理を徹底して安定した利益体質への転換を図る方針です。

重点投資分野は人材と高付加価値営業で、同社は警備員の資質向上を目指しています。具体的には教育・研修の強化や資格取得の促進を進め、全警備職員の8割を有資格者とする体制を目標に掲げています。加えて、物価上昇や人件費高騰に対しては得意先との継続的な受注単価交渉を行い、採用面ではハローワークや学校訪問、適切な求人媒体の活用を通じた積極的な募集活動を続けるとしています。

事業拡大の方針としては企業買収(M&A)やエリア戦略での拠点拡大を通じて規模拡大を図っています。グループ内で相乗効果が期待できる案件には機敏に対応し、交通誘導や施設警備を中心に、空白地域への拠点展開や当社オリジナルのロードスタッフ業務の研修充実・販売体制拡大に取り組んでいます。また、子会社ごとに得意分野(列車見張りや大型イベント警備、店内保安、ビルメンテナンスなど)に注力させ、グループのシナジーで新たな受注機会を創出する計画です。

技術革新についてはグループ全体のデジタル化を推進し、業務効率と生産性の向上を図る方針です。具体的には警備業務システム、人事給与システム、会計システムの新システムをまずグループ17社中8社で本稼働させており、将来的に全社へ展開していく計画です。これにより現場の配置や勤怠管理、経理処理の効率化を進め、高付加価値のソリューション提案に必要なデータ活用や営業力強化につなげていくことを目指しています。