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早稲田アカデミーJP:4718
沿革
1974年11月 |
大鵬機械株式会社設立。 |
1975年7月 |
当社創業者須野田誠が、東京都杉並区阿佐谷南にて小中学生対象の学習指導サークルを開始。 |
1976年3月 |
名称を「早稲田大学院生塾」とし、本格的に学習塾として発足。 |
1979年7月 |
大鵬機械株式会社に営業譲渡し、名称を「株式会社早稲田大学院生塾」に変更、株式会社として本格的に事業展開を開始。本社を東京都杉並区成田東に移転。 |
1985年12月 |
「株式会社早稲田アカデミー」に商号変更。 |
1986年1月 |
本社を東京都杉並区高円寺南に移転。 |
1988年3月 |
「早稲田日本語学校」を東京都杉並区高円寺南に開設。 「日本語ブックセンター創学社」を東京都杉並区高円寺南に開店。 |
1989年1月 |
本社を東京都豊島区池袋に移転。 |
1989年1月 |
「ラウンジ・アカデミー」を東京都豊島区池袋に開店。 |
1989年2月 |
株式会社四谷大塚と準拠塾契約締結。 |
1990年2月 |
「上福岡校」を埼玉県上福岡市(現 ふじみ野市)上福岡に開校し、埼玉県への進出を開始。 |
1992年2月 |
株式会社ビック教育研究会よりVIC LANGUAGE CENTRE PTE LTDを買収し、シンガポールにて営業開始。 |
1995年3月 |
「早稲田日本語学校」及び「ラウンジ・アカデミー」を閉鎖。 |
1995年4月 |
「シンガポール校」を設立し、VIC LANGUAGE CENTRE PTE LTD(1997年8月清算結了)の営業を引継ぐ。 |
1995年12月 |
「日本語ブックセンター創学社」を閉鎖。 |
1996年3月 |
「サクセス18高円寺校」を高円寺校より分離開校、大学受験特化校舎を設置。 |
1996年11月 |
有限会社国立教育研究所より営業を譲り受け、「国立校(国研)」を東京都国立市中に開校。 |
1997年3月 |
東京システム株式会社(100%出資子会社)を設立。 |
1997年9月 |
株式会社四谷大塚と提携塾契約締結。 |
1998年7月 |
「宮崎台校」を神奈川県川崎市宮前区宮崎に開校し、神奈川県への進出を開始。 |
1999年2月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1999年3月 |
「シンガポール校」を営業譲渡し、閉鎖。 |
2001年3月 |
「MYSTA池尻大橋教室」「MYSTA戸田公園教室」を開校し、個別指導分野への進出を開始。 |
2001年4月 |
株式会社秀文社と企業提携を行い、同社株式を取得。 |
2002年2月 |
難関中学・高校受験特化ブランド「ExiV(エクシブ)」を新たに開設。 |
2003年3月 |
「松戸校」を千葉県松戸市本町に開校し、千葉県への進出を開始。 |
2004年12月 2005年4月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 社会人対象の研修事業リーダー育成合宿「W-ExPerT(ダブルエキスパート)」を開始。 |
2006年5月 |
東京システム株式会社(100%出資子会社)を解散。 |
2007年1月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
2007年2月 |
ジャスダック証券取引所への上場廃止。 |
2007年3月 2007年3月 |
「つくば校」を茨城県つくば市竹園に開校し、茨城県への進出を開始。 株式会社秀文社の株式を売却し、関連会社から除外。 |
2007年4月 |
教員・教員志望者対象の研修事業「教師力養成塾」を開始。 |
2007年5月 2007年7月 2010年2月 2010年8月 2010年9月 2011年4月 |
株式会社野田学園の株式を取得し、完全子会社化(現:連結子会社)。 株式会社ビーケアの株式を取得し、子会社化。 株式会社ビーケアの全株式を譲渡し、連結子会社から除外。 株式会社明光ネットワークジャパンと業務提携契約締結。 株式会社明光ネットワークジャパンと資本提携契約締結。 「早稲田アカデミー個別進学館 御茶ノ水校」を東京都千代田区に開校。株式会社明光ネットワークジャパンと共同開発を行う難関校受験対応型個別指導塾の直営校展開を開始。 |
2012年12月 2015年8月 2017年6月 2018年1月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。 株式会社アカデミー(現:株式会社水戸アカデミー)の株式を取得し、完全子会社化(現:連結子会社)。 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行。 株式会社集学舎、有限会社クオード・エンタープライズの株式を取得し完全子会社化(現:連結子会社)。 |
2018年4月 |
株式会社集学舎を存続会社、有限会社クオード・エンタープライズを消滅会社とする吸収合併を実施。 |
2019年5月 |
WASEDA ACADEMY UK CO.,LTD(100%出資子会社)を設立(現:連結子会社)。 |
2019年7月 2019年8月 2019年10月 2021年11月 2022年3月 2022年4月 |
SHINKENSHA U.S.A. INCORPORATED(2019年12月にWASEDA ACADEMY USA CO.,LTD.へ商号変更)の株式を取得し、完全子会社化(現:連結子会社)。 本社を東京都豊島区南池袋へ移転。コーポレートマーク・ロゴタイプ変更。 個別指導ブランド「MYSTA(マイスタ)」を「早稲田アカデミー個別進学館」へ統合。 株式会社明光ネットワークジャパンとの業務・資本提携契約を解消。 株式会社明光ネットワークジャパンが簡易新設分割により設立した株式会社個別進学館の全株式を取得し、子会社化。「早稲田アカデミー個別進学館」事業を当社グループでの単独運営とする。 当社を存続会社とし、株式会社個別進学館(連結子会社)を消滅会社とする吸収合併を実施。 東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行。 |
事業内容
早稲田アカデミー株式会社とその100%出資子会社である株式会社野田学園、株式会社水戸アカデミー、株式会社集学舎、WASEDA ACADEMY UK CO.,LTD、WASEDA ACADEMY USA CO.,LTDの6社から成る早稲田アカデミー株式会社グループは、教育関連事業を主軸に展開しています。同社は、小学1年生から高校3年生までを対象に進学学習指導を提供し、年長生以上には英語教育も手掛けています。また、自社開発の教育コンテンツの外部販売も行っており、首都圏で直営校舎を運営する一方で、個別指導部門ではフランチャイズ方式での運営も展開しています。
株式会社野田学園は、「野田クルゼ」として、中学生から高卒生を対象に医歯薬系専門の大学受験予備校を運営。株式会社水戸アカデミーは、「水戸アカデミー」として茨城県内の小・中学生に進学学習指導を提供し、「早稲田アカデミー個別進学館水戸校」をフランチャイズとして運営しています。株式会社集学舎は、「QUARD(クオード)」の名で千葉県内の小・中・高校生に進学学習指導を行っています。
海外では、WASEDA ACADEMY UK CO.,LTDがイギリス・ロンドン、WASEDA ACADEMY USA CO.,LTD.がアメリカ・ニューヨーク州で、それぞれ日本人子女を対象にした進学学習指導を提供しています。これらの事業を通じて、早稲田アカデミー株式会社グループは、国内外で幅広い教育サービスを展開していることがわかります。
経営方針
早稲田アカデミーは、教育理念「本気でやる子を育てる」を核に、学力向上と志望校合格を超えた価値を提供することを目指しています。同社は、グローバル化と技術革新の進展する中で、問題解決能力やチャレンジ精神を持った人材の育成を通じて、日本の未来を支えることを企業使命として掲げています。また、上場企業としての責任を果たし、企業価値の最大化を目指すことも経営方針の一つです。
経営環境の変化に対応するため、早稲田アカデミーは、首都圏における学齢人口の動向を踏まえ、難関上位校への合格実績を伸ばすことで他社との差別化を図り、業容拡大を目指しています。この「合格実績戦略」は、顧客満足度の向上と市場支持の拡充を通じて実現されます。
2024年3月期から2026年3月期の中期経営計画では、教育理念の徹底実践とICTを活用した新サービスの創出による業容拡大を目標に掲げています。具体的には、授業の質の向上、教務システムの改善、ブランド間の連携強化、低学年集客戦略の実行などが挙げられます。また、DX戦略の推進により、教育サービスのデジタル化を進め、新たな顧客層の獲得を目指しています。
早稲田アカデミーは、これらの戦略を通じて、教育企業としての社会的責任を果たし、持続可能な成長を目指しています。