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リソー教育JP:4714
沿革
1985年7月 |
理想教育研究所(略称 理想研)という教室名で教室展開をスタート。 1クラス6名、学力別クラス編成、100%正社員講師を基本として教室運営を行う。 |
1989年4月 |
本社を東京都豊島区目白3丁目14番3号へ移転。 |
1989年5月 |
名門会家庭教師センターを開設し家庭教師部門へ進出。併せて、東京都豊島区に目白校を開設。 |
1990年3月 |
当社独自の「完全個室(全室黒板付)の1対1の個人教授システム」を開発し、教室名を「東京 マンツーマンスクール」と改称。 |
1997年1月 |
「東京マンツーマンスクール」の愛称を「TOMAS(トーマス)」に決定。 神奈川県川崎市に川崎校を開設し、神奈川県へ進出。 |
1997年8月 |
埼玉県所沢市に所沢校を開設し、埼玉県へ進出。 |
1998年10月 |
「株式会社日本教育公社」から「株式会社リソー教育」に商号変更。 |
1998年12月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
2000年3月 |
「東京マンツーマンスクール」の愛称「TOMAS(トーマス)」を正式名称とする。 |
2000年7月 |
インターネットテレビ電話を利用したリアルタイムによる双方向性の完全個別指導を目的として、 株式会社日本エデュネット(当社100%出資会社)を東京都豊島区目白に設立。 |
2001年3月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場。 |
2001年8月 |
千葉県松戸市に松戸校を開設し、千葉県へ進出。 |
2002年1月 |
本社を東京都豊島区目白3丁目1番40号へ移転。 |
2002年6月 |
東京証券取引所市場第一部に指定替え。 |
2002年12月 |
知識では埋めきれない人格情操合宿教育を目的として株式会社スクールツアーシップ(当社100% 出資会社)を東京都豊島区目白に設立。 |
2003年1月 |
家庭教師派遣教育事業部門を分社化し株式会社名門会(当社100%出資会社)を東京都豊島区目白に 設立。名門幼稚園・名門小学校への受験指導を目的として株式会社伸芽会(東京都豊島区目白)を 子会社化(当社100%出資会社)。 |
2005年5月 |
国際舞台で活躍できる人材育成を目指して国際教育局を新設。 |
2005年7月 |
生徒募集勧誘事業部門を株式会社スクールツアーシップに譲渡し、併せて商号を株式会社リソー 教育企画に変更。 |
2008年3月 |
人格情操合宿教育事業部門として情操教育局を新設。 |
2011年12月 |
地域本部制を採用し、東京都豊島区に城北本部を開設。 |
2013年10月 |
英語スクール事業を分社化し、株式会社インターTOMAS(当社100%出資会社)を東京都豊島区 目白に設立。人格情操合宿教育事業を分社化し、株式会社プラスワン教育(当社100%出資会社)を 東京都新宿区高田馬場に設立。株式会社日本エデュネット(当社100%出資会社)の商号を株式会社 スクールTOMASに、株式会社リソー教育企画(当社100%出資会社)の商号を株式会社TOMAS企画に変更。 |
2016年11月 |
セブ島ITパークに学校法人向けオンライン英会話事業「TOMAS ENGLISH TRAINING CENTER, INC.」(株式会社スクールTOMAS99.99%出資会社)を設立。 |
2019年7月 |
学校法人駿河台学園と資本業務提携。 |
2019年9月 |
学校法人駿河台学園との合弁会社「株式会社駿台TOMAS」を設立。 |
2020年2月 |
株式会社駿台TOMAS「Spec.TOMAS」を開設。 |
2020年8月 |
株式会社ココカラTチャーズを設立。 |
2020年9月 |
ヒューリック株式会社と資本業務提携。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しによりプライム市場へ移行。 |
2023年3月 |
株式会社Kids Smile Holdingsと資本業務提携。 |
事業内容
リソー教育グループは、リソー教育を中心に、子会社8社および関係会社1社から成る教育事業のグループです。リソー教育自体は、首都圏を中心に「TOMAS(トーマス)」のブランドで完全個別指導の進学学習指導を提供しています。これには、医学部受験専門の「メディックTOMAS」やマンツーマン英会話スクール「インターTOMAS」が含まれます。
グループ企業では、株式会社名門会がプロの社会人講師による個別指導を行い、「名門会家庭教師センター」や医学部受験専門の「MEDIC名門会」、さらには「TOMEIKAI」という全国版進学個別指導塾を運営しています。
株式会社伸芽会は、名門幼稚園や小学校への受験指導「伸芽会」や、受験対応型の託児・学童事業「伸芽'Sクラブ」を手掛けています。
株式会社スクールTOMASは、学校内に個別指導ブースを設置し、「スクールTOMAS」として学校内個別指導塾を展開しています。
株式会社駿台TOMASは、超難関受験に特化した完全個別指導の「Spec.TOMAS」を運営しており、高いレベルの学習指導を提供しています。
最後に、株式会社プラスワン教育は、人格情操教育を重視した「スクールツアーシップ」や「TOMASサッカースクール」、「TOMAS体操スクール」を通じて、知識教育だけでない幅広い教育サービスを展開しています。
これらの事業を通じて、リソー教育グループは、幼児から大学受験生まで、さまざまな年齢層の学習ニーズに応える多様な教育サービスを提供しています。
経営方針
リソー教育グループは、教育業界において独自の成長戦略を展開しています。同社は、「すべては子どもたちの未来のために」という企業理念の下、高品質な教育サービスの提供を通じて、日本を代表するオンリーワン企業を目指しています。そのために、徹底した差別化戦略を採用し、生徒一人ひとりの個性に対応できる完全1対1の進学個別指導システムを提供しています。このシステムは、同業他社との差別化を図り、業界独占ポジションを築くことに成功しています。
また、リソー教育グループは、戦略的な校舎展開を進めています。首都圏を中心に、全国に拠点・校舎を展開し、各事業の特色を活かしたサービス提供を行っています。特に、首都圏サテライト校戦略を通じて、さらなる校舎展開を行い、有利な立地での教室展開を可能としています。
さらに、1歳から社会人までを対象とした囲い込み戦略を推進しています。幼児期から学生、社会人に至るまでの各段階に適切な教育サービスを提供し、グループ内での顧客の定着を図っています。この戦略により、新規顧客の獲得と顧客満足度の向上に努めています。
財務体質の強化もリソー教育グループの重要な戦略の一つです。キャッシュ・フローの獲得や保有資産の有効活用を通じて、財務体質を強化し、持続的な成長と企業価値の向上に努めています。
これらの戦略を背景に、リソー教育グループは2024年2月期から2026年2月期までの新中期経営計画を策定しており、2026年2月期には売上高395億円、営業利益40億円、経常利益40億円、親会社株主に帰属する当期純利益27億円を目標としています。これらの目標達成を通じて、リソー教育グループは教育業界におけるリーダーとしての地位をさらに確固たるものにしていく方針です。