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田 谷JP:4679
沿革
1975年9月 |
美容室経営を目的として、「株式会社ビューティショップ田谷」(資本金5,000千円)を設立。 |
1983年4月 |
「有限会社田谷哲哉美容室」及び「有限会社田谷」の営業を譲受。 |
4月 |
神奈川県横浜市青葉区内にTAYA 青葉台店を開設。神奈川県に進出。 |
4月 |
商号を「株式会社田谷」に変更。 |
1986年4月 |
神奈川県横浜市にトレーニングセンターを開設。 |
1988年3月 |
千葉県市川市内にTAYA 本八幡店を開設。千葉県に進出。 |
1989年4月 |
東京都千代田区内に「株式会社エムズ(後の株式会社エバンジェ・タヤ)」を設立。 |
1991年7月 |
東京都渋谷区内に米国人アランエドワーズと合弁で、外国人向け美容室経営を目的として、「株式会社アランエドワーズジャパン」を設立。 日本初の外国人専用美容室として東京都港区内に「アランエドワーズサロントーキョー」を開設。 |
10月 |
東京都渋谷区内に仏国クレージュデザイン社と合弁で、同社の商品販売と美容室の併合店舗のフランチャイズチェーン展開を目的として、「株式会社シー・ビー・ジェイ」を設立。 |
1992年12月 |
福岡県内で美容室経営をしている関係会社の「有限会社ビューティ田谷」の営業を譲受。 |
1993年5月 |
新潟県新潟市内にクレージュ・サロン・ボーテ ラフォーレ原宿新潟店を開設。新潟県に進出。 |
8月 |
外国人向け美容室「株式会社アランエドワーズジャパン」の営業を譲受。 |
1994年2月 |
東京都渋谷区神宮前六丁目10番11号に本社を移転。 |
10月 |
大阪府大阪市内にクレージュ・サロン・ボーテ 心斎橋そごう店を開設。大阪府に進出。 |
1995年3月 |
京都府京都市内にクレージュ・サロン・ボーテ 北大路ビブレ店を開設。京都府に進出。 |
3月 |
北海道札幌市内にクレージュ・サロン・ボーテ 札幌大通店を開設。北海道に進出。 |
11月 |
埼玉県越谷市内にクレージュ・サロン・ボーテ 南越谷OPA店を開設。埼玉県に進出。 |
12月 |
デザイナーズブランド「クレージュ・サロン・ボーテ」のFC母体である「株式会社シー・ビー・ジェイ」を吸収合併。 |
1996年9月 |
熊本県熊本市内にクレージュ・サロン・ボーテ 熊本下通店を開設。熊本県に進出。 |
11月 |
岡山県岡山市内にクレージュ・サロン・ボーテ 表町FitZ店を開設。岡山県に進出。 |
1997年3月 |
富山県富山市内にクレージュ・サロン・ボーテ 西武百貨店富山店を開設。富山県に進出。 |
4月 |
東京都中央区銀座に新タイプの大型サロンTAYA&CO.GINZA 銀座本店を開設。 |
4月 |
香川県高松市内にクレージュ・サロン・ボーテ コトデンそごう店を開設。香川県に進出。 |
4月 |
広島県広島市内にクレージュ・サロン・ボーテ 広島ウィズワンダーランド店を開設。広島県に進出。 |
9月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
9月 |
米国バンブル アンド バンブル社との提携により、東京都渋谷区内にBumble and bumble. NEW YORK 表参道ビブレ店を開設。 |
10月 |
兵庫県明石市内にクレージュ・サロン・ボーテ 明石ビブレ店を開設。兵庫県に進出。 |
1998年8月 |
プロユースのヘアケア商品の販売を目的とした小売店beautiful hair 心斎橋オーパ店を大阪府大阪市内に開設。 |
9月 |
東京都中央区内に日本初のヘアカラー専門美容室Highlight GALLERY 銀座店を開設。 |
10月 |
米国カペリプント サロン/スパとの提携により、東京都中央区内にCapelli Punto N.Y. オペークギンザ店を開設。 |
11月 |
福岡県中間市内にファミリーを対象とした低価格美容室Shampoo 中間店を開設。 |
1999年4月 |
株式会社エバンジェ・タヤを吸収合併。 愛知県名古屋市内にTAYA&CO.GINZA 名古屋栄店を開設。愛知県に進出。 |
12月 |
東京証券取引所市場第二部へ株式を上場。 |
2000年3月 |
東京都渋谷区神宮前二丁目18番19号に本社ビルを竣工、同所へ本社を移転。 |
4月 |
長崎県長崎市内にShampoo 長崎夢彩都店を開設。長崎県に進出。 |
宮城県仙台市内にTAYA 仙台141店を開設。宮城県に進出。 |
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6月 |
岐阜県大垣市内にShampoo ヤナゲン大垣店を開設。岐阜県に進出。 |
2000年8月 |
愛媛県松山市内にShampoo 銀天街GET店を開設。愛媛県に進出。 |
2001年1月 |
青森県青森市内にShampoo 青森アウガ店を開設。青森県に進出。 |
1月 |
三重県四日市市内にShampoo イオン四日市北SC店を開設。三重県に進出。 |
4月 |
大分県下毛郡にShampoo イオン三光SC店を開設。大分県に進出。 |
5月 |
福島県郡山市内にTAYA アティ郡山店を開設。福島県に進出。 |
11月 |
東京証券取引所市場第一部へ株式を上場。 |
2003年6月 |
ヘアケア商品の販売の目的とし、インターネット通販「楽天市場」へ出店。 |
9月 |
米国バンブル アンド バンブル社との契約満了により、「Bumble and bumble. NEWYORK」ブランドのサロン展開を終了。 |
2004年4月 |
香川県高松市内のTAYA 高松OPA店を閉鎖。香川県から撤退。 |
6月 |
青森県青森市内のShampoo 青森アウガ店を閉鎖。青森県から撤退。 |
11月 |
ベルギー国CADSインターナショナル社との提携により大阪府大阪市内にMICHEL DERVYN ハービスPLAZAエント店を開設。 |
11月 |
岡山県岡山市内のShampoo 岡山LOTZ店を閉鎖。岡山県から撤退。 |
2005年3月 |
東京都中央区銀座に新タイプの大型サロンGRAND TAYAを開設。 |
8月 |
福島県郡山市内のTAYA アティ郡山店を閉鎖。福島県から撤退。 |
2006年3月 |
富山県富山市内のTAYA 西武百貨店富山店を閉鎖。富山県から撤退。 |
2007年10月 |
OEM商品のスキンケア化粧品「トゥール・ザン・レール」シリーズの販売を開始。 |
2009年9月 |
ヘアケア商品の販売を目的とし、通販サイト「YAHOO!ショッピング」へ出店。 |
2014年3月 |
愛媛県新居浜市内のShampoo イオンモール新居浜店を閉鎖。愛媛県から撤退。 |
2017年3月 |
新潟県新潟市内のTAYA 万代シテイビルボードプレイス店、Shampoo 新潟店を閉鎖。新潟県から撤退。 |
2017年12月 |
仏国のグループクレージュSAS(旧クレージュデザインSA)との契約満了。 |
2018年3月 |
北海道札幌市内のShampoo ススキノラフィラ店を閉鎖。北海道から撤退。 |
2021年4月 |
岐阜県岐阜市内のShampoo 岐阜オーキッドパーク店を閉鎖。岐阜県から撤退。 |
2021年6月 |
長崎県長崎市内のShampoo 長崎夢彩都店を閉鎖。長崎県から撤退。 |
2021年9月 |
東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目23番13号に本社を移転 |
2022年2月 |
宮城県県仙台市内のTAYA 仙台泉パークタウンタピオ店、TAYA 仙台シリウス・一番町店を閉鎖。宮城県から撤退。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。 |
創業者 田谷哲哉 逝去。 |
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2023年2月 |
愛知県名古屋市内のTAYA 栄店を閉鎖。愛知県から撤退。 |
2023年3月 |
広島県福山市内のTAYA 福山天満屋店を閉鎖。広島県から撤退。 大分県大分市内のShampoo パークプレイス大分店を閉鎖。大分県から撤退。 |
事業内容
田谷は、美容室の経営を主軸に据えた事業を展開しています。同社は、国家資格を持つ美容師によるカット、パーマ、カラーなどの美容施術を提供しており、顧客のニーズに応じたヘアケア商品の販売も手がけています。田谷は、「TAYA」「TAYA&CO.GINZA」「Shampoo」「MICHEL DERVYN」というブランド名で全国に美容室を展開し、幅広い顧客層にサービスを提供しています。
事業内容は大きく「美容施術」「商品」「その他」の三つに区分されており、美容施術ではカットやパーマ、カラーなどの施術が、商品ではヘアケア商品や化粧品の販売が、その他では講習、セミナー、ショーなどからの収入がそれぞれ主要な内容となっています。これらのサービスを通じて、田谷は美容業界における顧客の多様な要望に応えることを目指しています。
同社の事業展開は、美容施術と商品販売に加え、知識や技術の向上を目的とした講習やセミナーの提供にも及んでおり、美容業界における総合的なサービス提供者としての地位を確立しています。
経営方針
田谷は、美容業界において、顧客満足を最優先に考えた成長戦略を推進しています。2023年3月期から2025年3月期にかけての中期経営計画「TAYA BX (Beauty Transformation) PROJECT」を策定し、リブランディングプランを含む抜本的な経営改革を進めています。この計画では、顧客情報の一元管理や電子ポイントシステムの導入、販促活動の強化、商品販売の拡大など、顧客体験の向上と収益性の高いビジネスモデルへの転換を目指しています。
また、人材・技術教育戦略においては、組織改革や人材の適材適所配置、美容師の所得増加を実現するシステム構築、美容学校との連携による人材確保、キャリアパスの充実など、社員満足度の向上にも注力しています。技術教育では、若年層や大人世代向けの施術メニュー開発や店長教育、社員教育を通じて、個人能力と店舗能力の向上を図っています。
コーポレート戦略としては、収益施策によるコスト削減、新規出店や店舗改装、閉鎖を通じた店舗運営の最適化、そしてESGの推進に力を入れています。特に、新規出店では収益性を重視し、コンパクトサロンの展開や多様な出店形態を探求しています。ESG推進では、環境への配慮や地域社会への貢献、透明性のある経営体制の構築に取り組んでおり、全ての人に平等で差別のない技術やサービスを提供することを目指しています。
このように、田谷は顧客満足度の向上、人材の育成と定着化、収益性の追求、そして社会的責任の達成を軸に、美容業界におけるリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものにするための多角的な成長戦略を推進しています。