エイジスJP:4659

時価総額
¥270.6億
PER
16.6倍
実地棚卸サービス事業では店舗棚卸、資産棚卸、災害備蓄品管理業務委託、リテイルサポートサービス事業では集中補充サービス、マーチャンダイジングサービス、人材派遣、リサーチサービス、広告企画・制作を提供。

沿革

1978年

5月

実地棚卸サービスの提供を目的として、東京都中央区日本橋室町一丁目8番地に、オール・ジャパン・インベントリ・サービス株式会社(資本金2,200万円)を設立

7月

東京都千代田区神田神保町三丁目7番地へ本社を移転、本社内に東京地区本部を設置

1982年

3月

東京都新宿区下落合一丁目5番10号へ本社を移転

5月

オール・ジャパン・インベントリ・サービス九州株式会社(現エイジス九州株式会社、福岡市博多区)とフランチャイズ契約を締結

1984年

4月

株式会社エイジス札幌(現エイジス北海道株式会社、札幌市中央区)とフランチャイズ契約を締結

1992年

9月

エイジス四国株式会社(香川県高松市)との間にフランチャイズ契約を締結

1996年

8月

商号を株式会社エイジスに変更

11月

日本証券業協会(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を店頭登録

2000年

3月

千葉市花見川区幕張町四丁目544番4へ本社を移転

2003年

4月

株式会社コマーシャルサービスシステム・ジャパン(現エイジスマーチャンダイジングサービス株式会社、連結子会社、千葉市)の株式を取得

4月

エイジスビジネスサポート株式会社(連結子会社、大韓民国ソウル特別市)を設立

2004年

4月

大連愛捷是科技有限公司(非連結子会社、中華人民共和国遼寧省大連市)を設立

 2007年

4月

CSC事業部を当社から分離し、株式会社カスタマーサービス・チェック(現エイジスリサーチ・アンド・コンサルティング株式会社、連結子会社、千葉市)へ事業譲渡

12月

エイジスシステム開発株式会社(非連結子会社、千葉市)を設立

2009年

3月

3月

艾捷是(上海)商務服務有限公司(連結子会社、中華人民共和国上海市)を設立

AJIS(MALAYSIA)SDN.BHD.(連結子会社、マレーシア・セランゴール州)を設立

10月

台湾愛捷是股分有限公司(持分法非適用関連会社、中華民国台北市)を設立に関与し35%出資

2010年

1月

エイジスコーポレートサービス株式会社(非連結子会社、千葉市)を設立

2011年

3月

愛捷是(広州)商務服務有限公司(連結子会社、中華人民共和国広州市)を設立

4月

愛捷是(北京)商務服務有限公司(連結子会社、中華人民共和国北京市)を設立

7月

AJIS(THAILAND)COMPANY LIMITED(連結子会社、タイ・バンコク都)を設立

8月

AJIS(HONG KONG)CO.,LIMITED(連結子会社、中華人民共和国香港特別行政区)を設立

2016年

4月

エイジススタッフサービス株式会社(連結子会社、千葉市)がプリズム・ジャパン株式会社(非連結子会社、千葉市)を吸収合併し、エイジスマーチャンダイジングサービス株式会社(連結子会社、千葉市)に商号変更

4月

エイジスリテイルサポート研究所株式会社(非連結子会社、千葉市)を設立

8月

AJIS Inventory Service Philippines, Inc.(現AJIS Philippines, Inc.、持分法非適用関連会社、フィリピン・マカティ市)を設立に関与し35%出資

8月

AJIS(VIETNAM)CO.,LIMITED(連結子会社、ベトナム・ホーチミン市)を設立

2017年

12月

株式会社ロウプの株式を取得し、連結子会社化

2019年

4月

エイジスシステム開発株式会社を吸収合併

2022年

4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行

2022年

11月

AJIS USA, Inc. (連結子会社、アメリカ合衆国カリフォルニア州)を設立

事業内容

エイジスは、実地棚卸サービス事業とリテイルサポートサービス事業を主軸に展開している企業です。同社グループは、エイジスを含む子会社16社と関連会社3社で構成されています。国内外での事業展開を行っており、それぞれのセグメントにおいて特化したサービスを提供しています。

実地棚卸サービス事業では、店舗棚卸を中心に、利益管理や商品管理を目的とした在庫金額・数量の確定サービスを提供しています。また、企業オフィスなどの固定資産の有効活用と管理を目的とした資産棚卸サービスも手がけており、情報機器や設備、什器等の実地調査からデータベース構築までをサポートしています。さらに、災害備蓄品管理業務委託として、避難所や備蓄品倉庫の定期訪問を通じて、災害備蓄品の管理や保全、保守作業を代行し、災害発生時の円滑な使用を支援しています。

リテイルサポートサービス事業では、集中補充サービスを提供し、閉店後から翌日の開店までに品切れのない売場作りを行っています。マーチャンダイジングサービスでは、新規出店や店舗改装に際しての陳列什器の設置から商品陳列までをサポート。人材派遣サービスでは、流通小売業周辺業務や軽作業業務への要員派遣を行っています。また、リサーチサービスを通じて、店舗の従業員接客サービスレベルとストアコンディションを覆面調査員が調査。広告企画・制作および運営サービスでは、店頭プロモーションの企画から実施までを手掛け、顧客の戦略的課題解決をサポートしています。

経営方針

エイジスは、実地棚卸サービスとリテイルサポートサービスを核とした事業展開を行っている企業であり、国内外でのサービス提供を通じて、小売業界の発展と豊かな社会の実現に貢献しています。同社は、売上高および営業利益の拡大を目標に掲げ、中長期的な成長戦略の推進に注力しています。具体的には、人的資本への投資や成長事業の創出に向けた投資を積極的に行っており、業界のトップ企業としての自覚を持ち、顧客に最高のサービスを提供することを基本方針としています。

エイジスの成長戦略は、国内棚卸サービスの収益力改善、リテイルサポートサービスの拡販、および海外棚卸サービスのマーケットシェア拡大の3点を主要戦略テーマとしています。国内棚卸サービスでは、収益力の改善を図り、リテイルサポートサービスや海外棚卸サービスへの投資を行います。リテイルサポートサービスでは、既存サービスの拡販と新サービスの開発に取り組み、海外棚卸サービスでは、アジア地域を成長マーケットと位置付け、高度な技術やスタッフ教育のノウハウを海外に展開し、マーケットシェアの拡大を目指します。

さらに、エイジスは、棚卸会社からリテイルサービス会社への事業転換、新たな事業の創出、および展開地域の世界への拡大を対処すべき課題として認識しています。これらの課題に対処することで、持続的な成長を実現し、エイジスグループのさらなる発展を目指しています。