アルプス技研 (4641) 株価

時価総額
¥537.5億
PER
13.1倍
技術者派遣・アウトソーシングサービスの有力企業。機械・電気・情報処理分野の設計技術者派遣、技術プロジェクト受託が主力。海外ではプラント設備の設計・製作・メンテナンスを展開。サービス付き高齢者向け住宅事業も運営。日本・海外で事業展開。

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事業内容

アルプス技研は、機械・電気・情報処理などの技術者派遣を中核とするアウトソーシング企業です。同社は設計技術者の派遣サービスに加え、技術プロジェクトの受託開発、事務派遣、農業分野への人材派遣、さらには訪問介護まで幅広い人材サービスを展開しています。国内外で事業を拡大し、技術系人材サービスのリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。

同社の収益構造は3つの事業セグメントで構成されており、主力のアウトソーシングサービス事業が売上の大部分を占めています。顧客は製造業を中心とした企業で、自動車、電機、機械メーカーなどに技術者を派遣することで安定的な収益を得ています。人材派遣という事業モデルの特性上、派遣先企業との長期契約により継続的なキャッシュフローを確保しているのが特徴です。

事業セグメントは、技術者派遣を中心とするアウトソーシングサービス事業、海外でのプラント設備の設計・製作・メンテナンスを手がけるグローバル事業、そして高齢者向け住宅や宿泊事業を含むその他事業の3つに分かれます。同社グループは子会社9社と関連会社2社を擁し、多角的な事業展開により事業リスクの分散を図っています。

経営方針

アルプス技研は、2023年7月にスタートした第12次5ヵ年計画において「技術を活用し共創社会のパートナーへ挑戦」を掲げ、成長戦略を推進しています。同社は自己資本利益率(ROE)と親会社株主に帰属する当期純利益を重要な経営指標として位置づけ、継続的な成長と収益向上を目指しています。主力の技術系アウトソーシング事業では、AI・ロボティクスなど先端技術の発展を契機として、新たな業務領域への挑戦を強化しており、創業以来培った育成ノウハウを活用した最先端技術者の育成に注力しています。

同社の重点投資分野は、農業・介護・ものづくり・グローバルの4事業領域で、これらを技術系アウトソーシング事業に続く新たな収益の柱へと成長させることを戦略の核としています。ものづくり事業では、高成長が期待できる医療・宇宙・農業・環境分野を中心に付加価値の高い製品開発を推進し、事業規模の拡大を図っています。農業・介護事業については、テクノロジーとの融合を一層強化し、収益力向上に取り組む方針です。これらの差別化戦略により、社会課題解決型の新規事業創出を通じて企業価値向上を実現しています。

新市場開拓においては、宇宙分野や生成AIなどの先端技術領域への参入を積極化しており、専門部署を新設して営業力を強化しています。グローバル展開では、上海・台湾・ミャンマーの現地法人を通じた人材育成事業とエンジニアリング事業を展開し、製造業各社のグローバル戦略に対応しています。また、2025年5月に設立した株式会社アルプスリージョナルパートナーズを中心に地方創生への取り組みを強化し、新たな事業機会の創出を図っています。

技術革新への取り組みでは、デジタル化による業務プロセスとビジネスモデルの変革を推進し、多様な人材が活躍できる組織風土の醸成を目指しています。同社は「チーム派遣」や「プロジェクト受注」の拡大に向けて、高度な技術力に加えて工程管理やマネジメント能力を併せ持つチームリーダーやプロジェクトマネージャーの育成に力を入れています。これらの取り組みにより、顧客ニーズの高度化・多様化に対応し、高付加価値サービスの提供を通じて市場競争力の強化を図っています。

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