エスケー化研JP:4628

時価総額
¥1252.3億
PER
11.4倍
建築仕上塗材事業では有機無機水系塗材、合成樹脂塗料、無機質系塗料、無機質建材の製造販売、耐火断熱材事業では断熱材、耐火被覆材、耐火塗料の製造販売と耐火断熱工事、その他の事業では洗浄剤・希釈剤の製造販売を展開。

沿革

1958年4月

建築用塗料及び溶剤等の製造販売を目的として、株式会社四国化学研究所(資本金30万円)を設立

1961年8月

大阪府茨木市に本社移転、大阪工場建設稼動開始

1963年6月

商号を四国化研工業株式会社に変更

1967年12月

神奈川県座間市に東京工場(現・神奈川工場)を建設

1974年4月

大阪府茨木市中穂積一丁目に本社を移転

1979年12月

福岡県糟屋郡篠栗町に福岡工場建設

1981年8月

シンガポールに現地法人SKK(S)PTE.LTD.(現・連結子会社)を設立

1983年5月

マレーシア・クアラルンプールに現地法人、SHIKOKU(M)SDN.BHD.(現・SK KAKEN(M)SDN.BHD.、連結子会社)を設立

1983年6月

茨城県水海道市(現・常総市)に大利根工場を建設

1984年9月

香港に現地法人SKK(H’K)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立

1984年10月

セラミック系耐火被覆材等を開発し、製造販売を開始

1987年5月

愛知県半田市に名古屋工場建設

1991年1月

兵庫県加東郡滝野町(現・加東市)に兵庫工場建設

1991年4月

商号をエスケー化研株式会社に変更

1992年3月

マレーシア・クアラルンプールに現地法人、SKK CHEMICAL(M)SDN.BHD.(現・連結子会社)を設立

1992年7月

大阪府茨木市に研究所建設

1992年11月

神奈川県座間市の神奈川工場を全面的に改築

1993年3月

福岡県嘉穂郡桂川町に九州工場を建設し、福岡工場を移転

1994年3月

大阪府茨木市中穂積三丁目に本社を移転

1994年10月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1995年12月

福岡市東区に福岡支店及び配送センターを建設

1996年1月

無機質・不燃・耐火断熱材を開発し、製造販売を開始

1996年3月

神奈川県座間市に配送センターを建設

1996年8月

マレーシア・クアラルンプールに現地法人、SK COATINGS SDN.BHD.(現・連結子会社)を設立

2000年10月

大阪府茨木市に大阪工場配送センターを設置

2001年5月

香港に現地法人H.K.SHIKOKU CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立

2001年9月

中国・上海に現地法人SIKOKUKAKEN(SHANGHAI)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立

2001年9月

埼玉県加須市に埼玉工場を取得

2002年12月

タイ・バンコクに現地法人SK KAKEN(THAILAND)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立

2003年4月

大阪府茨木市に第二技術研究所を建設

2003年11月

SIKOKUKAKEN(SHANGHAI)CO.,LTD.において中国・上海に上海工場を建設稼動開始

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2010年2月

タイ・バンコクに現地法人SKK CHEMICAL(THAILAND)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場

2012年7月

大阪府茨木市にSKKグローバルセンターを建設

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2014年5月

インドネシア・西ジャワ州に現地法人PT SKK KAKEN INDONESIA(現・連結子会社)を設立

2016年9月

インドネシア・ジャカルタに現地法人PT SKK KAKEN KONSTRUKSI(現・連結子会社)、PT SKK KAKEN DISTRIBUSI(現・連結子会社)を設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

事業内容

エスケー化研株式会社とそのグループ企業は、建築仕上塗材、耐火断熱材の製造販売を主軸に事業を展開しています。同社グループは、国内外に16社の子会社を持ち、幅広い製品ラインナップを提供しています。

建築仕上塗材事業では、有機無機水系塗材、合成樹脂塗料、無機質系塗料、無機質建材を製造。これらの製品は、エスケー化研をはじめ、SKK(S)PTE.LTD.、SKK CHEMICAL(M)SDN.BHD.、SIKOKUKAKEN(SHANGHAI)CO.,LTD.、SKK CHEMICAL(THAILAND)CO.,LTD.、PT SKK KAKEN INDONESIAが手掛けています。また、特殊仕上工事も同事業の一環として行われています。

耐火断熱材事業では、断熱材、耐火被覆材、耐火塗料の製造販売及び耐火断熱工事をエスケー化研とSIKOKUKAKEN(SHANGHAI)CO.,LTD.が担当。これらの製品は、PT SKK KAKEN DISTRIBUSIを通じてPT SKK KAKEN KONSTRUKSIに販売され、現地での販売及び工事も行われています。

その他の事業として、洗浄剤や希釈剤の製造販売も行っており、エスケー化研とSKK CHEMICAL(M)SDN.BHD.が製造を、エスケー化研とSK KAKEN(M)SDN.BHD.が販売を担っています。

エスケー化研グループは、これらの事業を通じて、建築材料の分野で幅広いニーズに応える製品とサービスを提供しています。

経営方針

エスケー化研株式会社は、建築仕上塗材と耐火断熱材の製造販売を中心に、総合建築塗材・新型化学建材の分野で事業を展開しています。同社は、創業精神「無から有」をモットーに、環境性向上、資産価値の向上、省力化、快適性、健康、安全、安心をテーマに掲げ、これらの実現に努めています。また、信頼と誠実を第一に、サービスの充実を図り、社会貢献を最大の使命としています。

経営戦略として、同社は国内でのナンバーワン企業としての地位を確立しつつ、高付加価値製品の開発や新規取引の拡大に努めています。具体的には、塗膜の耐久性向上、装飾・意匠性製品の開発、機能性塗料による安全で快適な生活の提供、省力化製品の開発、内装製品の開発など、幅広い分野での製品開発を推進しています。これらの製品開発を通じて、環境負荷の低減や施工の効率化を図り、市場のニーズに応えています。

さらに、顧客に対するサービスの向上を目指し、製品への理解を深めるためのセミナーや社内研修会を積極的に開催しています。これにより、販売から施工、完成までをフォローし、顧客満足度の向上を図っています。

エスケー化研は、国内外に16社の子会社を持ち、グローバルな総合化学塗材・建材メーカーとしての地位を確立し、日本とアジアの建築文化の創造に貢献しています。今後も、社内組織体制の充実や新市場の開発に尽力し、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。