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ニイタカJP:4465
沿革
1963年4月 |
界面活性剤関連製品(液体中性洗剤等)の製造販売を目的として、大阪市東淀川区堀上通一丁目52番地(現:大阪市淀川区新高一丁目8番10号)に新高化学株式会社を設立 |
1971年11月 |
商号を新高化学工業株式会社に変更 |
1972年3月 |
東京都港区に東京営業所を設置 |
1972年8月 |
業務用固形燃料を開発し、発売 |
1978年8月 |
福岡県嘉穂郡稲築町に九州出張所(現福岡営業所)を設置 |
1979年9月 |
本社工場にエステル化設備を新設し、化粧品原料の量産体制を確立 |
1980年10月 |
大阪府摂津市に鳥飼工場(固形燃料製造設備)を新設 |
1981年1月 |
宮城県仙台市に仙台出張所(現仙台営業所)を設置 |
1985年12月 |
本社工場がJISマーク表示許可工場へ |
1987年2月 |
広島市西区に広島営業所を設置、名古屋市名東区に名古屋営業所を設置、神奈川県藤沢市に藤沢出張所を設置 |
1987年3月 |
大阪府品質管理推進優良企業賞受賞 |
1988年3月 |
熊谷出張所を設置 |
1988年5月 |
札幌市豊平区に札幌出張所(現札幌営業所)を設置 |
1989年8月 |
茨城県龍ヶ崎市につくば工場(液体中性洗剤製造設備、固形燃料製造設備)を新設 |
1993年1月 |
つくば工場がJISマーク表示許可工場へ |
1993年12月 |
日本自洗機メンテナンス協会(任意団体)の設立 |
1997年10月 |
滋賀県犬上郡多賀町にびわ湖工場(液体中性洗剤製造設備、洗浄剤製造設備、固形燃料製造設備)を新設 |
1997年12月 |
本社工場廃止、びわ湖工場に統合 |
1998年3月 |
びわ湖工場がJIS表示認定工場へ |
1998年5月 |
東京営業所及び熊谷営業所を移転統合し、埼玉県大宮市(現さいたま市)に東京支店を設置 |
1999年5月 |
鳥飼工場廃止、びわ湖工場へ統合 |
2000年4月 |
東京支店を東京都中央区へ移転 |
2000年5月 |
びわ湖工場食品添加物製造業許可取得 |
2000年6月 |
食器洗浄機メンテナンス部門を分離し、株式会社 日本自洗機メンテナンス協会(本店:東京都中央区)を設立 |
2000年12月 |
東京支店を東京営業部へ改組 |
〃 |
株式会社 日本自洗機メンテナンス協会が食器洗浄機レンタル業務を開始 |
2002年9月 |
株式会社 日本自洗機メンテナンス協会の本店を、大阪市淀川区に移転 |
〃 |
商号を株式会社ニイタカに変更 |
2003年4月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2003年11月 |
ISO 9001認証取得 |
2005年4月 |
ISO 14001認証取得 |
2005年7月 |
びわ湖工場医薬部外品製造業許可取得 |
2006年6月 |
株式会社 日本自洗機メンテナンス協会を吸収合併 |
2007年8月 |
つくば工場食品添加物製造業許可取得 |
2007年9月 |
つくば工場設備増設 |
〃 |
中国福建省に合弁会社福建新拓高日用化学品有限公司を設立 |
2008年4月 |
本社新社屋完成 |
2008年9月 |
つくば工場医薬部外品製造業許可取得 |
2009年5月 |
びわ湖工場敷地内に洗剤容器生産棟を建設 |
2010年5月 |
つくば工場敷地内に洗剤容器生産棟を建設、同生産設備を新設 |
2011年4月 |
東京営業部を東京都江東区へ移転 |
〃 |
株式会社 ユーホーニイタカ(本店:茨城県常総市)を設立 |
2011年5月 |
福建新拓高日用化学品有限公司を100%子会社へ |
2011年6月 |
東京営業部及び藤沢営業所を統合し、東京支店を設置 |
2012年6月 |
東京支店を東日本営業部に改組 |
2013年6月 |
つくば工場第二工場棟を増設 |
2015年4月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2017年7月 |
スイショウ油化工業株式会社(本店:大阪府大阪市浪速区)を子会社化 |
2018年8月 |
中国上海市に尼多咖(上海)貿易有限公司を設立 |
2019年1月 |
中国江蘇省に新高(江蘇)日用品有限公司を設立 |
2019年7月 |
福建新拓高日用化学品有限公司の商号を新高(福建)日用品有限公司に変更 |
2022年4月 |
スイショウ油化工業株式会社が株式会社ユーホーニイタカを吸収合併し、商号をミッケル化学株式会社に変更 |
〃 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2023年2月 |
京葉糖蜜輸送株式会社(本店:静岡県磐田市)を子会社化 |
2023年3月 |
株式会社バイオバンク(本店:岡山県岡山市北区)を子会社化 |
事業内容
ニイタカは、業務用洗剤・洗浄剤・除菌剤・漂白剤、固形燃料などの製造・販売を主軸に事業を展開しています。同社の製品ラインナップには、「マイソフトコンク」「ローヤルサラセン」などの食器用洗剤や、「リキッドPLH」「リキッドPH」などの食器洗浄機用洗浄剤が含まれます。また、「ニイタカブリーチ」「ニューホワイトアップ」などの漂白剤や、「ノロスター」「セーフコール」などのアルコール製剤も取り扱っています。
さらに、同社は固形燃料の製造・販売も行っており、「カエンニューエースE」や「チェーフィング用カエン」など、料理用から屋外暖房用まで幅広い用途に対応した製品を提供しています。
サービス面では、食器洗浄機の定期メンテナンスや緊急メンテナンスサービス、衛生管理支援サービスを展開。衛生講習、細菌検査、衛生巡回サービス、Eラーニングなど、顧客の衛生管理をトータルでサポートしています。
また、厨房・浴用用品等の仕入商品の販売や、「OM-X」などの健康食品の製造・販売も手がけており、多岐にわたるニーズに応える製品とサービスを提供しています。ニイタカはこれらの事業を通じて、衛生管理と健康維持をサポートする製品とサービスを提供し続けています。
経営方針
ニイタカは、社会の持続可能性に配慮した高品質の製品・サービスを提供し、「四者共栄」を経営理念として掲げています。この理念に基づき、お客様の満足追求と社会からの信頼獲得を目指し、品質第一主義と全員参加の経営を推進しています。同社は、長期ビジョンとして「世の中の“キレイ”を支える会社」を目標に掲げ、業務用洗剤国内シェアNo.1を含む複数の長期目標達成を目指しています。
中期経営計画「NX2025」では、2025年5月期に向けて売上高230億円、営業利益13億円、ROE6.5%以上を数値目標として設定。この計画の下、5つの基本戦略を展開しています。具体的には、既存事業の拡大、新領域への展開、新規事業の開発、経営基盤強化のための投資、そしてESGを軸にしたサステナブル経営の推進です。これらの戦略を通じて、顧客メリットの持続的創出、強みを生かした新製品開発・新規業態開拓、研究開発体制及び生産体制の強化、DX推進、気候変動対応とサーキュラーエコノミー推進などに取り組んでいます。
ニイタカは、これらの戦略を実行することで、競争力の強化と経営の効率化を図り、営業利益率の向上に努めています。また、株主や投資家に満足いただけるよう、ROEの維持向上にも注力しており、安定的に10%以上を目指しています。同社は、これらの取り組みを通じて、社会の持続可能性に配慮した製品・サービスの提供を続け、長期ビジョンの実現を目指しています。