ギフティJP:4449

時価総額
¥345.2億
PER
eギフトプラットフォーム事業を展開し、『giftee』、『giftee for Business』、『eGift System』、『地域通貨』サービスを提供。

沿革

2010年8月

eギフト(注1)サービスの提供を目的として、神奈川県川崎市高津区に株式会社ギフティを設立

2011年3月

カジュアルギフトサービス『giftee』(注2)の提供を開始

2012年4月

東京都渋谷区(恵比寿)に本社移転

2013年5月

東京都品川区(目黒)に本社移転

2014年1月

eギフト発行システム『eGift System』(注3)の提供を開始

2016年4月

法人向けeギフト販売サービス『giftee for Business』(注4)の提供を開始

2016年10月

『地域通貨サービス』(注5)の提供を開始

2017年5月

東京都品川区(東五反田5丁目)に本社移転

2018年3月

株式会社ジェーシービーと資本業務提携

2018年3月

株式会社丸井グループと資本業務提携

2018年9月

連結子会社 GIFTEE MALAYSIA SDN. BHD.(マレーシア)を設立

2019年9月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2020年12月

東京証券取引所市場第一部に市場変更

2021年3月

ソウ・エクスペリエンス株式会社を連結子会社化

2021年5月

結子会社 Giftee Mekong Company Ltd.(ベトナム)を設立

2021年6月

東京都品川区(東五反田2丁目)に本社移転

2022年4月

東京証券取引所プライム市場に市場変更

2022年6月

連結子会社 PT giftee International Indonesia.(インドネシア)を設立

2022年10月

株式会社paintoryを連結子会社化

事業内容

ギフティは、その子会社5社と共に、eギフトプラットフォーム事業を展開しています。同社のミッションは、「キモチの循環を促進することで、よりよい関係でつながった社会をつくる」ことにあります。この目的のもと、ギフティは個人や企業、地域社会の様々な縁を育むサービスを提供しています。

ギフティの主要サービスには、個人がオンラインでeギフトを購入できる「giftee」、法人がキャンペーンなどでeギフトを購入できる「giftee for Business」、eギフトの生成・流通・販売・決済・実績管理を行うシステム「eGift System」をSaaS形式で提供するサービス、そして地域通貨の電子化ソリューションを提供する「地域通貨」サービスがあります。これらのサービスを通じて、eギフトの生成から流通、販売までを一気通貫で行っています。

「giftee」サービスでは、メールやSNSを通じて個人間でギフトを贈ることができ、2,800種類以上の商品を取り扱っています。また、ギフティはeギフトの販売手数料を受領しており、2011年のサービス開始以来、会員数を着実に伸ばしています。

「giftee for Business」サービスは、販促活動でインセンティブを配布したい法人向けにeギフトとその配布ツールを提供しており、従来の物理的なプレゼント商品にかかるコストを削減できます。

「eGift System」サービスは、飲食店や小売店などが自社のeギフトを販売できるシステムを提供し、店頭での決済や二重利用の防止機能も備えています。

さらに、ギフティは体験ギフトサービス「Sow Experience」や地域通貨サービス、カスタムアパレルのプラットフォームサービスを提供する株式会社paintoryといった多様な事業も手がけています。これらのサービスを通じて、ギフティはeギフトを活用した新しい価値の提供を目指しています。

経営方針

ギフティは、eギフトプラットフォーム事業を通じて、「キモチの循環を促進することで、よりよい関係でつながった社会をつくる」というミッションを掲げています。同社は、eギフトの流通額及び利用企業数や会員数などのKPIを重視し、成長戦略を推進しています。具体的には、eギフト発行企業数の増加やジャンルの拡張、利用企業と流通先の増大、新規サービスの拡充を通じて、プラットフォームとしての地位を確固たるものにし、地理的な横展開を図ることで成長性や収益性の向上を目指しています。

また、ギフティは事業パートナーとの提携強化、多彩な収益機会の確保と拡大、継続的な事業(サービス)創出に注力しています。これにより、eギフトを活用する個人及び事業者の様々なニーズに対応し、新規ビジネスの創出を図り、収益ポートフォリオの最適化を目指しています。

さらに、ギフティは一気通貫のビジネスモデルを維持し、システムの安定性と効率化に取り組んでいます。人材の確保・育成、内部管理体制の強化、情報管理体制の強化も重要な課題として取り組んでおり、これらを通じて事業展開を進めています。

サステナビリティへの取り組みも同社の重要な戦略の一つであり、社会課題の解決に貢献することを目指しています。ギフティは、コミュニケーションの活性化、想い・絆・縁を育む、デジタル化による様々な負担の軽減など、サービス・ソリューションを通じた社会課題の解決に注力しています。これらの取り組みを通じて、ギフティは持続可能な成長を目指しています。