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トビラシステムズ【JP:4441】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
トビラシステムズは、迷惑電話や迷惑メッセージ、危険なURLなどの情報を集めた独自のデータベースを基盤に、AIを使って疑わしい発信者を検出し、電話やメッセージのフィルタリングや表示などのセキュリティ商品・サービスを提供しています。スマートフォン向けアプリや固定電話向けの専用機器「トビラフォン」、通信事業者向けフィルタなどを展開し、年間で多数の通信を判定しています。
主要な顧客はソフトバンク、NTTドコモ、KDDIなど国内大手通信キャリアやケーブル事業者、金融機関や自治体などで、各キャリアのオプションパックや回線オプションとして同社のサービスを組み込んで提供しています。収益モデルはキャリアとの定額契約や利用者数・契約数に応じた従量課金が中心で、継続課金による安定した収益基盤を持っています。
事業は「セキュリティ事業」と「ソリューション事業」の二本柱で展開しています。セキュリティ事業ではモバイル向けのキャリアアプリや迷惑SMSフィルタ、Web広告ブロックの機能に加え、固定電話向けの外付け端末やネットワーク側での自動遮断サービスを提供しています。ソリューション事業ではオフィス向けの「トビラフォン Biz」やクラウドPBXの「トビラフォン Cloud」を提供し、通話録音・IVR・文字起こしや外部ツール連携、AIによる通話要約などで業務効率化を支援しています。
経営方針
同社は2025年10月期から2028年10月期を計画期間とする「中期経営計画2028」を掲げ、収益基盤の拡大と資本収益性の両立を目指しています。具体的には2028年10月期の目標を売上高60億円、営業利益17億円、当期純利益11億円、自己資本利益率(ROE)22%以上に設定しており、キャリア向けの定額契約や利用者数に応じた継続課金で安定した収入を確保しながら成長率を高める方針です。
重点投資分野はクラウド型PBXの「トビラフォン Cloud」と法人向け端末・サービスの「トビラフォン Biz」の販売拡大で、直販による顧客接点強化と代理店チャネルの活用を両輪で進めます。差別化の源泉は独自に蓄積した迷惑情報データベースとAI(人工知能)を用いた発信者検出であり、このデータを基に迷惑電話・迷惑メッセージの判定精度を高めることで、他社にはない検知性能と使いやすさを提供していきます。
新市場開拓では大手通信キャリアとの連携強化や既存のオンプレミス型PBXからクラウドPBXへの移行案件の獲得に注力します。NTT系や大手キャリア、ケーブル事業者とのアライアンスを通じて回線オプションやキャリアアプリへの組み込みを拡大し、自治体や金融機関向けの導入を広げるほか、代理店チャネルを通じて既存市場へ新規プロダクトを速やかに投入する戦略をとっています。加えてアライアンス拡大やM&Aも選択肢とし、短期での収益化と長期の事業領域拡大を図ります。
技術革新への取り組みとしては、迷惑情報データベースのさらなる充実とAI検出アルゴリズムの高度化を進めるとともに、通話録音や文字起こし、AIによる通話要約などの付加機能を強化します。システムの高い安定性と稼働率を確保するための設備投資や運用体制の強化にも資源を投入し、顧客からの直接のフィードバックを素早く製品改良に反映する体制を維持することで、技術面と運用面の両面から競争力を高めていきます。