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ヴィッツJP:4440
沿革
1997年6月 |
株式会社ソフィックス名古屋として名古屋市中区に会社設立(資本金1,000万円)し、工作機械制御ソフトウェア請負を開始 |
1999年4月 |
制御ソフトウェア技術をベースに家電分野へ進出 |
2000年3月 |
自動車分野へ進出 |
2000年10月 |
社名を株式会社ヴィッツに変更 |
2004年4月 |
自動車国際標準仕様RTOS(OSEK/VDX仕様)を開発 |
2005年7月 |
名古屋市中区に白川事業所を設置 |
2005年8月 |
中小企業向けの公的研究事業(産官学連携)による研究を本格的に実施これ以降、毎年数本の研究事業を継続的に実施 |
2005年10月 |
FlexRay通信ミドルウェアを開発 |
2007年2月 |
同区内(名古屋市中区)に本社移転(白川事業所と統合) |
2008年4月 |
研究成果を活用した機能安全事業を開始(後に機能安全開発部を設置) |
2008年9月 |
大阪市北区に大阪事業所を開設 |
2010年3月 |
東京都千代田区に東京事業所を開設 |
2010年4月 |
国際認証機関 独 TÜV SÜD より、機能安全規格 IEC 61508 SIL-4 ソフトウェア開発プロセス認証を国内で初めて取得 |
2011年9月 |
自動車及び産業機械向けのリアルタイムオペレーションシステム(商品名:OWLSシリーズ)の販売を開始 |
2012年3月 |
国際認証機関 独 TÜV SÜD より、自動車向け機能安全規格 ISO 26262 ASIL-3 ソフトウェア開発プロセス認証を世界で初めて取得同時に、国内4社の認証取得コンサルティングを行い、コンサル先企業も認証を取得 |
2012年11月 |
札幌市中央区に札幌事業所を開設 |
2013年2月 |
名古屋市中区に先端技術の調査・研究、コンサルティングを行う株式会社アトリエを設立 |
2013年8月 |
同区内(東京都千代田区)に東京事業所を移転 |
2014年3月 |
同区内(大阪市北区)に大阪事業所を移転 |
2014年5月 |
同区内(札幌市中央区)に札幌事業所を移転 |
2014年9月 |
横浜市港北区に横浜事業所を開設 |
2016年5月 |
国際認証機関 独 TÜV SÜD より、制御機器セキュリティ規格 IEC 62443 に準拠した Security Operating System のセキュリティコンセプトに関する Technical Report を取得 |
2016年6月 |
横浜事業所を閉鎖(東京事業所に集約) |
2016年10月 |
沖縄県那覇市にソフトウェア検証・実装業務を専門的に行う株式会社ヴィッツ沖縄を連結子会社(100%)として設立 |
2016年12月 |
沖縄県うるま市に沖縄分室を開設 |
2017年3月 |
株式会社アトリエ(現・連結子会社)の株式を追加取得 |
2019年4月 2020年7月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 東京証券取引所市場第一部へ市場変更 |
2021年3月 2021年8月 2021年9月 2021年10月 2022年3月 2022年4月 2022年5月 2022年9月 2022年9月 2023年1月 |
未来社会創生共同ラボ(with Jasmy)開設 東京都立川市に東京事業所を移転 中核技術を生かしたサービスをデザインするサービスデザイン事業を開始 名古屋市にサービスデザイン事業が主導する当社中核技術の積極活用による商品およびサービスの提供を促進するため株式会イマジナリーを連結子会社(100%)として設立 株式会社スクデット・ソフトウェアの全株式を取得し、連結子会社化 東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更 同区内(名古屋市中区)に本社を移転、旧本社を名古屋テクノロジーセンターに名称変更 東京事業所を閉鎖(未来社会創生共同ラボ(with Jasmy)に集約) 長野県長野市に長野事業所準備室を開設 長野事業所準備室を長野支社に変更 東京都港区に東京支社を開設(未来社会創生共同ラボ(with Jasmy)を集約) |
事業内容
ヴィッツグループは、主に3つの事業セグメントを展開しています。「ソフトウェア開発事業」、「サービスデザイン事業」、そして「その他事業」です。
ソフトウェア開発事業では、自動車や半導体装置、産業機械などのメーカーに対し、オペレーティングシステムの開発から制御アプリケーションの提供まで、幅広い技術支援を行っています。また、サイバーセキュリティや機能安全に関するコンサルティング支援や教育サービスも提供しており、近年はモデルベース開発に対応した制御モデルの提供も行っています。
サービスデザイン事業では、仮想空間技術を活用したツールの販売や開発サービスを提供しています。具体的には、製造現場のデジタルツインプラットフォーム「SF Twin」や、協働ロボットのティーチング作業を支援する「SF Twin Cobot」、自動運転移動サービスの安全性検証に活用される「WARXSS」などがあります。また、AI技術の品質と安全性を保証する「SEAMSガイドライン」の提供も行っており、AI技術の社会実装を支援しています。
その他事業としては、ヴィッツグループの子会社である株式会社アトリエと株式会社ヴィッツ沖縄が活動しています。アトリエは、先進技術機器の安全性向上に関するサービスを提供し、ヴィッツ沖縄は沖縄県の若い人材を活用した組込ソフトウェア開発・評価支援を行っています。これらの活動を通じて、ヴィッツグループは技術の進化と社会のニーズに応える多様なサービスを提供しています。
経営方針
ヴィッツグループは、未来社会の課題解決と貢献を目指し、"Creating Life of Your Dreams"~半歩先の技術で人々の生活を豊かに~を経営理念に掲げています。同社は、社会のニーズを敏感に察知し、未知の課題を解決するためのソフトウェア技術の習得と高度化に注力しています。また、社員が幸福を実感できる企業を目指し、持続的な発展を図っています。
中長期的な経営戦略として、技術者不足と少子化に対応した収益構造の変革に注力。知財や製品、新たなサービスによる収益比率の増加を目指し、次世代事業の創生と収益性の向上を図っています。経営指標としては、営業利益及び売上総利益率を重視し、研究開発費や採用教育費などを考慮した残利益で安定的な経営を目指しています。
経営環境においては、Society 5.0の実現に向けた技術強化、情報システムの充実、セキュリティ対策の強化を重要視。特にCASE技術やデジタルトランスフォーメーション、AIと安全・セキュリティ技術の統合に注力しています。人財の確保、コーポレート・ガバナンスの充実と内部管理体制の強化も同社の重要な課題として取り組んでいます。
事業内容においては、ソフトウェア開発、サービスデザイン、その他事業を展開。自動車や半導体装置、産業機械向けの技術支援や、仮想空間技術を活用した開発サービス、先進技術機器の安全性向上に関するサービスなど、多様なサービスを提供しています。これらの取り組みを通じ、ヴィッツグループは技術の進化と社会のニーズに応える企業として、持続的な成長を目指しています。