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シノプスJP:4428
沿革
1987年10月 |
画像処理装置の生産・販売を目的として、大阪府大阪市淀川区に株式会社リンク設立 |
1995年10月 |
本社を大阪府大阪市中央区谷町に移転 |
1996年10月 |
物流最適化システム「S-PLAN21」販売開始 |
1997年10月 |
卸売業向け在庫最適化システム「Zaiko-21」販売開始 |
1998年10月 |
物流センター内ロケーション最適化システム「棚ロケ-21」販売開始 |
2001年4月 |
本社を大阪府大阪市中央区南新町に移転 |
2004年4月 |
通販業向け自動発注支援システム「Zaiko-WEB」販売開始 |
2006年3月 |
小売業向け自動発注システム「sinops-R4」販売開始 |
2006年12月 |
卸売業向けキャッシュ・フロー最適化システム「sinops-W4」販売開始 |
2009年10月 |
日配食品に対応した自動発注システム「sinops-R5」販売開始 |
2010年11月 |
「sinops(シノプス)」商標登録 |
2011年10月 |
棚割メンテナンスアプリ「sinops-Pad」販売開始 |
2012年12月 |
本社を大阪府大阪市北区梅田に移転 |
2013年10月 |
発注端末アプリ「sinops-GOT」販売開始 |
2013年10月 |
品揃最適化システム「sinops-MD」販売開始 |
2016年5月 |
賞味期限チェックアプリ「sinops-Dcont」販売開始 |
2017年4月 |
需要予測型自動発注システム「sinops-R6」販売開始 |
2017年7月 |
「sinopsロゴ」商標登録 |
2017年10月 |
東京都千代田区に東京営業所開設 |
2018年1月 |
コンビニ向け発注数自動追加システム「EO1」の特許取得 |
2018年12月 |
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 |
2019年4月 |
社名を「株式会社シノプス」に変更 |
2019年11月 |
ワンストップ自動発注サービス「sinops-BPO」サービス開始 |
2020年5月 |
緊急時自動発注サービス「sinops-BCP」サービス開始 |
2020年6月 |
クラウドサービス「sinops-CLOUD」サービス開始 |
2020年10月 |
東京都の「ICT等を活用した食品ロス削減事業」公募に採択 |
2021年7月 |
「中食・惣菜向け需要予測・自動発注ロジック」の特許取得 |
2022年1月 |
伊藤忠商事株式会社と業務提携契約締結 |
2022年4月 |
東証グロースに市場区分変更 |
2022年7月 |
東京営業所を移転し、東京オフィスに名称変更(東京都千代田区) |
2023年12月 |
伊藤忠商事株式会社と「DeCM-PF」サービス開始 |
事業内容
シノプスは、在庫管理に関わる最適化を目指すITソリューションを提供する企業です。同社は、小売業、卸売業、製造業を対象に、ディマンド・チェーン・マネジメント(DeCM)を核とした事業展開を行っています。具体的には、AIを活用した「sinops(シノプス)」シリーズを通じて、需要予測や自動発注などのサービスを提供しています。
シノプスの事業は、クラウドサービス、パッケージ販売、導入支援サービス、サポートサービスの4つのサービス軸に分かれています。クラウドサービスでは、「sinops-CLOUD」を中心に、リアルタイム在庫管理や需要予測、自動発注などの機能を提供。パッケージ販売では、小売業向けの「sinops-R6」や卸売業向けの「sinops-W」、製造業向けの「sinops-M」など、各業種に特化したソリューションを展開しています。
導入支援サービスでは、システムのデータ連携や運用構築の支援を行い、サポートサービスでは、導入後の運用支援や問い合わせ対応を提供しています。これらのサービスを通じて、シノプスは流通業の発展と活性化に貢献し、無駄の削減を目指しています。
また、シノプスは、小売業向けには日配食品や惣菜、グロサリーなどカテゴリー別の自動発注システムを、卸売業向けにはキャッシュ・フロー最適化システム、製造業向けには中長期需要予測システムを提供。これにより、各業種の特性に合わせた最適な在庫管理と効率化を実現しています。
経営方針
シノプスは、流通業界に特化したITソリューションを提供する企業として、在庫管理の最適化を目指しています。同社は、「世界中の無駄を10%削減する」というビジョンのもと、小売業、卸売業、製造業向けにAIを活用した需要予測や自動発注などのサービスを展開しています。これらのサービスは、sinopsシリーズとして提供され、ディマンド・チェーン・マネジメント(DeCM)を核に事業展開を行っています。
経営環境の変化に対応し、DX推進や物流業界の課題解決、SDGs目標達成に貢献することを目指しています。特に、食品スーパーマーケット向けの導入実績を強みに、食品ロス削減やバリューチェーンの最適化に注力しています。同社は、食品スーパーマーケットのシェア率40%達成を目標に掲げ、卸売業の物流最適化や製造業の生産計画最適化を通じて、食品流通業のDeCMを実現しています。
また、新規ユーザー獲得、既存ユーザーのアップセル・クロスセル、食品DeCMの構築、中長期成長に向けたコア技術の活用、サステナビリティ経営の推進など、重要な経営課題に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、シノプスは業界の発展と活性化に貢献し、無駄の削減を目指しています。