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サイエンスアーツJP:4412
沿革
2003-09 | 東京都港区虎ノ門に当社設立 ITコンサルティング事業を開始 |
2004-03 | 資本金を18,225千円に増資 |
2005-10 | 資本金を79,975千円に増資 |
2006-01 | 資本金を104,975千円に増資 |
2006-12 | 本社を東京都渋谷区初台に移転 |
2007-09 | データベース管理システム「ALTIBASE」の販売を開始 資本金を117,475千円に増資 |
2008-12 | 「ALTIBASE」が国内最大手医療機器メーカーのデータベースとして採用 |
2009-11 | 本社を東京都中央区日本橋人形町3丁目に移転 |
2009-12 | 資本金を134,475千円に増資 |
2010-11 | 大手システムインテグレーターが金融機関向けに提供するFXシステムに「ALTIBASE」採用 |
2011-05 | 本社を東京都中央区日本橋人形町1丁目に移転 |
2013-04 | 資本金を50,000千円に減資 |
2013-07 | 本社を東京都中央区日本橋堀留町に移転 |
2015-09 | スマートフォンIP無線サービス Aldio(アルディオ)の開発・販売を開始 |
2017-10 | 本社を東京都中央区東日本橋に移転 |
2018-04 | 1対多のグループ一斉音声通信Aldioの通信技術における国内特許を取得 |
2018-09 | 1対多のグループ一斉データ通信における映像配信技術の国内特許を取得 |
2018-10 | 第三者割当による自己株式の処分により115,050千円調達 |
2018-12 | 第三者割当による自己株式の処分により149,850千円調達 |
2019-04 | 本社を東京都新宿区神楽坂に移転 |
2019-10 | 「株式会社シアンス・アール」から「株式会社サイエンスアーツ」へ社名を変更 「Aldio」から「Buddycom(バディコム)」へサービス名を変更 |
2020-08 | 第三者割当による自己株式の処分により152,150千円調達 |
2020-10 | 1対多のグループ一斉音声通信Buddycomの通信技術における韓国での特許を取得 |
2020-11 | 第三者割当による自己株式の処分により50,150千円調達 |
2021-01 | 1対多のグループ一斉音声通信Buddycomの通信技術におけるシンガポールでの特許を取得 |
2021-04 | 1対多のグループ一斉音声通信Buddycomの通信技術における中国での特許を取得 |
2021-11 | 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 |
2022-04 | 東京証券取引所グロース市場に移行 |
2022-07 | 1対多のグループ一斉音声通信Buddycomの通信技術におけるドイツ、イギリス、フランス、イタリアでの特許を取得 |
2022-11 | 1対多のグループ一斉データ通信における映像配信技術における米国での特許を取得 |
2023-01 | 1対多のグループ一斉音声通信Buddycomの通信技術(サーバー側)における米国での特許を取得 |
2023-08 | 本社を東京都渋谷区渋谷に移転 |
事業内容
サイエンスアーツは、デスクレスワーカーを対象としたライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の開発・販売を行っています。このプラットフォームは、音声、画像、動画などのデジタルコンテンツのやり取りを可能にし、インターネットを介したクラウドサービスとして提供されています。サイエンスアーツは、Buddycomを通じて、鉄道会社、航空会社、総合スーパー、介護施設、工場、商業施設、大規模小売店舗など、多様な業種・業態において、ミッションクリティカルな現場を支えるコミュニケーションツールを提供しています。また、Buddycomの利用ライセンスは、サブスクリプションモデルにより、セールスパートナーを通じてエンドユーザーに販売されています。
サイエンスアーツは、Buddycomの機能拡充に努め、大規模運用を可能にする機能や、現場のニーズに応える多彩な機能を提供しています。これには、グループ分け、マルチグループ受信、企業間通信、ライブキャスト(動画送信)、音声テキスト化、トランシーバー翻訳、動態管理、外部ストレージ連携などが含まれます。さらに、セキュリティ機能も充実しており、アプリ設定の一括管理、SAML認証、監査ログ、IPアドレス制限、エンドツーエンド暗号化、2段階認証などを通じて、お客様の情報を守っています。
また、サイエンスアーツは「ALTIBASE」というハイブリッド型データベースのライセンス販売及びサポートも提供しており、新規顧客への販売は終了しているものの、既存顧客へのサポートを継続しています。これにより、サイエンスアーツは、デジタルコミュニケーションとデータ管理の両面で、様々な業界のニーズに応えるサービスを展開しています。
経営方針
サイエンスアーツは、その成長戦略の中心に「Buddycom」、デスクレスワーカー向けのライブコミュニケーションプラットフォームを据えています。同社は、このプラットフォームを通じて、音声や動画を利用した現場の課題解決を目指しており、鉄道会社や航空会社、総合スーパー、介護施設など多岐にわたる業種での利用を促進しています。
中長期的な経営戦略として、サイエンスアーツはBuddycomの機能拡充に注力しています。これには、グループ通信やライブキャスト、音声テキスト化など、現場のニーズに応える多彩な機能が含まれます。また、セキュリティ面でも、エンドツーエンド暗号化や二段階認証などを通じて、顧客情報の保護に努めています。
経営上の目標達成のため、サイエンスアーツはARR(Annual Recurring Revenue)を重要な指標としています。これは、サブスクリプションモデルに基づく安定した収益を重視し、持続可能な事業成長を目指す姿勢を示しています。
さらに、同社は優秀な人材の確保と育成、技術力と製品力の向上、営業力の強化、内部管理体制の強化を優先的に対処すべき課題と位置づけています。これらの取り組みを通じて、サイエンスアーツはBuddycomの市場拡大を図り、より多くの企業やユーザーにその価値を提供し、より良い社会の実現を目指しています。