新日本理化JP:4406

時価総額
¥83.5億
PER
15.2倍
天然油脂を原料とする脂肪酸や界面活性剤、石油化学製品を原料とする可塑剤や樹脂添加剤の製造・販売。

事業内容

新日本理化は、天然油脂と石油化学製品を主な原料とする製品を提供しています。グループは新日本理化を中心に、6つの子会社と4つの関連会社で構成されています。これにより、幅広い製品ラインナップを展開しています。

天然油脂を原料とする製品には、脂肪酸、高級アルコール、不飽和アルコール、界面活性剤などがあります。これらは新日本理化とその子会社である日新理化株式会社、日東化成工業株式会社で製造され、新日本理化が販売しています。また、関連会社のEdenor Oleochemicals Rika (M) Sdn.Bhd.でも製造され、一部は新日本理化が仕入れて販売しています。

石油化学製品を原料とする製品には、可塑剤、機能製品、樹脂添加剤などがあります。これらも新日本理化と日新理化株式会社で製造され、新日本理化が販売しています。市場からの仕入れも行い、製品の多様性を確保しています。

経営方針

新日本理化は、2030年に向けたビジョン「Be the best SPICE!」を掲げ、社会に貢献する独自の素材を提供することを目指しています。このビジョンの実現に向け、同社は5ヶ年の中期経営計画(2021年度~2025年度)を策定し、環境・社会・人に関わる課題に挑戦し、価値創造企業を目指しています。

同社の成長戦略は、「情報・通信」「モビリティ」「ライフサイエンス」「環境ソリューション」の4つの重点領域に経営資源を集中させることです。これにより、技術革新を通じた競争優位の獲得や、CSRの推進、組織再編と人材育成の強化を図っています。

具体的な取り組みとしては、ステアリン酸の生産終了や製造拠点の最適化、ノンコア製品の整理などを通じて、稼ぐ力の再構築を進めています。また、京都R&Dセンターの開設や他社との技術交流を通じて、技術革新による競争優位を追求しています。

CSRの推進においては、2050年度のカーボンニュートラル達成を目指し、再生可能エネルギーの導入やバイオマス由来製品の開発に注力しています。さらに、組織再編と人材育成の強化を通じて、挑戦型人材の育成と働きがいのある組織作りを進めています。

新日本理化は、これらの戦略を通じて、持続可能な社会の実現と企業の成長を両立させることを目指しています。2025年度には売上高340億円、営業利益8億円、ROE6.0%以上を目標としており、2024年度には営業利益目標を前倒しで達成しています。