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システムサポートJP:4396
沿革
1980年1月 |
石川県金沢市において、データエントリーサービスやシステム開発サービスの提供を目的として、株式会社システムサポートを設立 |
1984年8月 |
名古屋市中区に名古屋営業所(現所在地中村区、現名古屋支社)を設置 |
1987年10月 |
東京都大田区に東京営業所(現所在地新宿区、現東京支社)を設置 |
2000年11月 |
株式会社イーネットソリューションズを出資設立 |
2004年1月 |
日本オラクル株式会社とOracleEBSテクニカルパートナー契約を締結 |
2004年10月 |
大阪市北区に大阪支店を設置 |
2005年2月 |
建築業向け工事情報管理システム「建て役者®」の販売を開始 |
2009年3月 |
株式会社STSメディックを出資設立 |
2010年5月 |
株式会社T4Cの株式を取得し子会社化 |
2011年6月 |
SAPジャパン株式会社とSAPサービス・パートナー契約を締結 |
2012年3月 |
株式会社アクロスソリューションズの株式を取得し子会社化 |
2012年4月 |
クラウド支援サービス「クラウド工房 powered by AWS®」のサービス提供を開始 |
2013年7月 |
米国にSTS Innovation,Inc.を出資設立 |
2013年8月 |
顧客情報マッピングサービス「PinMap®」のサービス提供を開始 |
2013年10月 |
アマゾンジャパン株式会社とAPNコンサルティングパートナー契約を締結 |
2015年3月 |
株式会社T4C及び株式会社アクロスソリューションズの株式を追加取得し完全子会社化 |
STS Innovation,Inc.が米国にFrontLine International, Inc.を出資設立 |
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2015年9月 |
ServiceNow Nederland B.V.とパートナー基本契約を締結 |
2016年1月 |
カナダにSTS Innovation Canada Inc.を出資設立 |
2016年2月 |
クラウド型シフト管理システム「SHIFTEE®」の販売を開始 |
2017年4月 |
STS Innovation,Inc.がFrontLine International, Inc.を吸収合併 |
2018年8月 |
東京証券取引所マザーズ市場に上場 |
2018年8月 |
勤怠・作業管理システム「就業役者®」の販売を開始 |
2019年8月 |
東京証券取引所市場第一部に上場市場を変更 |
2020年4月 |
Google Cloud Japan G.K とパートナー契約を締結 |
2021年1月 |
Automation Anywhere, Inc.と業務委託基本契約を締結 |
2022年3月 |
Celonis株式会社とパートナー契約を締結 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場に上場市場を移行 |
2022年4月 |
株式会社アクロスソリューションズが株式会社ブロックの全ての株式を取得し完全子会社化 |
2022年7月 |
株式会社アクロスソリューションズが株式会社ブロックを吸収合併 |
事業内容
システムサポートは、多岐にわたる事業セグメントを展開している企業です。主に「クラウドインテグレーション事業」、「システムインテグレーション事業」、「アウトソーシング事業」、「プロダクト事業」、「海外事業」の5つのセグメントで事業を行っています。
クラウドインテグレーション事業では、Microsoft Azure、Amazon Web Services(AWS)、Google Cloud、ServiceNowなどの大手IT企業が提供するクラウドサービスの技術支援やライセンスの再販を手掛けています。これにより、ユーザー企業はITシステムを所有せずに利用できるメリットを享受しています。
システムインテグレーション事業では、ITシステムのコンサルティング、設計、開発、運用保守を中心に、ERPパッケージの導入やインフラ構築などを提供しています。この事業は、ソフトウエアの受託開発を主力とし、顧客ニーズに応じた専門性の高いサービスを提供しています。
アウトソーシング事業では、データセンターサービスやシステム運用保守、データ分析・入力サービスなどを提供しており、金沢と東京に自社グループのデータセンターを設置しています。
プロダクト事業では、自社グループによるソフトウェアの開発及び販売を行っており、建築業向け工事情報管理システム「建て役者®」やモバイル受発注システム「MOS」など、特定のニーズに応える製品を提供しています。
海外事業では、アメリカおよびカナダでシステムインテグレーションや給与・会計業務のアウトソーシング、人材紹介サービスなどを展開しています。
これらの事業を通じて、システムサポートは顧客に新しいソリューションを提供し、IT分野での幅広いニーズに応えています。
経営方針
システムサポートは、社会や顧客の発展に貢献することを経営理念とし、顧客サービスの向上や価値の共有を目指しています。同社は、独立系システムインテグレーターとして、新たな価値を創造することに注力しています。中期経営計画「ローリングプラン(2024年6月期~2026年6月期)」では、「成長と更なるイノベーションの創出」を中期テーマに掲げ、顧客・社会のDX推進の基盤となるサービスの拡充、多様な人材の成長と活躍、ESG経営の強化を基本方針としています。
具体的には、クラウドインテグレーション事業に注力し、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud、ServiceNowを中心に、クラウド移行支援や最適化利用支援を行います。また、新規事業へのチャレンジや品質・生産性向上の取り組みを通じて、顧客からの信頼を獲得し続けることを目指しています。
人材面では、技術者の積極的な採用と育成に力を入れ、スペシャリストの育成や給与水準の向上、働きやすい環境の整備を進めています。さらに、ITサービス提供を通じた新たな価値の創出や、社内外でのDX人材の育成にも積極的に取り組んでおり、健全な企業経営や地球環境の保全にも努めています。
業績目標としては、「売上高26,805百万円以上」「営業利益2,407百万円以上」「営業利益率9.0%以上」を掲げており、高い水準のガバナンスやサステナビリティへの取り組みを強化していく方針です。システムサポートは、これらの戦略を通じて、企業価値の向上と持続可能な社会への貢献を目指しています。