バンク・オブ・イノベーションJP:4393

時価総額
¥159.9億
PER
9.2倍
スマートフォンアプリ開発・運営を主軸に、「メメントモリ」「恋庭」などのゲームと恋活アプリを提供。

沿革

2006年1月

東京都渋谷区において、株式会社バンク・オブ・イノベーションを設立。

2007年3月

動画検索エンジンサービス「Fooooo」をインターネット上に公開。

2007年5月

東京都中野区に本社移転。

2008年6月

東京都新宿区新宿に本社移転。

2010年2月

PCソーシャルゲーム事業を開始。

2010年10月

東京都新宿区大久保に本社移転。

2012年9月

スマートフォンゲーム事業を開始。

2013年3月

動画検索エンジンサービス「Fooooo」の事業譲渡に伴い、動画検索事業を終了。

2013年5月

PCソーシャルゲーム事業を終了。

2015年11月

東京都新宿区新宿に本社移転。

2018年7月

東京証券取引所マザーズ市場へ株式上場。

2019年11月

ゲーム以外の新規事業展開を目的として、子会社株式会社バンク・オブ・インキュベーションを設立。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、マザーズ市場からグロース市場へ移行。

2022年10月

「恋庭」の事業拡大を目指すため、株式会社バンク・オブ・インキュベーションを株式会社Koiniwaへ商号変更。

2022年11月

新規事業の開発を目的として、子会社株式会社バンク・オブ・インキュベーションを設立。

事業内容

バンク・オブ・イノベーションは、自社及び連結子会社である株式会社Koiniwaと株式会社バンク・オブ・インキュベーションの3社で構成されています。同社は、スマートフォンアプリの開発・運営を主軸に事業を展開しており、特にゲームアプリに強みを持っています。主なサービスには、自社オリジナルのRPGアプリ「メメントモリ」や恋活アプリ「恋庭」があります。「メメントモリ」は、水彩調で描かれたキャラクターたちが登場する放置RPGで、心に残るストーリーと実力派声優によるボイスが特徴です。一方、「恋庭」は、「ゲームしてたら、恋人ができた。」をコンセプトにしたサービスで、利用者数No.1を誇ります。これらのアプリは、Google PlayやApp Storeなど複数のプラットフォームで提供されています。また、同社は自社IPを活用し、他社に著作物の利用許諾を行うことでロイヤリティ収入も得ています。同社の事業は、ユーザーに深く刺さる施策やPDCAサイクルの確立、自社IPの活用により、長期的な成長を目指しています。

経営方針

バンク・オブ・イノベーションは、スマートフォンゲームアプリを中心に高品質なサービスを提供し、企業価値と株主価値の最大化を目指しています。同社は、企業理念「ロマン」と企業信念「良いものは必ず評価される」のもと、ユーザー満足度の最大化を追求しています。そのための戦略として、品質最優先の開発、自社IPの創出、そして海外市場への展開を掲げています。

品質最優先の開発では、開発期間に期限を設けず、品質に納得したタイミングでの配信を目指しています。これにより、ユーザーに高品質なサービスを提供することで、長期的な株主価値の向上を図ります。

自社IPの創出においては、20年先、30年先にも残る価値あるIPを生み出すことを重要視しています。既存タイトルのIP活用推進や新作タイトルの積極的な検討を通じて、IPの認知度向上に努めています。

海外市場への展開では、日本市場だけでなく世界市場を視野に入れたサービス開発を進めています。特に、開発中の新作ゲームアプリは世界同時配信を前提にしており、中国を除く一部国・地域での自社配信を計画しています。

これらの戦略を通じて、バンク・オブ・イノベーションはスマートフォンゲーム市場における競争激化や市場の成熟化に対応し、事業の拡大と持続的な成長を目指しています。また、収益力の高いサービス提供、優秀な人材の確保、サービスの安全性及び健全性の強化、システム管理体制の強化、組織体制の強化など、優先的に対処すべき課題にも取り組んでいます。