バンク・オブ・イノベーションJP:4393株価

時価総額
¥231億
PER
スマートフォンアプリ関連事業の新興企業。オリジナルRPG『メメントモリ』(2022年10月配信、累計400万ダウンロード超)や恋活アプリ『恋庭』(2021年4月配信、累計300万ダウンロード超)を展開。2025年9月期の売上高12,366百万円。グローバル配信を前提に日本中心の展開。

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事業内容

バンク・オブ・イノベーションは、スマートフォン向けアプリの開発・運営を主力とする企業です。同社は主に基本無料のゲームとその他のアプリを展開し、ゲーム内で便利になるアイテムなどを有料で販売して収益を上げています。代表作にオリジナルのRPG『メメントモリ』などがあります。

主要な顧客はスマートフォンやPCでゲームを楽しむユーザー層で、同社はこうしたユーザーに刺さる運営を重視しています。収益構造は主にアプリ内課金が中心で、他社への著作物利用許諾によるロイヤリティー収入もあります。直近の売上では『メメントモリ』が約94%を占め、『恋庭』が約5〜6%と収益が特定タイトルに集中しています。

同社の事業はスマートフォンアプリ関連の単一セグメントで、製品は大きくゲームとその他サービスに分かれています。ゲームは自社で作った知的財産を中心に長期運営を行い、利用者動向の分析やプロモーション改善を続けながらApp StoreやGoogle Play、Steamなどで配信しています。子会社のKoiniwaが『恋庭』などを運営し、著作物の利用許諾による収益多角化も図っています。

経営方針

同社は中長期的に株主価値の最大化を目指しており、特に翌期以降3年間における売上高および営業利益の合計を重要な経営指標としています。現状は代表作『メメントモリ』が売上の約94%を占めるなど収益が特定タイトルに偏っているため、収益基盤の安定化と規模拡大を課題と捉えています。投資家向けには、複数年の業績合計での成長を重視する経営姿勢を示しており、まずは既存タイトルの運営強化と新作の成功で売上多角化を実現しようとしています。

同社は差別化の核として「品質最優先」のものづくりを掲げています。具体的には開発期間にあえて厳しい期限を設けず、品質に納得したタイミングで配信する方針を取っており、ユーザー満足度を高めることで長期的に遊ばれる作品、いわゆる20〜30年残る価値ある自社IP(知的財産)の創出を目指しています。加えて、既存タイトルのIP活用や外部への著作物利用許諾を通じたロイヤリティ収入の拡大、データや運営ノウハウを活用した継続的な改善で他社と差別化しようとしています。

同社は海外市場の本格展開にも重点投資を行っており、現在開発中の新作は世界同時配信かつ自社配信を前提に進めています(中国など一部地域は除く)。同社は日本市場だけでなくグローバル市場での認知拡大と収益基盤の拡大を図ることで、事業規模の拡大を目指しています。子会社を含む体制で既存サービスの多角化や新領域への進出も検討しており、スマートフォンを軸にした広いエンターテインメント領域への展開を志向しています。

同社は技術面では安定したサービス提供と安全性の確保に注力しています。多人数同時接続時の負荷対策として基盤強化を進めるほか、不正取引や未成年の課金問題など社会課題に対応するため法令遵守と業界自主規制の徹底を図っています。人材面では社内研修や福利厚生の充実で採用・育成を強化し、内部統制やコーポレート・ガバナンスを整備することでリスク管理と業務効率化を進め、技術と組織の両面で持続的成長を支えることを目指しています。