SIGグループJP:4386

時価総額
¥54.3億
PER
11.3倍
独立系IT企業として、公共事業向けシステムや産業用ロボット組込みシステム、ITインフラソリューション及びセキュリティサービスを提供。

事業内容

SIGグループは、独立系IT企業として、情報システムや産業制御システムの開発を行っています。具体的には、官公庁や地方自治体向けの公共事業システム、金融・サービス業向けの情報システム、プラント向けの制御・監視システム、製造装置向けの組込みシステムなど、多岐にわたる分野でのシステム開発を手がけています。

SIGグループは、システム開発事業とインフラ・セキュリティサービス事業の単一セグメントで事業を展開しています。システム開発事業では、公共事業向けの共済や国民年金システム、産業用ロボットの組込みシステム、テレマティクスサービス、文教向けの証明書自動発行機システム、エネルギー分野のシステム開発支援、不動産のドキュメント管理システムなどを提供しています。

また、SIGグループは、スマートデバイス向けのアプリケーション開発や、インターネットサービス事業者向けのシステム開発支援、FinTechに関するシステム開発支援も行っています。これにより、企業の基幹システムと連動したシステム構築や、DX化への取り組みをサポートしています。

インフラ・セキュリティサービス事業では、ITインフラソリューションとセキュリティサービスを提供しています。ITインフラソリューションでは、サーバやストレージ、ネットワーク、データベースの設計・構築から運用管理までを行い、クラウドサービスに必要な最新技術を駆使しています。セキュリティサービスでは、セキュリティ診断やインシデント対応、ペネトレーションテストなどを通じて、セキュリティ商材の販売と一元的なサービスを提供しています。

SIGグループは、これらの事業を通じて、顧客の求める情報システムの開発に対し、企画・提案から開発・運用支援までワンストップで対応できる体制を整えています。これにより、様々な事業分野での顧客ニーズに応えることが可能です。

経営方針

SIGグループは、ITイノベーションを通じて社会の高度化に貢献することを経営理念としています。具体的には、IT技術を活用して社会をより便利で安全にし、自己革新と研鑽を通じて社会のニーズに応えることを目指しています。また、幅広い人材を受け入れ、プロフェッショナルとして育成することを重視し、社員の幸福を追求しています。

同社の成長戦略は、M&Aの推進、AI・IoT事業の拡大、クラウド・セキュリティ事業の強化に重点を置いています。特に、AIやクラウド、セキュリティ分野での事業領域拡大を目的としたM&Aを積極的に進め、地域展開を拡大して首都圏と地方の連携を強化しています。

AI・IoT事業では、長年のノウハウを活かし、スマートファクトリーの実現に向けた取り組みを進めています。クラウド・セキュリティ事業では、AWSやMicrosoft Azureを活用し、クラウドソリューションの事業規模を拡大しています。これにより、ITインフラ基盤の技術革新を推進しています。

SIGグループは、売上高営業利益率を重視し、7%以上を目指しています。人材の確保と育成を重点課題とし、全国の拠点を活用した採用活動を展開しています。また、コーポレート・ガバナンス体制の強化や新規事業領域の創出にも注力しています。これにより、持続的な成長と企業価値の向上を図っています。