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コアコンセプト・テクノロジー (4371) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
コアコンセプト・テクノロジーは、「テクノロジーと人の力で産業のサステナブルな発展に貢献します」を掲げ、主に製造業・建設業・物流業向けのデジタル変革支援を手がける企業です。同社は「DX支援」と「IT人材調達支援」という2つの事業を柱として、企業が自立的かつ継続的にデジタル変革を実現できるよう一気通貫でサポートしています。
同社の顧客は売上高500億円以上の大企業・中堅企業が中心で、約9割の売上を既存顧客からの継続受注が占めています。収益構造としては、事業会社から直接受注するDX支援案件が約6割、大手システム会社などからの人材調達案件が約4割となっています。同社は広範なパートナー企業ネットワーク「Ohgi」を活用して外注費比率を約6割に設定することで、事業レバレッジを効かせながら柔軟な体制構築を実現しています。
同社の強みは、製造現場の深い知見と先端IT技術を組み合わせたソリューション提供にあります。独自のDX開発基盤「Orizuru」では、3次元データの軽量表示や人工知能による類似検索機能を提供し、顧客企業の既存設備との連携や段階的なデジタル化を可能にしています。また、独自手法「CCT-DX Method」により、構想策定から技術検証、システム構築、内製化支援まで一貫したサービスを展開し、最終的には顧客企業が自社でデジタル変革を推進できる体制づくりを目指しています。
経営方針
コアコンセプト・テクノロジーは、製造業・建設業向けのデジタル変革支援を主軸に据えた成長戦略を展開しています。同社は売上高成長率と売上高営業利益率を重要指標として位置づけ、製品の進化と人材育成の両輪により各産業の持続可能な発展を支援することを目標としています。特に製造業向けでは、基幹システム「mcframe」、製造実行システム「Orizuru MES」、製品ライフサイクル管理「Aras Innovator」の3つのソリューションに注力し、受注案件の大型化を推進しています。
同社の差別化戦略は、独自のDX開発基盤「Orizuru」と方法論「CCT-DX Method」を核とした一気通貫型サービスにあります。現場業務に精通したコンサルタントとエンジニアが顧客企業に伴走し、アジャイル方式でスピーディーかつ段階的にシステムを構築する点が特徴です。また、広範なビジネスパートナーネットワーク「Ohgi」を活用することで、必要なIT人材を迅速かつ効率的にマッチングでき、日本のシステム開発業界における多重請負構造の弊害軽減にも貢献しています。
新市場開拓では、これまでの製造業・建設業・物流業での実績を基に、あらゆる産業への展開を計画しています。同社は「Orizuru」の機能拡充とパートナープロダクトの充実を通じて、さらなる産業領域の拡大を図る方針です。また、現在東京都中心のパートナーネットワークを全国に拡大し、地方のIT人材活用と地域間所得格差の縮小も目指しています。M&Aについても戦略を見直し、DX支援強化を目的とした上流工程協業企業や業界知見を持つ企業との連携を積極的に進める計画です。
技術革新への取り組みでは、3D技術と人工知能を活用した「Orizuru 3D」の高度化や、顧客企業の内製化支援まで含めた包括的なDXサービスの提供に注力しています。同社は2025年12月に情報セキュリティマネジメントシステムの認証を取得し、セキュリティ体制も強化しています。さらに、2030年に再生可能エネルギー率70%、2050年に100%という環境目標を設定し、持続可能な社会実現への貢献も技術革新と並行して推進しています。