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プロトコーポレーションJP:4298
沿革
1977-10 | 現代表取締役会長横山博一が名古屋市において「中古車通信」を創刊。 |
1979-06 | 中古車情報誌の制作・販売を主たる目的として、株式会社プロジェクトエイト(資本金1百万円、所在地名古屋市千種区、代表者横山博一)を設立。 |
1985-08 | 「週刊オークション情報」(現「オークション情報」)を創刊。 |
1991-02 | 名古屋市中区新栄に新社屋を建設し本社を移転。同時に、株式会社プロジェクトエイトから株式会社プロトコーポレーションへ商号変更。 |
1991-06 | 輸入車情報誌「ENZO」(現「グーワールド」)を創刊。 |
1992-10 | 「中古車通信」を「Goo」(現「グー」)に表題変更。 |
1996-04 | インターネットを利用した中古車データ検索システム「DataLine」を商品開発し、情報サービスの提供を開始。 |
1996-10 | 中古車情報検索サイト「Goonet」(現「グーネット」)による情報サービスの提供を開始。 |
1997-12 | 名古屋市中区葵に新社屋を購入し、本社を移転。 |
1999-04 | 東京都文京区に新社屋を建設し東京支社を移転。同時に、東京支社を東京本社として支店登記。不動産事業を開始。 |
1999-10 | 中古車基準価格ガイド「ブルーブック」を創刊。 |
2001-08 | バイク情報誌「GooBike」(現「グーバイク」)を創刊。 |
2001-09 | ジャスダック(店頭)市場に上場。 |
2002-10 | 自動車業界全体を見据えた情報サービスの拡充を目的として、株式会社リペアテック出版(現株式会社プロトリオス)の株式を取得し、子会社化。 |
2007-04 | 消費者メリットを追求した様々なコンテンツサービスの開発・提供を迅速に展開すると同時に、更なるコストダウンを図ることを目的として、株式会社プロトデータセンター(現株式会社プロトソリューション)を設立。 |
2009-01 | 中古車販売店の販路拡大ならびに海外ユーザーを対象とした情報サービスの拡充を図ることを目的として、株式会社グーオート(現株式会社グーネットエクスチェンジ)を設立。 |
2009-10 | 自動車メンテナンスに関する情報・サービスをグループ内で幅広く展開することによって、自動車業界における顧客層の拡大を図ることを目的として、株式会社システムワン(現株式会社プロトリオス)の株式を取得し、子会社化。医療・介護業界における人材紹介サービスの拡充を目的として、株式会社Medical CUBIC(2011年5月株式会社プロトメディカルケアに商号変更)の株式を取得し、子会社化。 |
2010-04 | 中古バイクの物件情報において多くのコンテンツを確保するとともに、バイクパーツ・バイク用品のEC販売の強化、バイク専門誌・専門サイトを通じたコンテンツならびにメディアの強化によるユーザー接点の強化ならびに顧客層の拡大を推進することを目的として、株式会社バイクブロス(現株式会社プロトコーポレーション)の株式を取得し、子会社化。 |
2012-01 | 自動車整備、修理・鈑金・塗装といったカーアフターマーケットにおける事業規模の拡大をより一層推進していくにあたり、当社グループ内の経営資源の集中と効率化を目的として、株式会社システムワンと株式会社リペアテック(存続会社)が合併し、商号を株式会社プロトリオスに変更。 |
2012-02 | 「Goo認定」(現「グー鑑定」)サービスの更なる強化を図っていくことを目的として、株式会社カークレドを設立。 |
2012-04 | 中古車輸出支援サービスを通じた中古車販売店の更なる販路拡大を目的として、株式会社キングスオート(現株式会社グーネットエクスチェンジ)の株式を取得し、子会社化。 |
2012-07 | 当社グループ内の経営資源の集中と効率化を目的として、株式会社グーオートと株式会社キングスオート(存続会社、現株式会社グーネットエクスチェンジ)が合併。 |
2013-04 | モビリティ事業の更なる成長を図ることを目的として、株式会社オートウェイの株式を取得し、子会社化。 |
2015-04 | モビリティ事業の更なる成長を図ることを目的として、株式会社タイヤワールド館ベストの株式を取得し、子会社化。 |
2016-10 | 当社グループ内の経営資源の集中と効率化を目的として、株式会社アイソリューションズと株式会社プロトデータセンター(存続会社)が合併し、商号を株式会社プロトソリューションに変更。 |
2019-03 | 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同取引所市場第一部に市場変更。 |
2019-04 | 当社グループ内の経営資源の集中と効率化を目的として、株式会社バイクブロスと当社(存続会社)が合併。 新しいビジネスの企画・研究開発の強化、協業による既存事業とのシナジー創出により、当社グループ全体の競争力強化と更なる企業価値向上を図ることを目的として、株式会社プロトベンチャーズを設立。 |
2019-09 | 名古屋証券取引所市場第一部に上場。 |
2020-04 | 株式会社キングスオートの商号を株式会社グーネットエクスチェンジに変更。 |
2021-04 | 国内外のスタートアップ企業等への投資を目的として、プロトベンチャーズ2号投資事業有限責任組合を設立。 |
2021-06 | 当社グループ内の経営資源の集中と効率化を目的として、当社が保有する株式会社プロトメディカルケア(現株式会社ハートメディカルケア)の株式の全てを譲渡。 |
2022-04 | 新規事業の開始及び協業による既存事業とのシナジー創出により、更なる企業価値向上を図ることを目的として、コスミック流通産業株式会社及びコスミックGCシステム株式会社の株式を取得し、子会社化。 東京証券取引所及び名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、それぞれ東京証券取引所市場第一部から同取引所プライム市場へ、名古屋証券取引所市場第一部から同取引所プレミア市場へ移行。 |
2024-04 | 新規事業の開始及び協業による既存事業とのシナジー創出により、更なる企業価値向上を図ることを目的として、株式会社観光経済新聞社の株式を取得し、子会社化。 |
事業内容
プロトコーポレーションは、モビリティ関連のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、顧客の業務効率改善や成約率向上に貢献する事業を展開しています。同社は、中古車、整備、新車領域における事業を主軸に据え、自動車ディーラーや中古車販売店の在庫車両データを収集し、これらを整理・分類してデータベース化。その情報をメディアを通じて消費者や法人企業に提供しています。また、中古車販売店向けには、オートオークション会場から収集した落札価格情報や、中古車の車両状態を開示するサービスも提供しており、消費者の購買活動をサポートするとともに、法人企業の業務拡大に寄与しています。
コマースセグメントでは、タイヤやホイールの通販サイト運営、輸入タイヤ及びホイールの販売、さらには商品券やギフト券等のチケットの二次流通事業などを手掛けています。これらの事業を通じて、消費者の多様なニーズに応える商品やサービスを提供しています。
その他の事業としては、不動産の保全・管理や農業事業、BPO事業、ソフトウエアの開発・販売、人材派遣事業などを展開。これらの事業を通じて、プロトコーポレーションは幅広い分野でのサービス提供を実現しています。また、新規事業者やベンチャー企業の発掘調査、情報提供業務も行っており、業界の発展にも貢献しています。
経営方針
プロトコーポレーションは、その経営理念「挑戦を未来の力に変え 夢と感動 楽しい!で社会に貢献する」のもと、独創的かつ人間的な価値を提供し、AI時代をリードする「未来社会のパートナー企業」を目指しています。同社は、「チェンジング・カンパニー~未来に向けて変化し続ける会社~」を企業目標とし、社会の変化を駆動するイノベーションの導き手となることを目指しています。
中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)において、プロトコーポレーションは、モビリティ領域のデジタルトランスフォーメーション(DX)に寄与する新商品・サービスの開発・提供を推進しています。これには、自社が保有するデータとAI技術を駆使することが含まれます。また、中古車、整備、新車の各領域におけるシェアの拡大を通じて、モビリティ領域のプラットフォームを構築し、データサービスの展開を進めています。
さらに、コマースセグメントにおいては、売上と営業利益の成長を実現しつつ、収益性のさらなる改善を目指しています。具体的な成長戦略として、モビリティ領域のデータプラットフォーム構築、データとAI技術を駆使した新商品・サービスの開発、中古車領域、整備領域、新車領域のシェア向上、そしてM&Aを活用した事業領域の拡大を重点課題として掲げています。
これらの戦略を通じて、プロトコーポレーションは持続的な企業価値の向上を図り、最終年度にはROE(自己資本利益率)12.0%以上の実現を目指しています。同社は、変化する社会に対応し、未来に向けて変化し続けることで、お客様の満足、社員の誇り、そして株主からの信頼を得られる存在となることを目指しています。