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ライトワークスJP:4267
沿革
1995年11月 |
当社の前身である丸三商事株式会社の設立 |
2000年4月 |
株式会社アスキー(現株式会社KADOKAWA)内でeラーニング事業を立ち上げ |
2001年5月 |
株式会社アスキーが丸三商事株式会社の全株式を取得 |
2001年7月 |
株式会社アスキーがeラーニング事業を分離独立させ、株式会社ライトワークスへ商号変更 |
2001年9月 |
江口夏郎(現代表取締役)が社外取締役に就任。本社を株式会社アスキー内(東京都渋谷区)に移転。eラーニングのコンテンツ販売により事業開始 |
2002年3月 |
株式会社CSK(現SCSK株式会社)がグループの事業再編から当時株式会社CSKグループ内にあった株式会社アスキーの保有する当社株式をすべて買取り、当社を連結子会社とする |
2002年5月 |
本社を東京都新宿区に移転 |
2003年5月 |
本社を東京都千代田区(現本社地)に移転 |
2008年1月 |
教材作成ソフトウエア「教材コーチ君」提供開始 |
2008年8月 |
次世代LMS(注1)「CAREERSHIP」をリリースし、クラウドサービスとして提供開始 |
2009年9月 |
株式会社CSKの連結対象子会社から外れる |
2013年6月 |
企業向けオンライン英会話サービスの提供開始 |
2016年11月 |
学習・教育領域におけるITソリューション事業を行う株式会社ライトエデュケーション設立 |
2017年9月 |
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO 27001:2013」認証取得 |
2018年3月 |
中国国内における人材支援サービス事業の提供元として来宜信息科技(上海)有限公司設立 |
2020年10月 |
eラーニングコンテンツを制作する大連スタジオを設立 |
2020年11月 |
教材作成機能「eStudio」を提供開始 |
2020年12月 |
マイクロコンテンツの受託制作サービスを開始 |
2022年2月 |
東京証券取引所マザーズに上場 |
2022年4月 |
東京証券取引所市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロースに移行 |
事業内容
ライトワークスグループは、ライトワークスおよびその連結子会社2社(株式会社ライトエデュケーション、来宜信息科技(上海)有限公司)で構成されています。同社グループは、「ミライの『はたらく』を、明るくする」というミッションのもと、クラウドサービスを活用した人材開発ソリューションを提供しています。具体的には、eラーニングから発展したHCM(ヒューマン・キャピタル・マネジメント)クラウドサービスを中心に、学習管理、スキル管理、キャリア管理などのプラットフォームを提供しています。このプラットフォームは「CAREERSHIP」と呼ばれ、大企業や教育機関向けに展開されています。
同社グループの事業は、HCMクラウド事業の単一セグメントで構成され、主に2つのサービスを提供しています。一つ目は、HCMプラットフォーム提供サービスで、企業や教育分野に向けた人材開発ソリューションをクラウドサービスとして提供します。これにより、「学習する組織」の実現を支援し、従業員の能力開発を「いつでも、どこでも」可能にします。二つ目は、HCMクラウドを活用したオンライン英会話サービスで、OLECOブランドで提供されています。このサービスは、全国の学習塾に通う小中高生が学習塾経由で英会話を学べるようにするものです。
また、同社グループは、教育分野におけるIT化の遅れに対応し、学習塾向けに学習管理プラットフォームを提供しています。これにより、学習塾のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現し、教育サービスのオンライン化を促進しています。さらに、個人向けにもクラウティブランドでオンライン英会話サービスを提供し、オンライン学習ゲームや専門家とのマッチング機能などを通じて、先行企業との差別化を図っています。
経営方針
ライトワークスグループは、そのミッション「ミライの『はたらく』を、明るくする」を実現するため、クラウドサービスを活用した人材開発ソリューションの提供に注力しています。同社は、不確実性が増す現代社会において、企業の成長を促す人材を開発し、持続可能な信頼関係を構築できるパートナーであることを目指しています。このビジョンの下、HCM(ヒューマン・キャピタル・マネジメント)プラットフォームの提供を核とし、eラーニングコンテンツやオンライン英会話、キャリア開発サポートなどのサービスを充実させ、高い収益性を追求しています。
特に、同社は大企業や教育機関向けに「CAREERSHIP」と呼ばれるプラットフォームを展開。このプラットフォームは、学習管理、スキル管理、キャリア管理などを一元的に提供し、「学習する組織」の実現を支援しています。また、HCMクラウドを活用したオンライン英会話サービス「OLECO」を提供し、学習塾市場におけるオンライン英会話の普及を促進しています。
さらに、同社グループは、学習塾向けに学習管理プラットフォームを提供し、教育分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現。個人向けには、クラウティブランドでオンライン英会話サービスを提供し、オンライン学習ゲームや専門家とのマッチング機能を通じて、市場における差別化を図っています。
経営上の課題としては、優秀なIT技術者の確保や開発の優先順位の明確化が挙げられます。これらの課題に対処するため、同社はフラットな組織設計やクロスファンクショナルチームによる開発テーマの決定など、柔軟かつ効率的な開発体制の構築を進めています。これにより、同社は持続可能な成長を目指し、未来の「はたらく」を明るくすることに貢献していく方針です。