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竹本容器JP:4248
沿革
年 月 |
事 業 内 容 |
1953年5月 |
東京都台東区に竹本容器株式会社を設立し硝子容器の販売を開始 |
1960年4月 |
同区内の通称「合羽橋道具街」に店舗を開設(現「合羽橋ショールーム」) |
1963年5月 |
プラスチック容器の販売を開始 |
1980年1月 |
大阪府大阪市に大阪営業所を開設 |
1984年4月 |
埼玉県北葛飾郡吉川町(現埼玉県吉川市)に吉川工場を開設し、プラスチック容器の印刷及び加工を開始 |
1986年3月 |
吉川工場にプラスチック容器製造設備を設置し、プラスチック容器の生産を開始 |
1988年3月 |
福岡県福岡市に福岡営業所を開設 |
1988年10月 |
東京都台東区に株式会社プラスコ(現「株式会社共栄プラスコ」)を設立 |
1989年6月 |
茨城県結城市に結城事業所を開設し、吉川工場のプラスチック容器製造部門を移転 |
1990年8月 |
東京都台東区に株式会社竹本総合計画(現「株式会社共栄プラスコ」)を設立 |
1992年6月 |
吉川工場を廃止 |
1996年1月 |
中華人民共和国に上海竹本容器包装有限公司(現 連結子会社)を設立 |
1996年7月 |
静岡県浜松市に東海営業所を開設 |
1997年1月 |
北海道旭川市に株式会社ジェイ・プラを設立 |
1999年1月 |
株式会社共栄商工(旧株式会社竹本総合計画)と株式会社プラスコを合併し、株式会社共栄プラスコ(現 連結子会社)を設立 |
2000年1月 |
愛知県名古屋市に東海営業所を移転し名古屋営業所に改称 |
2000年9月 |
株式会社ユニプリントを吸収合併し茨城県結城市に結城印刷所を開設 |
2003年6月 |
埼玉県吉川市の旧吉川工場跡地に吉川事業所を開設し、樹脂着色材料の製造及び加工を開始 |
2004年5月 |
中華人民共和国に竹本容器(昆山)有限公司(現 連結子会社)を設立 |
2005年4月 |
アメリカ合衆国にTAKEMOTO PACKAGING INC.(現 連結子会社)を設立 |
2005年5月 |
富山県富山市に株式会社ジェイ・トムを設立し、株式会社富山陽成社のチューブ事業を譲受ける |
2005年7月 |
東京都台東区に現本社ビルを竣工 |
2009年7月 |
株式会社ジェイ・トムを吸収合併し、ジェイ・トム事業所を開設 |
2009年11月 |
株式会社プラスコを北海道空知郡上富良野町に設立 |
2011年6月 |
西日本における生産拠点として大阪府大阪市に大阪ブロー成型株式会社を設立 |
2011年12月 |
大阪ブロー成型株式会社を吸収合併し、大阪ブロー工場を開設 |
2012年1月 |
北海道旭川市に北海道営業所を設置 |
2013年6月 |
タイにタイ駐在員事務所を開設 |
2013年7月 |
株式会社ジェイ・プラ、株式会社プラスコを吸収合併し、ジェイ・プラ事業所、プラスコ事業所を開設 |
2014年12月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
2015年4月 |
ジェイ・トム事業所を富山県中新川郡立山町に移転 |
2015年9月 |
オランダにTakemoto Netherlands B.V.(現 連結子会社)を設立 |
2016年4月 |
タイにTAKEMOTO PACKAGING (THAILAND) CO., LTD.(現 連結子会社)を設立 |
2016年5月 |
結城事業所に印刷棟を増設し、結城印刷所を結城事業所に統合 |
2016年8月 |
インドにTAKEMOTO YOHKI INDIA PRIVATE LIMITED(現 連結子会社)を設立 |
2016年10月 |
岡山県勝田郡奈義町に岡山事業所を設立 |
2016年11月 |
大阪ブロー工場の機能を岡山事業所に移転し大阪ブロー工場を廃止 |
2017年5月 |
結城事業所の食品用プラスチック容器の製造(印刷製品は除く)が食品安全マネジメントシステム(FSSC22000)の認証を取得 |
2017年6月 |
東京証券取引所市場第一部に指定 |
2018年7月 |
TAKEMOTO YOHKI INDIA PRIVATE LIMITEDのサナンド工場が商業生産開始 |
2020年4月 |
東上野に共創開発拠点としてTOGETHER LAB開設 |
2023年3月 |
結城事業所にブロー棟を増設し生産開始 |
事業内容
竹本容器株式会社及びそのグループ企業は、包装容器の製造販売を主軸とする事業を展開しています。同社グループは、竹本容器株式会社をはじめ、国内外に7つの連結子会社を持ち、化粧品・美容事業者、食品・健康食品事業者、日用・雑貨事業者、化学・医薬品事業者を主な顧客層としています。これらの顧客に対し、商品の価値や個性を強める容器や、内容物を安全に包み保存する容器の開発及び提供を行っており、顧客のニーズに応じた独自性の高い包装容器を短納期かつ小ロットから提供することが可能です。
竹本容器株式会社は、国内で容器等の企画、開発、製造及び販売を行っており、株式会社共栄プラスコは、同社グループの製品の倉庫管理及び物流管理、不動産管理を担当しています。海外では、上海竹本容器包装有限公司(中国)、竹本容器(昆山)有限公司(中国)、TAKEMOTO PACKAGING INC.(アメリカ)、Takemoto Netherlands B.V.(オランダ)、TAKEMOTO PACKAGING (THAILAND) CO., LTD.(タイ)、TAKEMOTO YOHKI INDIA PRIVATE LIMITED(インド)が、それぞれの地域で容器の製造及び販売、情報収集拠点、問合せ窓口として機能しています。
同社グループは、顧客の負担を軽減するため、容器製造に必要な金型を自社で製作し、顧客が必要に応じて利用できる金型を保有しており、これによりスタンダードボトルと呼ばれるボトルや押し出しチューブ等の容器本体やキャップ、ディスペンサー等の付属品の生産を行っています。これらのスタンダードボトルを軸としたビジネスモデルにより、国内外で多数の顧客の支持を得ています。また、新製品開発体制の強化、国内外の生産体制強化並びに営業力強化に取り組んでおり、世界の器文化に貢献することを経営理念として掲げています。
経営方針
竹本容器株式会社及びそのグループ企業は、新型コロナウイルス感染症の影響からの景気回復の中で、顧客の商品価値の創造と満足度向上を目指し、独自のパッケージングソリューションを提供しています。同社は、「世界の器文化に貢献」することを使命とし、生分解性樹脂やバイオマス原料を使用した製品など、資源循環型パッケージングカンパニーを目指しています。
2030年ビジョンとして、アジア、欧米市場での販売拡大、取引社数と金型数の増加、売上高300億円を目標に掲げています。このビジョン達成のため、スピードの実現、資源循環型パッケージングへの開発提案力の強化、グローバルな事業展開、人材採用及び育成に重点を置いています。
具体的な戦略として、デジタル化の推進、生産体制の強化、短納期への取り組み、TOGETHER LABを活用した共創開発の推進、即納体制の強化、ECサイトを通じたWEBマーケティングの強化が挙げられます。また、資源循環型パッケージングに関しては、Materials、Recycling、Innovationの3つのテーマに焦点を当て、環境に配慮した製品開発を進めています。
グローバルな事業展開では、中国市場での黒字化やインド市場での事業拡大を目指し、人材採用及び育成では、中長期的な視点での採用と育成に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、竹本容器は持続可能な成長を目指しています。