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児玉化学工業JP:4222
沿革
1946年3月 |
小関商事株式会社を創立、洋装雑貨の製造販売業を営む。 |
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1952年5月 |
東京都台東区に児玉金属工業株式会社を設立、金属加工を開始、同時にプラスチックス加工の研究に着手。 |
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1955年8月 |
商号を児玉化学工業株式会社と改称、大型真空成形機によるプラスチックス成形品の生産を専門に開始。 |
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1957年8月 |
東京都大田区に東京工場を建設。 |
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1959年9月 |
静岡市に静岡工場を建設。 |
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1961年4月 |
横浜市に横浜工場を建設。 |
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1961年7月 |
大阪府茨木市に大阪工場を建設。 |
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1962年5月 |
額面変更のため小関商事株式会社へ合併、合併後の商号を児玉化学工業株式会社とし、本店所在地を東京都台東区に移転。 |
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1962年7月 |
株式を東京証券取引所市場第2部に上場。 |
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1965年4月 |
埼玉県本庄市に埼玉工場を建設、東京工場を集約移転。 |
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1967年3月 |
台湾台北市に合弁会社華玉工業股份有限公司を設立、エコーラック(鞄類)の生産を開始。 |
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1980年4月 |
静岡県袋井市に袋井工場を建設。 |
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1988年2月 |
タイ国に合弁会社THAI KODAMA CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立、同国におけるプラスチックス成形品製造販売に進出。 |
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1989年9月 |
台湾台南縣に兒玉機械股份有限公司を設立、同国におけるプラスチックス成形関連機械および装置の製造販売に進出。 |
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1990年3月 |
埼玉第二工場を建設。 |
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1990年9月 |
タイ国にTHAI KODAMA CO.,LTD.(現 連結子会社)の販売子会社SYNERGY MARKETTING CO., LTD.を設立。 |
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2000年12月 |
華玉工業股份有限公司の工場を閉鎖、エコーラック(鞄類)の生産をTHAI KODAMA CO.,LTD.(現 連結子会社)へ移管。 |
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2002年6月 |
華玉工業股份有限公司の台北事務所を閉鎖、開発営業部門は当社エコーラック事業部に統合。 |
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2002年10月 |
中国江蘇省に無錫普拉那塑膠有限公司(現 連結子会社)を設立。 |
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2002年11月 |
タイ国チャチェンサオにECHO AUTOPARTS(THAILAND) CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立。 |
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2003年4月 |
大阪工場を閉鎖。 |
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2003年5月 |
華玉工業股份有限公司は、兒玉機械股份有限公司と合併し、消滅。 |
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2003年12月 |
静岡工場を閉鎖。 |
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東京都台東区にプラナー東海株式会社(エコーラック株式会社)およびエコーリフレックス株式会社(エコーラック・ブランド株式会社)を設立。 |
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2005年5月 |
中国天津市に普拉那(天津)複合製品有限公司を設立。 |
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2005年12月 |
エコーラックカバン国内事業およびバンプラ事業をエコーラック・ブランド株式会社へ譲渡。 |
2006年9月 |
エコーラックカバン国際事業をエコーラック株式会社へ譲渡。 |
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エコーラック商標をエコーラック・ブランド株式会社へ譲渡。 |
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2007年12月 |
エコーラック・ブランド株式会社は、エコーラック株式会社を吸収合併。 |
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2009年4月 |
西湘工場を建設。 |
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2009年8月 |
横浜工場を閉鎖し、西湘工場へ移転。 |
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2011年4月 |
兒玉機械股份有限公司を閉鎖。 |
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2012年3月 |
エコーラック・ブランド株式会社を閉鎖。 |
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インドネシア国にPT.ECHO ADVANCED TECHNOLOGY INDONESIAを設立。 |
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2012年6月 |
ベトナム国にTHAI KODAMA (VIETNAM) CO.,LTD.(現 連結子会社)を設立。 |
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2012年8月 |
本店所在地を東京都中央区に移転。 |
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2013年7月 |
普拉那(天津)複合製品有限公司を天津恒瑞祥商貿有限公司等へ譲渡。 |
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2018年3月 |
PT.ECHO ADVANCED TECHNOLOGY INDONESIAをDAIWA KASEI(THAILAND)CO.,LTD.へ譲渡。 |
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2020年4月 |
無錫普拉那塑膠有限公司を蘇州明強塑料有限公司へ譲渡。 |
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2020年8月 |
本店所在地を東京都千代田区に移転。 |
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2022年4月 |
東京証券取引所スタンダード市場へ移行。 |
事業内容
児玉化学工業およびそのグループ会社(児玉化学工業、連結子会社3社、非連結子会社1社を含む)は、モビリティ事業、リビングスペース事業、アドバンスド&エッセンシャル事業の3つの主要セグメントで事業を展開しています。これらのセグメントは、多岐にわたる製品を提供しており、それぞれの事業の位置付けは、連結財務諸表の注記事項に記載されたセグメント区分と一致しています。
モビリティ事業では、自動車部品の製造販売を行っており、その製品範囲にはインストルメントパネル、フロントグリル、シート部品、ドアトリム、ラッゲージトリム、ルーフ、ピラーガーニッシュ、サイドマッドガード、コンソール、オイルリザーバタンク、バッテリートレイなどの内外装部品が含まれます。このセグメントにおける主な関係会社には、ECHO AUTOPARTS(THAILAND) CO., LTD.があります。
リビングスペース事業では、住宅関連製品や家電部品、食品容器、飲用カップ、プラスチックシート製品(単層、多層、コーティング)などの製造販売を手掛けています。具体的には、洗面ミラーキャビネット、浴室天井、カウンター、浴槽エプロン、洗濯機パン、排水トラップ、サニタリー部品、厨房部品、冷蔵庫内装部品、エアコン部品などがあります。このセグメントには、THAI KODAMA CO., LTD.、THAI KODAMA (VIETNAM) CO., LTD.が関係会社として名を連ねています。
アドバンスド&エッセンシャル事業では、エンターテイメント関連製品(ゲーム用パッケージなど)や物流資材関連製品(自動車部品用トレー、電気機器部品用トレーなど)の製造販売を展開しています。このセグメントにおいても、児玉化学工業が中心的な役割を果たしています。
これらの事業セグメントを通じて、児玉化学工業グループは多様な市場ニーズに応える製品とサービスを提供し、幅広い分野でその存在感を示しています。
経営方針
児玉化学工業は、プラスチックの可能性を追求し、信頼に値する製品づくりに徹することを経営理念としています。同社は、2024年3月期に売上高165億円、営業利益7億70百万円の達成を目標としており、不透明な経済環境の中でも、社会のニーズに柔軟に対応し、持続的な進化を目指しています。
児玉化学工業グループは、企業体質の向上と成長分野への進出を重点課題として掲げています。企業体質の向上に向けては、業務品質の向上、生産工程の見直し、無駄の排除、生産性・財務体質の改善、品質マネジメントシステムの確実な履行と維持を通じて、安定した品質の確保と信頼性の維持・向上を目指しています。
成長分野への進出に関しては、モビリティ事業、リビングスペース事業、アドバンスド&エッセンシャル事業の3つの主要セグメントで事業を展開しています。これらのセグメントでは、自動車部品、住宅関連製品、家電部品、食品容器、エンターテイメント関連製品、物流資材関連製品など、多岐にわたる製品を提供しており、時代のニーズに合致した新しい事業の開拓を進めています。
児玉化学工業グループは、これらの戦略を通じて、企業価値の更なる拡大を目指しています。同社は、変化する社会のニーズに柔軟に対応し、持続的に進化することを重要な使命として認識しており、その実現に向けた取り組みを進めています。