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積水樹脂JP:4212
沿革
1954年11月 |
商号をアドヘヤ紙工株式会社として大阪市北区宗是町1番地に本店、大阪市旭区生江町1丁目116番地に本社事務所並びに大阪工場を設置、資本金400万円にて特殊接着剤を応用したアドヘヤ封筒の製造販売開始 |
1954年12月 |
商号をアドヘヤ化工株式会社と変更 |
1961年11月 |
アドヘヤ産商株式会社(現積水樹脂商事株式会社)設立 |
1962年 5月 |
枚方工場開設 |
1963年 5月 |
商号を積水アドヘヤ工業株式会社と変更 |
1968年 5月 |
土浦工場開設 |
1970年 4月 |
アドヘヤ・サービス株式会社(現積水樹脂商事株式会社)設立 |
1970年 6月 |
商号を積水樹脂株式会社と変更 |
1970年10月 |
株式額面変更のため大阪市旭区生江町1丁目116番地所在の積水樹脂株式会社(旧商号日新製鋼株式会社)に吸収合併される |
1970年10月 |
東北ジスロン株式会社(現東北積水樹脂株式会社)設立 |
1971年 4月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場 |
1971年 5月 |
滋賀工場開設 |
1972年 4月 |
石川工場開設 |
1973年10月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
1974年 1月 |
セキスイジュシB.V.(現セキスイジュシヨーロッパホールディングスB.V.)設立 |
1978年11月 |
大阪工場を枚方工場に移転吸収、同地に開発本部設置 |
1982年 1月 |
事業本部制を採用 |
1986年 9月 |
東京証券取引所並びに大阪証券取引所市場第一部に指定替え上場 |
1987年 6月 |
竜王工場開設 |
1989年 2月 |
株式会社寿産業(現エスジェイシー寿株式会社)の株式を取得 |
1989年10月 |
営業母店制を採用し、支店の管轄下に営業所を配置 |
1990年 4月 |
本部事業部制(小事業部制)を採用 |
1990年 5月 |
つくば工場開設 |
1990年10月 |
新研究所「R&Dプラザ」並びに広島東城工場(現土浦つくば工場広島東城製造所)開設 |
1990年10月 |
キャップアイシステム株式会社(現積水樹脂キャップアイシステム株式会社)設立 |
1991年 4月 |
デザインプラザ(デザイン室)開設 |
1994年 1月 |
東京本社開設 |
1994年 2月 |
ポリカラー工業株式会社(現積水樹脂プラメタル株式会社)の株式を取得 |
1995年 7月 |
雪国製品研究所開設 |
1995年 8月 |
ロードエンタープライズ株式会社の株式を取得 |
1996年 4月 |
滋賀工場及び竜王工場を合体して滋賀竜王工場、土浦工場及びつくば工場を合体して土浦つくば工場に名称を変更 |
1996年10月 |
セキスイジュシフィリピンCorp.(現サミットストラッピングCorp.)設立 |
1997年10月 |
スペーシア株式会社設立 |
1999年 2月 |
関東積水樹脂株式会社設立 |
1999年 6月 |
社内カンパニー制を採用、執行役員制の導入 |
2002年 4月 |
社内カンパニー制を廃止し、事業本部制を採用 |
2002年 6月 |
無錫積水樹脂有限公司設立 |
2004年 6月 |
滋賀竜王工場を滋賀工場に名称変更 |
2004年 9月 |
枚方工場廃止 |
2004年12月 |
サンエイポリマー株式会社の株式を取得 |
2006年10月 |
積水樹脂プラメタル株式会社が関東工場を開設 |
2007年 4月 |
雪国製品研究所廃止 |
2007年10月 |
事業本部の拠点を東京に移転 |
2009年 1月 |
サンエイポリマー株式会社を完全子会社化 |
2009年 4月 |
デザイン室廃止 |
2011年 1月 |
セキスイジュシB.V.を欧州における持株会社とし、セキスイジュシヨーロッパホールディングスB.V.に商号変更、その傘下にセキスイジュシストラッピングB.V.とジスロン(ヨーロッパ)B.V.を設立 |
2011年 6月 |
ダイプラシステック(タイランド)Co.,Ltd.( 現セキスイジュシ(タイランド) |
Co.,Ltd. )の株式を取得 |
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2012年 6月 |
新執行役員制度を導入 |
2012年 6月 |
セキスイジュシヨーロッパホールディングスB.V.がビーメックスB.V.の株式を取得 |
2012年10月 |
ジスロン(ヨーロッパ)B.V.がビーメックスB.V.を合併 |
2013年 9月 |
積水樹脂プラメタル株式会社がタイ王国にてセキスイジュシプラメタル(タイランド) Co.,Ltd.を設立 |
2015年 3月 |
日本ライナー株式会社の株式を取得 |
2017年 3月 2018年 5月 2018年 5月 |
スペーシア株式会社を完全子会社化 広島東城工場を土浦つくば工場 広島東城製造所に組織を変更 積水樹脂キャップアイシステム株式会社を完全子会社化(間接所有を含む) |
2019年11月 2020年 4月 |
創立65周年を機に、新しいグループ経営理念を策定 技術・研究部門を再編し、テクノセンターを開設 |
2022年 4月 2023年 3月 |
東京証券取引所プライム市場へ移行 ロードエンタープライズ株式会社の株式を売却 |
事業内容
積水樹脂は、公共分野と民間分野の2つの主要な事業セグメントを持つ多角的な事業を展開しています。公共分野では、路面標示材、遮熱性舗装、コンクリート片剥落防止システム、道路標識、サイン、看板、防音壁材、交通安全資材、電子システム関連製品、歩行者用防護柵、車両用防護柵、防風・防雪柵、車止め、組立歩道、高欄、公園資材、シェルター、ソーラー照明灯、人工木材、人工芝、人工芝フィールド散水システム、人工芝フィールド高速排水システムなどの製造・加工・販売及び施工工事を手がけています。
民間分野では、メッシュフェンス、めかくし塀、防音めかくし塀、縦格子フェンス、自転車置場、手すり製品、梱包結束用バンド・フィルム、梱包資材、梱包機械、安全柵、農業資材、施設園芸資材、獣害対策製品、アルミ樹脂積層複合板、装飾建材、組立パイプシステム、デジタルピッキングシステム、自動車部品関連製品の製造・加工及び販売を行っています。
これらの事業は、国内外の子会社や関連会社を通じて展開されており、東北積水樹脂株式会社、広島積水樹脂株式会社、関東積水樹脂株式会社、土浦つくば積水樹脂株式会社、滋賀積水樹脂株式会社、オーミテック株式会社、日本興業株式会社、近藤化学工業株式会社などが製造・加工・販売を、エスジェイシー寿株式会社、日本ライナー株式会社が施工工事・販売を、積水樹脂商事株式会社、ジスロン(ヨーロッパ)B.V.が販売を、積水樹脂アセットマネジメント株式会社、積水樹脂物流株式会社、セキスイジュシヨーロッパホールディングスB.V.がサービス・その他の事業を担っています。これらの幅広い製品とサービスは、積水樹脂の多様な顧客ニーズに応えるためのものです。
経営方針
積水樹脂は、その経営理念「複合技術による価値ある製品の創造とサービスを通じて社会の安全・安心・環境へ貢献する」に基づき、グローバルな展開と収益力の向上を目指しています。同社は、社会的課題への解決策を提供する事業展開を通じて、健全な成長を持続することを基本方針としています。また、株主の信頼と満足、従業員の幸福、取引先の繁栄、そしてサステナブルな社会実現への貢献を目指しています。
経営指標としては、営業利益の向上、キャッシュ・フロー経営に基づく財務の健全性の維持・向上、ROEの重視、そして株主還元の強化に努めています。中長期的な経営戦略として、「人的資本の価値最大化」「成長戦略による拡大」「サステナビリティ経営の推進」を掲げ、「積水樹脂グループビジョン2030」を策定しました。このビジョンの実現に向け、組織最適化やDXによる業務改革、積極的な戦略投資、新事業領域への進出、海外展開の強化、人的資本の重視、ダイバーシティ&インクルージョンとウェルビーイングの推進、人財育成の充実などに取り組んでいます。
経営環境としては、新型コロナウイルス感染症や原材料・部品の供給制約の影響緩和、GX実現に向けた政府の取り組み、製造業の国内回帰に関連した投資の活性化などが期待される一方で、ウクライナ情勢や資源価格、金融・為替市場の動向など不透明な要素も多いとしています。これに対応し、AI・IoT技術を活用した製品の付加価値向上、グローバル事業への資源配分強化、主要製品の生産能力向上、デジタル投資、働きやすい職場環境の整備など、将来に繋がる投資を推進しています。また、サステナビリティ貢献製品の開発・拡販、再生可能エネルギーの活用、3R活動などにも取り組んでいます。