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高圧ガス工業JP:4097
沿革
昭和33年6月 |
中部ガス産業株式会社を設立、溶解アセチレン及びその原材料の販売を開始。 |
昭和34年4月 |
三重アセチレン株式会社(現・三重工場)を吸収合併、溶解アセチレンの製造を開始。 |
昭和34年8月 |
大阪府堺市(現・堺市中区)に工場を新設(現・堺工場)。 |
昭和34年10月 |
弘容通商株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
昭和35年3月 |
京都アセチレン株式会社(現・京都工場)を吸収合併。 |
昭和35年9月 |
堺工場において接着剤の製造を開始。 |
昭和36年11月 |
和歌山県和歌山市に工場を新設(現・和歌山営業所)。 |
昭和37年3月 |
高圧ガス工業株式会社に商号変更。 |
昭和37年7月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場。 |
昭和37年11月 |
日本アセチレン工業株式会社(現・浜松営業所)を吸収合併。 |
昭和39年11月 |
兵庫県揖保郡揖保川町(現・たつの市)に工場を新設(現・播磨工場)。 |
昭和39年12月 |
東京都港区に東京営業所を開設。(旧・東京事務所……平成25年5月 現・東京事務所へ移転) |
昭和40年8月 |
広島県豊田郡安浦町(現・呉市)に工場を新設(現・広島工場)。 |
昭和40年9月 |
神奈川県高座郡寒川町に工場を新設(旧・神奈川工場……平成12年1月 現・神奈川工場へ移転)。 |
昭和43年7月 |
千葉市稲毛区に千葉営業所を新設(現・千葉工場)。 |
昭和43年9月 |
愛知県大府市に工場を新設(現・名古屋工場)。 |
昭和44年2月 |
千葉県佐倉市に工場を新設(現・佐倉工場)。 |
昭和49年5月 |
九州電気工業株式会社(旧・小倉工場(現・北九州営業所)、現・大分工場)を吸収合併。 |
昭和52年6月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
昭和53年5月 |
大阪証券取引所、東京証券取引所の市場第一部銘柄に指定。 |
昭和53年9月 |
兵庫県龍野市(現・たつの市)に工場を新設(現・竜野工場)。 |
昭和53年9月 |
新潟高圧ガス株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
昭和54年2月 |
日本ボンベ株式会社(現・連結子会社 高圧昭和ボンベ株式会社……平成13年1月商号変更)を株式買取りにより子会社化。 |
昭和54年10月 |
千葉県佐倉市に研究所を新設(現・東京研究所)。 |
昭和56年6月 |
宇野酸素株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
昭和57年6月 |
株式会社ユミヤマ(現・連結子会社)を設立。 |
昭和57年8月 |
日東ガス株式会社(現・連結子会社 KGKサービス株式会社)に資本参加。 |
昭和57年8月 |
春日井ガスセンター株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
昭和60年8月 |
株式会社日新商会(現・連結子会社 KGKサービス株式会社)に資本参加。 |
昭和60年12月 |
株式会社ガスコン(現・連結子会社 宇野酸素株式会社)に資本参加。 |
昭和61年9月 |
カトウ酸素株式会社(現・連結子会社)に資本参加。 |
昭和61年10月 |
水島アセチレン工業株式会社(現・連結子会社 水アセ株式会社……平成29年7月商号変更)を設立。 |
昭和61年10月 |
木本酸素株式会社(現・連結子会社 ウエルディングガス九州株式会社)に資本参加。 |
昭和61年10月 |
スズカケミー株式会社(現・連結子会社)に資本参加。 |
昭和61年12月 |
姫路工業ガス株式会社(現・連結子会社 三幸合同サンソ株式会社……平成18年2月に合同サンソに商号変更)を設立。 |
昭和61年12月 |
安浦アセチレン株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
昭和62年5月 |
株式会社泉産業(現・連結子会社)に資本参加。 |
昭和62年11月 |
マル商ガス株式会社(現・連結子会社)に資本参加。 |
昭和63年4月 |
北九州産業有限会社(現・連結子会社 ウエルディングガス九州株式会社……平成18年10月に共栄ガス株式会社に商号変更)に資本参加。 |
昭和63年5月 |
弘容通商株式会社(現・連結子会社)が株式会社エル・エヌ・ジー輸送(現・連結子会社)を設立。 |
平成元年9月 |
株式会社前田商会(現・連結子会社 ウエルディングガス九州株式会社)に資本参加。 |
平成4年3月 |
滋賀県神崎郡五個荘町(現・東近江市)に工場を新設(現・滋賀高圧ガス流通センター)。 |
平成5年8月 |
小野里酸素株式会社(現・連結子会社 KGKサービス株式会社)に資本参加。 |
平成5年12月 |
株式会社スミコエアー(現・連結子会社)を設立。 |
平成7年2月 |
スズカファイン株式会社(現・連結子会社)に資本参加。 |
平成8年1月 |
ウエルテックダイサン株式会社(現・連結子会社)に資本参加。 |
平成10年10月 |
ニチナン株式会社(現・連結子会社 KGKサービス株式会社)に資本参加。 |
平成12年1月 |
神奈川県高座郡寒川町から平塚市に工場を移転(現・神奈川工場)。 |
平成12年5月 |
株式会社カネショー(現・連結子会社 KGKサービス株式会社)を設立。 |
平成14年2月 |
宇野酸素株式会社(現・連結子会社)を株式買取りにより子会社化。 |
平成15年3月 |
中国酸素株式会社(現・連結子会社)を株式買取りにより子会社化。 |
平成15年3月 |
砂金瓦斯工業株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
平成15年3月 |
スズカファイン株式会社(現・連結子会社)がアサヒ塗料興産株式会社(現・連結子会社)に資本参加。 |
平成16年6月 |
ウエルテック株式会社(現・連結子会社)を株式買取りにより子会社化。 |
平成16年10月 |
小松川酸素株式会社(現・連結子会社 KGKサービス株式会社)を株式買取りにより子会社化。 |
平成16年11月 |
大豊商事株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
平成18年3月 |
正光産業株式会社(現・連結子会社 KGKサービス株式会社)を株式買取りにより子会社化。 |
平成19年2月 |
気仙沼酸素株式会社(現・連結子会社)を設立。 |
平成19年12月 |
株式会社ナノテクフォトン(現・連結子会社 ウエルディングガス九州株式会社)を設立。 |
平成20年1月 |
株式会社三幸医療酸素(現・連結子会社 三幸合同サンソ株式会社)を株式買取りにより子会社化。 |
平成20年8月 |
アイ・ジー・シー株式会社(現・連結子会社)を株式買取りにより子会社化。 |
平成20年9月 |
スズカファイン株式会社(現・連結子会社)が杉田塗料商事株式会社(現・連結子会社)に資本参加。 |
平成21年4月 |
株式会社カネショー(現・連結子会社 KGKサービス株式会社)が日東ガス株式会社、株式会社日新商会及び正光産業株式会社を吸収合併し、ウエルディング・ガス・サービス株式会社(現・連結子会社 KGKサービス株式会社)に商号変更。 |
平成21年10月 |
スズカファイン株式会社(現・連結子会社)が株式会社川波(現・連結子会社)に資本参加。 |
平成23年2月 |
スズカファイン株式会社株式を追加取得により子会社化。 |
平成23年4月 |
宇野酸素株式会社(現・連結子会社)が株式会社ガスコンを吸収合併。 |
平成23年4月 |
共栄ガス株式会社(現・連結子会社 ウエルディングガス九州株式会社)が木本酸素株式会社、株式会社前田商会及び株式会社ナノテクフォトンを吸収合併し、ウエルディングガス九州株式会社(現・連結子会社)に商号変更。 |
平成25年5月 |
東京事務所を東京都千代田区内幸町に移転(現・東京事務所)。 |
平成25年9月 |
本社を大阪市北区中崎西に移転。 |
平成25年12月 |
ベトナムドンナイ省にKoatsu Gas Kogyo Vietnam Co.,Ltd.(現・連結子会社)を設立。 |
平成26年2月 |
スズカファイン株式会社(現・連結子会社)を株式交換により完全子会社化。 |
平成26年2月 |
埼玉県さいたま市に工場を新設(現・大宮工場)。 |
平成27年2月 |
仙台営業所に充填設備を新設し、仙台工場に改称。 |
平成29年4月 |
和歌山工場を堺工場に統合し和歌山工場を和歌山営業所に改称。 |
平成29年7月 |
岡山営業所を開設し同所内に充填設備を新設。 |
平成30年3月 |
株式会社JCP(現・連結子会社)を株式取得により子会社化。 |
平成30年4月 |
浜松工場を合弁会社(現・清水アセチレン㈱)の設立により生産を終了し、浜松営業所に改称。 |
令和元年5月 |
三重県津市に工場を新設(現・津工場)。 |
令和2年7月 |
ニチナン株式会社(現・連結子会社 KGKサービス株式会社)がウエルディング・ガス・サービス株式会社、小野里酸素株式会社、小松川酸素株式会社を吸収合併し、KGKサービス株式会社(現・連結子会社)に商号変更。 |
令和2年10月 |
合同サンソ株式会社(現・連結子会社 三幸合同サンソ株式会社)が株式会社三幸医療酸素(現・連結子会社)を吸収合併し、三幸合同サンソ株式会社(現・連結子会社)に商号変更。 |
令和2年12月 |
株式会社エア・ガシズ広島(現・連結子会社)を株式買取りにより子会社化。 |
令和3年12月 |
日本酸水素不動産株式会社(現・連結子会社 同月ケイ・エヌ・エス株式会社に商号変更)を株式買取により子会社化。 |
令和4年4月 |
東京証券取引所の市場再編に伴ない市場一部からプライム市場へ移行。 |
令和4年7月 |
小倉工場の充填事業を合弁会社へ移行して北九州営業所へ改称。 |
令和4年9月 |
福島県福島市に工場を新設(現・福島高圧ガス流通センター)。 |
事業内容
高圧ガス工業とそのグループ会社(子会社46社及び関連会社18社)は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主な事業内容としては、各種高圧ガスの製造・販売、ガス関連機器、接着剤、塗料などの製造・販売、さらに設備の賃貸が挙げられます。
ガス事業セグメントでは、建設、橋梁、造船、機械向けの溶解アセチレンを中心に、酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、LPガス等の石油系ガス及び高圧ガス関連材料・機器の製造・販売を行っています。特に溶解アセチレンに関しては、国内で高いシェアを誇り、同社の主力分野として位置付けられています。関連会社には、高圧昭和ボンベ㈱や安浦アセチレン㈱などの製造会社、宇野酸素㈱や㈱泉産業などの販売会社があります。
化成品事業セグメントでは、接着用、塗料用、建材用、粘着用等の合成樹脂系接着剤を主体に、瞬間接着剤、塗料等の製造・販売を行っています。また、塗装・防水工事業も手掛けており、スズカファイン㈱やスズカケミー㈱などが製造会社として名を連ねています。
その他事業セグメントでは、LSIカードやディスプレイタグ等の電子ペーパー応用製品、その周辺機器の販売、食品添加物の販売、製品や仕入商品の海外販売などを展開しています。㈱JCPが主な関係会社として挙げられます。
これらの事業を通じて、高圧ガス工業グループは幅広い産業分野に対して、多様な製品とサービスを提供しています。
経営方針
高圧ガス工業は、中期経営計画「チェンジ&チャレンジstageⅡ」を推進し、持続的成長と企業価値の向上を目指しています。この計画では、ガス事業、化成品事業、ITソリューション事業を三つの柱とし、事業拡大、人材育成、機能整備、戦略投資、社会調和の5つの成長戦略を実行しています。同社は、企業理念「人と技術と環境の調和」のもと、急速に変化する事業環境に対応できる経営基盤の構築を目指しています。
経営指標の目標としては、資本効率の向上と売上高経常利益率及び株主資本利益率(ROE)の向上を掲げています。これにより、株主価値の最大化を目指しています。
経営環境の変化に対応するため、収益力の強化、研究開発・技術力の強化、海外市場への展開、物流体制の強化、人材の確保と育成、内部管理体制の強化に取り組んでいます。特に、新型コロナウイルス感染症の影響や地政学リスクの高まりによる経済環境の不透明性を踏まえ、これらの課題への対応を重視しています。
高圧ガス工業は、安全と安心を基本姿勢とし、企業体質の健全性を維持しながら事業規模の拡大を図り、社業の発展に努めています。また、サステナビリティ構想のもと、地球温暖化対策など社会的課題への対応も経営課題として位置付け、経営環境の変化に強い体制の構築を目指しています。