カラダノートJP:4014

時価総額
¥31.8億
PER
家族の健康と笑顔を増やすことを目指し、少子高齢化に対応するファミリーデータプラットフォーム事業を展開。ライフイベントマーケティング「かぞくアシスタント」、家族サポートアプリ「ママびより」、保険代理事業「かぞくの保険」などを提供。

沿革

2008年12月

健康支援を目的としたサービスを提供するため、東京都港区に株式会社プラスアールを設立

2010年3月

事業拡大のため、東京都港区赤坂へ移転

2010年8月

資本金を600万円に増資

2010年11月

事業拡大のため、東京都港区芝へ移転

2011年6月

事業拡大のため、東京都港区東麻布へ移転

2011年9月

第三者割当増資により資本金1,000万円に増資

2011年10月

第三者割当増資により資本金3,000万円に増資(資本準備金2,000万円)

2011年12月

プレママ向け情報提供アプリ「ママびより(旧妊娠なう)」の提供開始

2012年3月

服薬管理アプリ「お薬ノート」の提供開始

2013年2月

血圧管理アプリ「血圧ノート」の提供開始

2013年3月

健康知識共有サイト「カラダノート」の提供開始

2013年3月

事業拡大のため、東京都港区芝へ移転

2013年7月

陣痛間隔計測アプリ「陣痛きたかも」の提供開始

2014年7月

授乳記録アプリ「授乳ノート」の提供開始

2015年9月

離乳食管理アプリ「ステップ離乳食」の提供開始

2017年3月

事業拡大のため、東京都港区芝公園へ移転

2017年7月

株式会社カラダノートへ社名変更

2017年10月

ママ向け情報サイト「ママびより(旧カラダノートママ部)」の提供開始

2019年4月

内祝いECサイト「ママびより内祝い」を提供開始

2020年10月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2021年1月

事業拡大のため、東京都港区芝浦へ移転

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行

事業内容

カラダノートは、家族の健康を支え、笑顔を増やすことをコーポレートビジョンとして掲げ、少子高齢化という日本の社会課題に対して、家族の絆を起点にテクノロジーやファミリーデータの有効活用による課題解決を目指しています。同社は、ライフイベントに応じたファミリーデータプラットフォーム事業を展開し、主に3つのセグメントに分類されます。

第一に、ライフイベントマーケティングでは、企業向けにファミリーデータを活用したマーケティング支援を提供しており、「かぞくアシスタント」や「かぞくのおうち」などのサービスを通じて、集客マーケティング支援を実施しています。

第二に、家族サポートセグメントでは、ユーザーの家族生活環境の効率化を目的とし、モバイルアプリの提供や生活インフラの改善に向けたサービスを展開しています。具体的には、「かぞくの保険」や「カラダノートウォーター」などの保険代理事業や宅配水事業を手がけています。

第三に、家族パートナーシップセグメントでは、ライフイベントマーケティングと家族サポートで培った知識・ノウハウを活用し、大企業向けにマーケティング支援等を実施しています。

また、同社は妊娠育児層のママを対象に、自社コンテンツや外部広告を通じてプレゼントがもらえるキャンペーンページに誘導し、そこで取得したパーソナルデータを基に、ユーザーのニーズに沿ったサービスをレコメンドし、収益を得ています。ヘルスケア市場において、ウェルネス市場や狭義のヘルスケア市場で事業を展開し、少子高齢化の社会課題に対応しています。

経営方針

カラダノートは、家族の健康を支え、笑顔を増やすことを目指し、インターネットメディアを活用したファミリーデータプラットフォーム事業を展開しています。同社は、少子高齢化という日本の大きな社会課題に対応するため、家族の絆を起点にした事業展開を加速しています。具体的には、ウェルネス市場や狭義のヘルスケア市場に注力し、家族のつながりを強化するサービスやプロダクトの開発に取り組んでいます。

成長戦略として、カラダノートはファミリーデータベースの拡大と収益性の向上の二つの方向性から注力しています。ファミリーデータベースの拡大には、子育てアプリの充実や商材の多様化を通じて、ユーザー層を拡大する戦略を採用しています。また、収益性の向上には、ライフイベントマーケティングや家族サポートサービスの拡大を通じて、1人当たりの獲得収益を増やす取り組みを進めています。

さらに、カラダノートは、認知度の向上や新規ユーザーの獲得、新規事業の創出、プロダクトやサービスの拡大など、複数の重要な課題に対しても積極的に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、同社は家族向けサービス市場における競争力を高め、持続的な成長を目指しています。

また、カラダノートは、技術革新や事業環境の変化に迅速に対応し、インターネットメディアの利用価値を高めることで、事業規模の拡大を図っています。これには、ユーザーデータの蓄積と解析を強化し、技術革新を続けることが含まれます。これらの戦略的取り組みは、カラダノートが目指す家族の健康と笑顔の増加に貢献することでしょう。