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トレードワークスJP:3997
沿革
1999年1月 |
東京都新宿区において、証券システム開発を目的に株式会社トレードワークスを設立 |
1999年2月 |
「自己委託売買取引システム」を開発・販売 |
2000年6月 |
「インターネット取引システム基盤」及び「逆指値発注」対応のトリガーサーバシステムの開発・販売 |
2001年4月 |
「ディーリングシステム」を開発・OEM提供 |
2003年1月 |
東京都千代田区一番町に本社を移転 |
2003年10月 |
「投資家向け商品先物インターネット取引システム」を開発・販売 |
2004年5月 |
株式会社大阪証券取引所(現 株式会社大阪取引所)の「Independent Software Vendor」に認定(~2016年12月) |
2004年7月 |
東京工業品取引所(現 株式会社東京商品取引所)の「Independent Software Vendor」に認定 |
2004年10月 |
「投資家向け株式インターネット取引システム」を開発・販売 |
2006年2月 |
Microsoft認定ゴールドパートナー取得 |
2007年6月 |
「不公正取引監視システム」を開発・OEM提供 |
2007年9月 |
ワークステクノロジー株式会社を子会社化、FXシステム事業へ参入 |
2009年1月 |
株式会社東京証券取引所の「Independent Software Vendor」に認定 |
2010年1月 |
ワークステクノロジー株式会社を完全子会社化 |
2010年5月 |
セキュリティ診断事業へ参入 |
2012年12月 |
「投資家向け先物・オプションインターネット取引システム」を開発・販売 |
2013年5月 |
プライバシーマーク取得 |
2014年10月 |
「証券会社向け非常時用インターネット取引システム」を開発・OEM提供 |
2015年8月 |
SaaS型クラウドサービス用データセンターを構築 |
2015年8月 |
SaaS型「ディーリング端末サービス」を開発・サービス開始 |
2015年9月 |
SaaS型「取引所売買端末サービス」を開発・サービス開始 |
2016年4月 |
ワークステクノロジー株式会社解散に伴い、同社のFXシステム事業を継承 |
2016年9月 |
ワークステクノロジー株式会社清算結了 |
2016年10月 |
SaaS型「投資家向けWEB投資家情報サービス」を開発・サービス開始 |
2016年11月 |
SaaS型「投資家向け先物・オプションインターネット取引サービス」を開発・サービス開始 |
2017年8月 |
「TRADE WORKS」商標権取得 |
2017年10月 |
投資家向けインターネット外国為替証拠金取引システム「TRAdING STUDIO」の商標権を取得 |
2017年11月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
2018年8月 |
脆弱性自動診断「SecuAlive」の商標権を取得 |
2018年10月 |
個人型確定拠出年金システムを開発・販売 |
2019年4月 |
東京都千代田区神田神保町に本社を移転 |
2019年10月 |
AIチャットボット「スマート法律相談」の特許権取得 |
2021年6月 |
取引所シミュレーションシステム「SIMSTOCK」商標権取得 |
2021年12月 |
電子商取引システムクラウドECプラットフォーム「Emerald Blue」の開発及びサービス開始 |
2022年3月 |
株式会社あじょ(所在地:大阪市中央区)の全株式を取得し子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場に移行 |
事業内容
トレードワークスは、金融資本市場の発展と豊かな社会の実現に貢献することを目指し、高い信頼性と安全性を備えたシステムの構築に注力しているIT企業です。同社は、金融ソリューション事業、FXシステム事業、セキュリティ診断事業、デジタルコマース事業、ソフトウエア受託開発及びITコンシェルジュサービス事業の5つのセグメントで事業を展開しています。
金融ソリューション事業では、証券会社や金融情報システムサービス会社向けのシステム開発・保守・運用を行っており、「Trade Agent」や「Athena」、「Mars Web」、「MTS」、個人型確定拠出年金システムなどの製品・サービスを提供しています。これらは、インターネット取引システムやディーリングシステム、不公正取引監視システムなど、金融業界のニーズに応える多様な機能を持つソリューションです。
FXシステム事業では、FX会社向けの取引システム「TRAdING STUDIO」を開発・提供しており、高機能チャートや為替市場分析システムを搭載しています。セキュリティ診断事業では、ソフトウエアやネットワークの脆弱性診断サービスを提供し、情報漏洩や不正侵入のリスクを診断します。
デジタルコマース事業では、クラウドECプラットフォーム「Emerald Blue」を通じて、AR・VR・AIを活用したEコマースやメタバースソリューションを展開しています。また、ソフトウエア受託開発及びITコンシェルジュサービス事業では、金融以外の産業分野に特化したビジネス・業務ノウハウをベースに、IT化・運営管理支援サービスを提供しています。
トレードワークスは、これらの事業を通じて、金融業界をはじめとする多様な分野でのITソリューション提供により、顧客の事業活動と持続的な成長を支援しています。
経営方針
トレードワークスは、情報通信技術を駆使して社会に貢献し、顧客の繁栄を支えることを目指しています。同社は、2022年から2026年にかけての中期経営計画を策定し、持続可能な成長と企業価値の最大化を目指しています。この計画の下、トレードワークスは、ITサービスの提供を通じて全てのステークホルダーからの評価を高め、信頼性と安全性を備えた製品・サービスの提供、活力ある企業文化の醸成、および社会の発展に貢献することを戦略としています。
同社は、技術革新の進むビジネス環境において、既存ビジネスの高度化と新技術への果敢な取り組みを推進しています。AI、ロボット、セキュリティ、クラウドなどの先端技術を活用し、金融システム開発で培ったコア技術をベースに、金融以外の分野にも最適なクラウドサービスを提供しています。これにより、デジタル化による業務効率化や生産性向上、ビジネスモデルの変革を推進し、ビジネスの拡大に取り組んでいます。
また、トレードワークスは、付加価値の高いシステムインテグレーションの推進、人材強化と受託開発事業の成長を図り、先端技術分野でのスキルを持つ人材の創出に注力しています。これらの戦略を通じて、同社は新たなソリューションの開発・提案を行い、競争力の強化と新たな収益源の獲得を目指しています。
トレードワークスは、これらの成長戦略を実行することで、情報通信技術を活用した社会貢献と顧客の繁栄に寄与し、最も信頼されるパートナーとしての地位を確立しようとしています。