ウォンテッドリーJP:3991

時価総額
¥115.8億
PER
11.6倍
ビジネスSNS「Wantedly」運営、会社訪問アプリ「Wantedly Visit」、つながり管理「Wantedly People」、採用・エンゲージメントサービス提供。

沿革

2010年9月

東京都渋谷区において、インターネットを利用した各種サービスの企画・開発・運営を目的としてフューエル株式会社を設立

2011年9月

商号をウォンテッド株式会社に変更

2012年2月

ビジネスSNS(※1)プラットフォームの前身として、会社訪問アプリ(※2)「Wantedly(ウォンテッドリー)」(現 Wantedly Visit)のサービス開始

2012年3月

本社を東京都渋谷区恵比寿に移転

2013年11月

商号をウォンテッドリー株式会社に変更

2013年11月

本社を東京都港区白金台三丁目に移転

2015年6月

本社を東京都港区白金台五丁目に移転

2016年11月

シンガポール子会社、Wantedly Singapore Pte. Ltd.を設立

2016年11月

つながり管理アプリ「Wantedly People」リリース

2017年9月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2021年9月

「Engagement Suite」リリース

  社内報サービス「Story」

  チームマネジメントサービス「Pulse」

  福利厚生サービス「Perk」

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行

事業内容

ウォンテッドリー株式会社とその子会社であるWantedly Singapore Pte. Ltd.は、ビジネスSNS「Wantedly」を中心に展開しています。同社のミッションは、「究極の適材適所により、シゴトでココロオドル人を増やす」ことであり、ビジョンや価値観を重視したビジネス上のつながりを創出し、働く人々が仕事を心から楽しめる状態を作り出すことを目指しています。

同社は、個人向けサービスとして、会社訪問アプリ「Wantedly Visit」とつながり管理アプリ「Wantedly People」を提供しています。「Wantedly Visit」は、給与や福利厚生ではなく、ビジョンや価値観に基づくマッチングを提供するサービスです。「Wantedly People」では、プロフィールを通じて最新の活躍を発信・アピールし、名刺を瞬時にスキャンして新しいつながりを記録することができます。

ビジネス向けサービスとしては、「採用」サービスと「エンゲージメント」サービスを展開しています。「採用」サービスでは、サブスクリプション型で募集掲載や候補者管理、スカウト機能などを提供。「エンゲージメント」サービスでは、社内報サービス「Story」、チームマネジメントサービス「Pulse」、福利厚生サービス「Perk」などを通じて、社内の目的意識と一体感を高めることをサポートしています。

ウォンテッドリーは、これらのサービスを通じて、個人ユーザと企業ユーザの双方に価値を提供し、新しい形のビジネスSNSとしての地位を確立しています。国内の個人ユーザ数は383万人、企業ユーザ数は3.9万社に上り、新規ユーザの獲得にはマーケティング活動や口コミが重要な役割を果たしています。

経営方針

ウォンテッドリー株式会社は、ビジネスSNS「Wantedly」を運営し、究極の適材適所を実現することで、仕事に心を躍らせる人を増やすことをミッションとしています。同社は、個人向けには会社訪問アプリ「Wantedly Visit」やつながり管理アプリ「Wantedly People」を、企業向けには「採用」サービスと「エンゲージメント」サービスを提供しており、これらを通じてビジョンや価値観を重視したビジネス上のつながりを創出しています。

成長戦略として、ウォンテッドリーは持続的な成長を目指し、営業収益及び営業利益の向上に注力しています。具体的には、主力プロダクト「Wantedly Visit」の組織体制を強化し、新規有料企業の獲得や顧客あたりの利用単価の向上を図ることで収益成長を目指しています。また、新規事業領域として「Engagement Suite」を積極的に推進し、特に福利厚生サービス「Perk」に注力することで、顧客基盤の拡大を図っています。

さらに、ウォンテッドリーはシステムの安定性確保や事業組織体制の強化、情報管理体制の強化など、内部体制の充実にも力を入れています。これらの取り組みを通じて、同社は新型コロナウイルス感染症の影響や不安定な国際情勢など、変化する経営環境の中でも、企業価値の向上と持続的な成長を目指しています。