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SCAT【JP:3974】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
SCAT株式会社は、美容業界向けのICTソリューションを中核に、ビジネスサービスと介護サービスも展開しています。主力として美容サロン向けのPOS型顧客管理システムやクラウド型サービス、スマホアプリや予約・メール配信などの集客支援ツールを自社開発し、販売から保守・サポートまでワンストップで提供しています。全国7拠点の体制で導入支援や遠隔サポートも行っています。
同社の主要顧客は単店から多店舗までの美容サロンや美容ディーラー、中小企業、介護サービス利用者です。収益はソフトのリース販売やASPの月額課金、導入・保守契約、BPOの業務委託料、介護施設の利用料など複数の収入源で構成されています。
事業は美容ICT、ビジネスサービス、介護サービスの三つのセグメントに分かれています。美容ICT事業ではPOS/顧客管理や集客支援、ディーラー向け販売管理システムなどの製品ラインを持ち、ビジネスサービス事業では経理代行やリモートによる経営支援、専門士業と連携したコンサルを提供しています。介護サービス事業は有料老人ホームやショートステイ、通所介護、居宅介護支援を運営し、医療連携や事業継続体制の整備にも注力しています。
経営方針
同社は中長期的に自己資本利益率(ROE)10%を目標に据え、既存事業の構造改革と新サービスの創出を両輪に成長を図っています。売上高成長率や営業利益率、経常利益率の安定確保を重視しつつ、サブスクリプションや保守契約といったストック型収益の拡大で安定したキャッシュ・フローを目指しています。全国7拠点を活用した導入支援や遠隔サポートを通じて顧客基盤を維持・拡大し、1株当たり当期純利益の向上に取り組んでいます。
重点投資分野は美容向けICTで、POSや顧客管理、クラウドサービス、スマホアプリ、予約・メール配信といった製品の機能強化に注力しています。具体的には大規模なバージョンアップを行い、販売後の保守やコンテンツ配信、課金型の新サービスを積み上げてストック収益を増やす方針です。また、他社とのアライアンスを進めることで差別化を図り、経済産業省のDX認定やIT導入支援事業者としてIT導入補助金の活用を後押し材料にしています。
新市場開拓では、美容ICTで育てた顧客接点を生かしつつ、ビジネスサービス(会計代行や経営支援、BPO)を通じた中小企業向けの後方支援を拡充します。介護事業では有料老人ホームやショートステイの稼働維持により安定収益を確保するとともに、通所・在宅支援の再構築と介護保険外の在宅サービス強化で需要回復に対応し、新たな収益源を開拓していきます。
技術革新面ではシステムの安定稼働とセキュリティ強化に継続投資し、サーバー増強や運用体制の強化で情報漏えい対策や不正アクセス対策を進めています。同社は社内業務のデジタル化(デジタルトランスフォーメーション、DX)を推進し、業務効率化や意思決定の機動性向上を図ると同時に、提供サービスを通じて顧客側のDX支援を行う「DXパートナー」への転換を目指しています。人材採用・育成やコーポレート・ガバナンスの整備も並行して進め、持続的な企業価値向上を図っています。