笹徳印刷JP:3958

時価総額
¥37.4億
PER
3.3倍
パッケージングとコミュニケーション分野において、紙器・軟包装の企画設計からフルフィルメントサービス、折込広告・パンフレット制作、Webサイト構築・運用までを手掛ける。

沿革

1950年 7月

1952年 2月

1952年 4月

1959年 9月

1963年 10月

1963年 12月

1964年 1月

1966年 8月

1966年 9月

1967年 2月

1968年 5月

1968年 5月

1974年 5月

1984年 4月

1986年 4月

1986年 5月

1986年 12月

1988年 1月

1992年 4月

1997年 11月

1999年 7月

2000年 12月

2002年 8月

2004年 11月

社名を合資会社笹徳紙器製作所から笹徳紙器印刷株式会社(現笹徳印刷株式会社)として法人組織を設立。

名古屋明和印刷株式会社の全施設を吸収合併し、名古屋市港区に港工場を新設し総合印刷業へ展開。

本社商印加工グループの前身である中京紙業株式会社(1968年にマルワ製本株式会社に商号変更)を設立。(2018年当社に吸収合併。)

伊勢湾台風による水害のため港工場が被災。

笹徳紙器印刷株式会社の本社・工場を愛知県豊明市に建設し移転。

社名を笹徳紙器印刷株式会社から笹徳印刷工業株式会社に変更。

東京営業所、大阪営業所を同時に開設。

名古屋地区の製版工場として、三共製版株式会社(株式会社テクノスクリーンに商号変更)を設立。(2018年当社に吸収合併。)

大阪市北区堂島に笹徳ピーエスピー株式会社(現株式会社サンライト)を設立。

愛知県豊明市栄町寺前に包装紙の印刷を主体としたグラビア印刷株式会社(1970年商号変更)を設立。(2018年当社に吸収合併。)

東京都板橋区前野町に新規新鋭機械を備えたワールド印刷工業株式会社(現関東工場)を設立。

製版事業効率化のため、東京都中央区銀座に株式会社本州プロセスセンターを設立。

笹徳ピーエスピー株式会社を株式会社サンライトに商号変更。

FFS事業部の前身となる株式会社包装センターを愛知県豊明市に設立。

東京笹徳印刷株式会社東京工場(現関東工場)を埼玉県児玉郡児玉工業団地に移転。

本社工場内にクリーンルームを設け、超精密印刷技術分野へ進出。

愛知包材株式会社の経営譲渡を受け、株式会社笹徳(現軟包装工場)を設立し軟包装業界に進出。

グラビア製版を自社製造するため、株式会社サピックを愛知県豊明市に設立。

(2018年に吸収合併。)

創業100周年を機にCI(コーポレートアイデンティティ)を導入し、新しい志を持つ企業として、笹徳印刷工業株式会社から笹徳印刷株式会社に社名と社章を変更。

長野地区に長野営業所を開設。

中国江蘇省無錫市に外貿無錫印刷廠と合弁による無錫世徳紙品印務有限公司を設立。

本社生産部門において国際標準化機構の品質マネジメントシステムISO9002の認証を取得。

本社製造部門において国際標準化機構の環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得。

本社、東京支社、一宮工場(現軟包装工場)等エリアを拡張し、国際標準化機構の品質マネジメントシステムISO9002の認証を取得。

中国無錫市に独資で、クリーン化総合印刷工場の世徳印刷(無錫)有限公司を資本金6億円で設立。

2005年 10月

2013年 12月

2018年 7月

2021年 11月

2022年 7月

2023年 3月

2023年 9月

関東工場にGMPやHACCPに対応する第三工場を建設。

インドネシアのジャカルタにPT.SASATOKU INDONESIAを設立。

FFS第一センターを愛知県豊明市に開設。

中国環境保護情勢の高まりにより、ハイテク機械設備導入を視野に入れた世徳印刷科技(無錫)有限公司を設立。

北陸・関東・甲信越へ活動エリアを広げるため、長野営業所を閉鎖し、埼玉県本庄市に関東甲信越事務所を開設。

中国江蘇省無錫市錫山区に世徳印刷科技(無錫)有限公司を開業。

東京証券取引所スタンダード市場および名古屋証券取引所メイン市場に株式を上場。

事業内容

笹徳印刷グループは、コミュニケーションを核とした多様な事業を展開しています。「Good Communication, Good Partner」というスローガンのもと、顧客の信頼を最優先に考え、マーケットインの思想を基に新たな価値創造に努めています。同社は、パッケージ、販促物、広告、パンフレットの製造・販売を国内で行い、子会社を通じてセールスプロモーションやマーケティング企画、中国とインドネシアでのパッケージ製造・販売を手がけています。

笹徳印刷グループは、国内外に6つの生産拠点を持ち、紙器・軟包装・プリントメディアなどの製品を高品質かつ低コストで提供しています。特に、一環生産体制を強化し、環境対策やBCP対応など顧客ニーズに応える生産体制を整えています。

事業内容は、パッケージング分野とコミュニケーション分野に大別されます。パッケージング分野では、紙器や軟包装などの包装資材の企画設計から印刷、加工までを一貫して行い、フルフィルメントサービスを提供しています。コミュニケーション分野では、販売促進関連、テクニカルドキュメンテーション、教育・出版関連の企画、印刷、加工から、広報・IR、イベント企画・運営、ソフト開発・デジタルアセットマネジメントサービスまで幅広く手がけています。

このように、笹徳印刷グループは、包装資材の製造からコミュニケーション関連サービスまで、多岐にわたる事業を展開し、顧客の多様なニーズに応えるソリューションを提供しています。

経営方針

笹徳印刷グループは、顧客の信頼を最優先に考え、「Good Communication, Good Partner」を企業スローガンとして掲げ、多様な事業を展開しています。同社は、パッケージング分野とコミュニケーション分野を中心に、紙器や軟包装などの包装資材の企画設計から印刷、加工までを一貫して行う一方で、販売促進関連、テクニカルドキュメンテーション、教育・出版関連の企画、印刷、加工から広報・IR、イベント企画・運営、ソフト開発・デジタルアセットマネジメントサービスまで幅広く手がけています。

中期経営計画では、2024年6月期から2026年6月期までの3年間で、「コミュニケーション」と「包む」技術を軸に、お客様と新しい感動を創り出し、未来へつなげることを目指しています。このビジョンの実現に向け、市場環境の変化を見据えた事業戦略と生産体制の合理化を推進し、持続的な成長と企業価値向上を目指しています。また、同社は、環境と多様性に配慮した製品開発と高次元の品質で、印刷に関わる前後の領域を拡大していくことを成長戦略の一つとしています。

笹徳印刷グループは、国内外に6つの生産拠点を持ち、特に一環生産体制を強化しています。海外事業では、中国とインドネシアに拠点を設け、現地に進出している日系企業を中心にパッケージを供給しており、今後は東南アジア全域に活動範囲を広げる計画です。

さらに、ESG(環境、社会、ガバナンス)の取り組みを強化し、「環境」ではサステナブルな紙素材と人にやさしい構造によるパッケージを、「社会」では多様な価値観・個性・プライバシーを尊重し、「ガバナンス」ではコーポレート・ガバナンス及びコンプライアンス遵守体制を推進しています。原材料費の高騰に対しては、顧客への理解を得ながら値上げを推進し、社内でのコスト削減も一層推し進める方針です。