ダイナパック (3947) 株価

時価総額
¥244.6億
PER
9.2倍
段ボール・印刷紙器・軟包装材の包装資材メーカー。段ボールケース、印刷紙器、プラスチックフィルムなど個装から外装まで一貫展開。25年8月にベトナムの包装会社、同11月に丸中紙工を買収。日本・中国・東南アジアで事業展開。

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事業内容

ダイナパックは、段ボールから印刷紙器、軟包装材まで幅広い包装資材の製造・販売を行う包装材メーカーです。同社は商品の個装から外装まで、あらゆる包装ニーズに対応する総合的なサービスを提供しています。グループ全体では国内外に18の子会社と1つの関連会社を展開し、アジア市場での事業拡大も積極的に進めています。

同社の収益構造は包装材関連事業が中核となっており、製造業や流通業、食品業界など幅広い顧客に製品を供給しています。近年はベトナムや中国、マレーシアなどアジア諸国への進出を加速させており、現地の日系企業や地場企業への販売を拡大しています。また、本業に加えて不動産賃貸事業も手がけ、収益の安定化を図っています。

事業セグメントは大きく4つの部門に分かれています。段ボール部門では段ボールシートや段ボールケースを製造し、印刷紙器部門では美粧段ボールや紙トレー、印刷物などの高付加価値製品を手がけています。軟包装材部門ではプラスチックフィルムや紙へのグラビア印刷を行い、その他部門では紙製緩衝材「ハイモール」などの特殊製品を展開しています。

経営方針

ダイナパックは2024年から2026年の3年間を対象とした中期経営計画において、「現在の深化と未来の創造」を命題に掲げ、積極的な成長戦略を推進しています。同社は2026年度に連結売上高700億円、連結営業利益30億円、営業利益率4.3%の達成を目標としており、現在の売上高670億円から約4.5%の成長を見込んでいます。この目標達成に向けて、既存事業の強化と新たな成長分野への挑戦という二つの柱で事業を展開する方針です。

既存事業の強化においては、主力の段ボール事業を中心とした収益力向上に注力しています。同社は適正生産量で利益最大化を実現する商品・顧客ポートフォリオへの組み換えを進めるとともに、原価分析に基づく徹底的なコスト削減活動を実施しています。また、物流クライシス2024への対応やサステナビリティ経営の推進にも取り組み、環境対応商品の開発・製造を通じて競争力の向上を図っています。

成長分野の取り込みと創出では、M&Aの積極的な実施による事業拡大を重要戦略として位置づけています。同社は3年間で135億円をM&Aを含む国内事業の競争力強化に投じる計画で、自社が保有しない経営資源を外部から取り込むことで成長を加速させる方針です。国内外の生産拠点拡充や新規事業展開にも力を入れ、総合包装企業としての地位をさらに強固なものにしていく考えです。

技術革新への取り組みでは、開発設計力の強化を通じてサステナブル包装の開発やデジタル印刷技術の追求を進めています。同社は生産のDX推進とデジタル印刷機を活用した生産革新に取り組み、基幹システムの刷新も予定しています。これらの技術投資により、顧客価値の創造と業務効率の向上を同時に実現し、変化する市場ニーズに対してスピード感を持って対応できる体制を構築しています。

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