- 日本企業
- アカツキ
アカツキJP:3932
沿革
2010年6月 |
東京都渋谷区において、モバイルゲーム(注1)の企画、開発及び運営を目的として株式会社アカツキを設立 |
2010年9月 |
株式会社ディー・エヌ・エーが運営する「Mobage」へモバイルゲームの提供を開始 |
2012年7月 |
本社を東京都目黒区に移転 |
2014年7月 |
台湾に子会社Akatsuki Taiwan Inc.(現連結子会社)を設立 |
2015年1月 |
株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの協業により、ネイティブアプリ(注2)「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」(株式会社バンダイナムコエンターテインメント提供)Android版をリリース(注3) |
2015年7月 |
株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの協業により、ネイティブアプリ「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」(株式会社バンダイナムコエンターテインメント提供)海外版をリリース |
2016年3月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2016年6月 |
株式会社そとあそびを子会社化 ライブエクスペリエンス事業(以下、「LX事業」という。)の開始 |
2016年9月 |
本社を東京都品川区に移転 |
2017年6月 |
ネイティブアプリ「八月のシンデレラナイン」をリリース |
2017年9月 |
東京証券取引所市場第一部へ上場市場変更 |
2017年10月 |
エンターテインメント×テクノロジー特化のファンド「Akatsuki Entertainment Technology Fund」を組成 |
2017年11月 |
株式会社ASOBIBA(現連結子会社株式会社アカツキライブエンターテインメント)及び株式会社アプト(現連結子会社株式会社アカツキライブエンターテインメントに吸収合併されたことにより消滅)を子会社化し、LX事業でのリアルエンターテインメント事業を開始 |
2018年3月 |
株式会社アカツキ福岡(現連結子会社)を設立 |
2018年12月 |
株式会社スクウェア・エニックスとの協業により、ネイティブアプリ「ロマンシング サガ リ・ユニバース」(株式会社スクウェア・エニックス提供)をリリース |
2019年9月 |
櫻坂46・日向坂46応援[公式]音楽アプリ「UNI'S ON AIR(ユニゾンエアー)」(当社提供)をリリース |
2020年6月 |
株式会社CRAYON(現非連結子会社)にて、公式アプリサービスの提供を開始 |
2020年9月 |
キッズ向けIPの創出とプロデュースを行う株式会社Kumarba設立(現非連結子会社) |
2020年12月 |
株式会社そとあそびの全株式を売却 |
2021年6月 |
株式会社HeartDrivenFoundation(現株式会社HykeComic(現連結子会社))を設立 |
2021年11月 |
AKATSUKI INVESTMENT SINGAPORE PTE. LTD.(現EMOOTE PTE. LTD.)を設立(現連結子会社) |
2021年12月 |
株式会社アカツキゲームス設立(現連結子会社) |
2022年1月 |
『TRIBE NINE(トライブナイン)』アニメ放送開始 |
2022年1月 |
株式会社Akatsuki Ventures設立(現連結子会社) |
2022年3月 |
EXILE TRIBE史凝縮ライブ体感音楽アプリ『EXtreme LIVES』リリース |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年4月 |
ゲーム事業を会社分割(簡易吸収分割)により株式会社アカツキゲームスに承継 |
2022年4月 |
Dawn Capital1号投資事業有限責任組合を組成(現連結子会社) |
2022年6月 |
株式会社HykeComic(現連結子会社)にて、公式アプリサービスの提供を開始 |
2023年4月 |
株式会社アカツキライブエンターテインメント(現連結子会社)を吸収合併 |
事業内容
アカツキは、ゲーム事業とコミック事業の2つの主要なセグメントを持つ企業です。ゲーム事業では、モバイルゲームの企画、開発、運営を行っており、その中には自社で企画・開発したオリジナルタイトルと、アニメや漫画など既存の知的財産(IP)を活用したタイトルが含まれます。主な提供タイトルには、「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」や「八月のシンデレラナイン」などがあります。これらのゲームは、App StoreやGoogle Playなどのプラットフォームで提供されています。
コミック事業では、縦読みフルカラーコミックの企画、制作、配信を行っており、「HykeComic」アプリを通じてこれらのコミックを提供しています。この事業セグメントでは、自社制作の作品だけでなく、他社制作の作品も配信しており、デジタルコンテンツの提供を通じてIPの価値を最大化することを目指しています。
アカツキは、ゲーム事業でのノウハウをコミック事業にも活用し、グローバル市場での成長を目指しています。また、企画力や長期運用力、マーケティング力、海外オペレーション力など、ゲーム事業における強みを生かし、多様なデジタルエンターテインメントの提供を行っています。
経営方針
アカツキは、ゲームとコミックの二つの主軸を持つデジタルエンターテインメント企業です。同社は、「世界をエンターテインする。クリエイターと共振する。」をミッションに掲げ、グローバル市場での成長を目指しています。2022年4月1日には、成長を加速させるためにゲーム事業を分社化し、持株会社体制へ移行しました。この変更により、国内市場に限定されたプロジェクトへの投資を凍結し、グローバル市場でのポテンシャルを持つ大型プロジェクトへの集中投資を行い、長期的な運営を通じて大きなリターンを目指す方針を打ち出しています。
アカツキは、ゲーム事業において、ユーザー行動の分析に基づく施策の実施、ノウハウの蓄積、複数タイトルの同時開発・運用体制の構築、オリジナルタイトルの開発、有力IPタイトルの開発、そして海外展開を戦略の柱としています。コミック事業では、ユーザーの購読履歴分析、オリジナル作品の制作、掲載作品数の増加、海外展開を重点的に推進しています。
経営上の重要課題として、海外市場展開の強化、ユーザー獲得の強化、新技術への対応、優秀な人材の確保、ゲームの安全性及び健全性の強化、システム管理体制の強化、組織体制の強化に取り組んでいます。これらの戦略と課題への取り組みを通じて、アカツキはデジタルコンテンツを通じたグローバルでの成長を目指しています。