バリューゴルフJP:3931

時価総額
¥18.5億
PER
ゴルフ事業では、1人予約可能なASPサービス「1人予約ランド」、オンコース・インドアレッスン、広告プロモーション、ゴルフ場サポート、ECサービスを展開。トラベル事業では、ゴルフツアーやオーダーメイド旅行を提供。その他、広告メディア制作事業を手がける。

沿革

2003年1月

東京都渋谷区に㈱スリーベースを設立し、ブライダル情報誌の広告制作受託業務(広告メディア制作事業)、及び不動産広告コンサルティング業務開始

2003年10月

ゴルファー向けフリーペーパー「月刊バリューゴルフ 関東版」創刊(ゴルフ事業)

2004年2月

東京都渋谷区にて当社を設立し、「月刊バリューゴルフ 関東版」制作・発行業務を㈱スリーベースから当社に移管

2004年11月

本店所在地を東京都港区新橋1丁目に移転

2004年12月

ゴルフ事業拡大のため、大阪市淀川区に関西支社を開設

2005年2月

「月刊バリューゴルフ 関西版」創刊

2005年5月

組単位の「ゴルフ場予約代行サービス」を開始

2006年8月

本店所在地を東京都港区芝4丁目に移転

2006年10月

ゴルフ場向け顧客管理・集客支援ASPシステム「リピ増くん」の提供開始

2007年10月

「リピ増くん」のモバイル対応バージョン「リピ増くんモバイル」の提供開始

2008年1月

当社を存続会社として㈱スリーベースを吸収合併

2008年6月

㈱ジェーシービーと、JCBカード会員向けゴルフサービスの提供に関する業務提携を締結

2008年8月

JCBゴールド会員向けゴルフ情報誌「バリューゴルフプレミア」創刊

2009年4月

ゴルフレッスンサービス「バリューゴルフレッスン」の提供開始

2010年4月

ゴルフ場向けお一人様組み合わせ予約ASPシステム「1人予約ランド」提供開始

2010年10月

「1人予約ランド」の総合ポータルサイトを開設

2010年11月

特定のゴルフ場で利用できる格安プレー券を販売するECサイト「バリューゴルフショップ」開設

2011年2月

広告メディア制作事業拡大のため、石川県金沢市に金沢オフィスを開設

2011年7月

アイディーマネジメントシステムズ㈱より、ゴルファー専門コミュニティサイト「Gサークル」の運営業務を譲受

2012年3月

広告メディア制作事業拡大のため、連結子会社㈱スクラムを設立し、求人広告制作受託業務を開始

2012年4月

ゴルフ場の集客支援コンサルティングサービスの提供開始

2012年10月

本店所在地を現在地(東京都港区芝4丁目)に移転

2013年10月

㈱バリューメディカルの全株式を取得し、医療分野における出版サービス(メディカル事業)を開始

2014年5月

連結子会社㈱スクラムにおいて、福岡県福岡市中央区に天神制作センターを開設

2016年3月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2016年9月

㈱ジープの全株式を取得し、ゴルフ事業におけるECサービスを本格的に開始

2017年9月

インドアゴルフスクール事業を譲受、「バリューゴルフ大崎」として営業を開始

2018年2月

㈱日本旅行協会の全株式を取得し、トラベルサービスの内製化に着手

2018年8月

㈱産経旅行の全株式を取得し、トラベル事業を新たな事業の柱とする組織体制に変更

2019年2月

当社から連結子会社㈱スクラムに広告メディア事業を統合

2019年11月

連結子会社㈱産経旅行を存続会社として㈱日本旅行協会を吸収合併

2020年4月

連結子会社㈱バリューメディカルの出版サービス・ES/PS調査サービスを事業譲渡

2020年5月

連結子会社㈱バリューメディカルを㈱Vメディカルに社名変更

2020年12月

「バリューゴルフ大崎」に最新の高精度シミュレータ11台を導入、レッスンに加え国内外クラブの試打から購入までをワンストップで提供するゴルフ複合施設としてリニューアル

2021年6月

連結子会社㈱産経旅行の本社を現在地(東京都港区芝4丁目)に移転

2022年1月

連結子会社㈱Vメディカルを清算

2022年4月

東京証券取引所の市場区分再編に伴い、マザーズからグロース市場へ移行

2023年3月

連結子会社㈱ジープにおいて、新業態店舗「ジーパーズゴルフクラブ浦安 byValueGolf」を千葉県浦安市にオープン

事業内容

バリューゴルフ株式会社とその子会社4社は、ゴルフ事業、トラベル事業、および広告メディア制作事業を主要な業務としています。ゴルフ事業では、ゴルファーの多様なニーズに応えるため、幅広いサービスを提供しています。その中には、1人でもゴルフプレーの予約が可能な「1人予約ランド」、日本最大級のオンコースレッスンとインドアレッスンスタジオを運営するレッスンサービス、関東・関西エリアのゴルフ場情報誌を発行する広告プロモーションサービス、そしてゴルフ場の経営をサポートするサービスなどが含まれます。また、ECサービスを通じて、他社では扱っていない輸入商品等を取り扱い、ゴルファーのニーズに対応しています。

トラベル事業では、株式会社産経旅行が運営し、ゴルフツアーの企画・販売や在日外国人向けバスツアーの企画・販売、オーダーメイドツアーの企画販売などを行っています。これにより、ゴルフと旅行を組み合わせた独自の商品を提供しています。

その他の事業として、株式会社スクラムが広告メディア制作事業を担当しており、求人やブライダル関連の広告制作業務を受託しています。これには、取材から原稿制作、校正、画像加工までの一連の制作ラインを一括して担当し、広告掲載主への原稿提案や確認業務も行っています。

バリューゴルフグループは、これらの事業を通じて、ゴルフ業界における多様なニーズに応える独自のサービスを提供し、ゴルフ場の集客支援からゴルファーのプレー体験向上、さらには旅行や広告制作に至るまで、幅広いサービスを展開しています。

経営方針

バリューゴルフ株式会社は、ゴルフ業界における消費活動の活性化を目指し、ゴルフ場予約サービス「1人予約ランド」の運営やゴルファー向けフリーペーパー「月刊バリューゴルフ」の発行など、多岐にわたるゴルフ関連サービスを提供しています。同社は、ゴルフに関わるすべての人々の希望を具現化することを経営理念とし、新しいサービスの開発を通じて業界の成長に貢献してきました。

2018年には産経旅行をグループ化し、旅行業界への本格的な参入を果たしました。ゴルフと旅行のシナジー効果を追求し、顧客満足度の向上と旅行業界の活性化を目指しています。今後も、ユーザーの「したい」を形にするサービスの開発・提供を通じて、社会への貢献を目指します。

中長期的な経営戦略として、バリューゴルフはグループ会社間の事業連携を強化し、新たなサービスの創出を目指します。また、アセットの有効活用や収益力の弱い事業・サービスの見直しを行い、経営効率と利益率の向上を図ります。有利子負債の圧縮を進め、資金効率の高い経営を目指すと共に、新たな投資のための財務基盤を強化します。さらに、ゴルフ事業・トラベル事業に次ぐ新たな事業の柱を構築し、売上高・利益の増加を目指します。

これらの戦略を実現することにより、バリューゴルフは連結売上高100億円、連結営業利益10億円、自己資本利益率10%以上を目標としています。同社は、コーポレートガバナンスの強化や環境変化への対応力強化、持続的な成長力の強化にも取り組み、企業価値の向上を図っています。