- 日本企業
- はてな
はてなJP:3930
沿革
2001年7月 |
インターネットによる情報提供サービスを事業目的として、京都府京都市下京区にて有限会社はてな(資本金3,000千円)設立。 |
2001年7月 |
質問やアンケートを投稿して疑問や悩みを解決するQ&Aサイト「人力検索サイトはてな」 サービス開始。 |
2003年3月 |
ブログサービス「はてなダイアリー」 サービス開始。 |
2004年2月 |
株式会社はてなに改組。 |
2004年4月 |
東京都渋谷区に本店移転。 |
2005年1月 |
写真・動画共有サービス「はてなフォトライフ」 サービス開始。 |
2005年8月 |
新しい情報体験を提供する、ソーシャルブックマークサービス((注)1.)「はてなブックマーク」 サービス開始。 |
2007年7月 |
ブログにワンクリックで☆((注)2.)が付けられるサービス「はてなスター」 サービス開始。 |
2008年5月 |
東京都目黒区に本店移転。 |
2009年3月 |
カラースターショップ((注)3.)にて販売されている、はてなスターの色違いバージョン「カラースター」 サービス開始。 |
2012年10月 |
東京都港区に本店移転。 |
2013年1月 |
「はてなダイアリー」をフルリニューアルしたブログサービス「はてなブログ」 サービス開始。 |
2014年3月 |
企業向けオウンドメディア((注)4.)支援サービス「はてなブログ Media」 サービス開始。 |
2014年9月 |
クラウド支援サービス((注)5.)「Mackerel」 サービス開始。 |
2016年2月 |
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。 |
2016年2月 |
株式会社KADOKAWAの小説投稿サイト「カクヨム」共同開発。 |
2017年1月 |
マンガビューワ「GigaViewer for Web」提供開始。 |
2017年7月 |
任天堂株式会社のゲーム連動サービス「イカリング2」開発協力。 |
2019年4月 |
任天堂株式会社のゲーム連動サービス「スマプラス」開発協力。 |
2020年9月 |
スモールビジネス向けの新ブログプラン「はてなブログBusiness」の提供を開始。 |
2021年4月 |
株式会社集英社とマンガ家のための作品投稿・販売プラットフォーム「マンガノ」を開始。新たなマンガ投稿サービスで協業。 |
2021年7月 |
20周年で企業ロゴをリニューアル。 |
2021年11月 |
マンガビューワ「GigaViewer for Apps」提供開始。 |
2022年3月 |
京都本社移転。 |
2022年4月 |
東京証券取引所グロース市場に移行。 |
2022年9月 |
任天堂株式会社のゲーム連動サービス「イカリング3」開発協力。 |
事業内容
はてなは、インターネット領域で多様なサービスを提供する技術主導の企業です。同社のミッションは、「知る」「つながる」「表現する」を通じて新しい体験を提供し、人々の生活を豊かにすることにあります。21世紀に入り、インターネットの進化は人々の生活や企業の行動に大きな変化をもたらしました。はてなはこの変化を積極的に捉え、利便性や豊かさの向上、企業の付加価値創造活動の支援に貢献しています。
はてなは、利用者同士で質問・回答を寄せ合う「人力検索はてな」を始めとするUGC(User Generated Content)サービスを自社開発し運営しています。これには、「はてなブログ」や「はてなブックマーク」などが含まれます。これらのサービスは、登録ユーザーが投稿したコンテンツを他のユーザーも閲覧できる形で提供され、興味・関心を共有するコミュニティの形成を促しています。
同社の事業は「UGCサービス事業」の単一セグメントで構成されていますが、その中で「コンテンツプラットフォームサービス」、「コンテンツマーケティングサービス」、「テクノロジーソリューションサービス」という3つの主要なサービスを展開しています。これらのサービスは、はてなが保有する技術や運営ノウハウを活用し、相互にシナジー効果を生み出しています。
「コンテンツマーケティングサービス」では、クライアント企業がオウンドメディアを構築・運用する際の支援を行っています。これには、コンテンツの管理システムの提供やコンテンツ自体の企画・制作、読者の誘導などが含まれます。「はてなブログMedia」サービスは、この分野での主要な提供サービスの一つです。
「テクノロジーソリューションサービス」では、はてなが培ってきたサービス開発力やITインフラ構築力を活かし、クライアント企業のビジネスを支援しています。これには、ユーザーによるコンテンツ投稿を促すネットサービスの企画・開発・運用の受託や、ビッグデータの分析・活用によるソリューション提供が含まれます。
はてなは、これらのサービスを通じて、登録ユーザー数の増加やサイトの活性化を図り、インターネット上での情報発信やコミュニケーションの場を提供し続けています。
経営方針
はてなは、インターネットテクノロジーを駆使した多様なサービスを提供する企業として、技術力の向上と活用に注力し、質の高いインターネットサービスの提供を目指しています。同社は、「知る」「つながる」「表現する」をミッションに掲げ、コンテンツプラットフォームサービス「はてな」を中心に、コンテンツマーケティングサービスやテクノロジーソリューションサービスを展開しています。
はてなは、コンテンツプラットフォームサービスにおいて、ユーザーがコンテンツを発信・閲覧・拡散する機能を提供し、UGCサービスの利用拡大を図っています。また、コンテンツマーケティングサービスでは、企業がオウンドメディアを構築・運用する際の支援を行い、顧客の自社ウェブサイトでのコンテンツ発信やソーシャルメディアでの拡散を促進しています。テクノロジーソリューションサービスでは、サービス開発力やITインフラ構築力を活かし、顧客にソリューションサービスを提供しています。
同社は、これらのサービスを基軸に、更なる良質なサービスや価値の創造を目指し、企業価値・株主価値の向上に努めています。また、持続的成長を見据えた戦略的投資を強化し、コンテンツマーケティングサービスの営業人員強化や、テクノロジー基盤への投資、サービス開発の制作人員強化など、未来成長を意識した攻めの重点投資を実施しています。
はてなは、インターネットを取り巻く市場の高い成長が見込まれる中、新技術や新サービスの実現により、顧客に対してより付加価値の高いサービスを提供することを目指しています。ハイブリッド戦略を採用し、自社コンテンツプラットフォームの開発・運営を通して新規顧客を開拓しつつ、法人顧客向けサービスを提供することで、読者・利用者誘導や開発ノウハウなどの強みをさらに強化し、シナジー効果を図っています。