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クラウドワークス【JP:3900】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
クラウドワークスは、フリーランスと企業をつなぐ日本最大級のオンライン人材マッチングプラットフォームを中核に、DXコンサルティングや企業向けクラウド型ツールを提供しています。同社は登録ワーカー約700万人、登録企業約100万社を基盤に、案件のマッチングから人材の常駐支援、業務改善ツールまで幅広いサービスを展開しています。
主要な顧客は、専門人材や柔軟な働き方を必要とする企業と、それらの仕事を担うフリーランスです。収益はプラットフォームのシステム利用料やオプション料金、エージェント領域での業務委託料と手数料、そしてクラウド型サービスの利用料で構成されています。
事業は大きくマッチング事業とビジネス向けクラウドサービス、さらにDXコンサルティングに分かれます。マッチング事業はプラットフォーム領域で企業と個人をオンラインで結び、エージェント領域では専門性の高い人材を定期的に提供して課題解決を支援します。DXコンサルティングは正社員のコンサルタントとフリーランス、グループの開発力を組み合わせて戦略から実行まで支援し、工数管理ツール「クラウドログ」は累計導入900社超となっています。
経営方針
クラウドワークスは、登録ワーカー約700万人、登録企業約100万社という国内最大級のプラットフォームを基盤に、成長率の向上と利益拡大を目指しています。従来のマッチング事業に加え、収益基盤の多様化を掲げており、中期的には高収益な事業構造への転換を進めることで飛躍的成長を目指しています。具体的には事業ポートフォリオの定期的な見直しと経営資源の最適配分を行い、2026年9月期には最大25.5億円の成長投資を実行する計画で、一時的な営業損失を見込むものの中長期での資本効率向上を図っています。
同社は重点投資分野として、デジタル変革(DX)支援と人材の高度化に注力しています。正社員のコンサルタント採用を強化しており、2025年9月期は採用コストを抑えつつ計画どおり10名のコンサルタントを確保しました。また、常駐エンジニアの配置やグループ再編による「クラウドワークス コンサルティング」の設立などで、戦略立案から実行までを一気通貫で提供する体制を整備し、中堅・中小企業向けに「コンサルの民主化」を推進することで他社との差別化を図っています。
新市場開拓と事業拡大については、マッチング事業を基盤にクラウド型ツールや常駐支援、DXコンサルティングを三本柱とする戦略を採っています。グループ内のM&Aで獲得した能力を活用し、グループ会社間での共同提案や顧客拡大を進めた結果、2025年9月期にはグループ会社の営業黒字化を達成しました。収益性の低い事業については、全10サービス・8グループ会社を対象に加重平均資本コスト(WACC)を下回る不採算事業の撤退を機動的に検討するなど、資源配分を厳格に見直していきます。
技術革新への取り組みでは、同社は人工知能(AI)や自動化技術を積極的に導入しています。社内にAX戦略室を立ち上げ、全社的なAI投資を進めた結果、2025年9月期には160件のAI活用事例と約9,977時間/年の工数削減を実現しました。今後は発注時の利便性向上に向けたチャットボットや、ユーザーデータベースを活用した業務委託の自動化パッケージ(いわゆる「AIによる業務アウトソーシング」)を内製で整備し、高利益率モデルをフリーランスにも開放して提供規模を拡大することで、プラットフォームの競争優位性を維持・強化することを目指しています。