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アステリアJP:3853
沿革
1998年9月 |
平野洋一郎と北原淑行が当社創立 |
1999年1月 |
世界初の商用XMLエンジン「iPEX」を発売 |
2002年6月 |
ノーコードをコンセプトとした「ASTERIA R2」を発売 |
2004年1月 |
「XMLマスター」を世界各国で提供開始 |
2006年9月 |
「ASTERIA」EAI国内シェアNo.1に |
2007年1月 |
データ連携ツール「ASTERIA Warp」を発売 |
6月 |
東京証券取引所マザーズ上場 |
2008年4月 |
オンライン付箋サービス「lino」を提供開始 |
2009年6月 |
モバイル情報共有ツール「Handbook」を発売 |
2010年10月 |
スマートフォン専用カレンダーアプリ「SnapCal」を提供開始 |
2012年3月 |
中国浙江省杭州市に100%子会社「亜思塔(杭州)信息科技有限公司」を設立 |
5月 |
米国のExtentech社を買収し100%子会社化 |
11月 |
中国上海市に100%子会社「亜思塔(上海)貿易有限公司」を設立し、営業を開始 |
2013年11月 |
中国香港特別行政区に100%子会社「Infoteria Hong Kong Limited」を設立 |
2014年7月 |
シンガポールROBINSON ROADに100%子会社「Infoteria Pte. Ltd.」を設立 |
2015年9月 |
熊本県小国町と小国杉保全の協定を締結し「インフォテリアの森(現アステリアの森)」をスタート |
9月 2016年3月 4月 10月 2017年2月 4月 6月 |
「Handbook」が、公益財団法人日本デザイン振興会による「グッドデザイン賞」を受賞 米国「CData Software」と事業提携し共同出資による日本法人を設立 「ブロックチェーン推進協会」設立に参画 ASTERIA Warpのサブスクリプション型「ASTERIA Warp Core」を提供開始 モバイルアプリ作成ツール「Platio」を提供開始 英国のThis Place Limited社の株式を取得し100%子会社化 世界初株主総会でブロックチェーンを用いた議決権行使の実証実験を実施し成功 |
6月 2018年3月 10月 10月 10月 |
AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」を提供開始 東京証券取引所市場第一部へ市場変更 インフォテリア株式会社からアステリア株式会社へ商号変更 「Handbook」がモバイルコンテンツ管理市場の4カテゴリでシェア第1位に 「Platio」が、公益財団法人日本デザイン振興会による「グッドデザイン賞」を受賞 |
2019年3月 8月 9月 10月 2020年8月 12月 2021年3月 6月 6月 10月 11月 2022年1月 2月 4月 8月 9月 11月 |
「Handbook」がセールス・イネーブルメント・ツール市場の2カテゴリでシェア第1位に AI搭載IoT統合エッジウェア 「Gravio 3」を提供開始 「Handbook」の導入件数が1,500件を突破 米国に投資専門子会社「Asteria Vision Fund Inc.」を設立し、企業投資事業を開始 研究開発拠点として熊本R&Dセンター稼動開始(熊本県熊本市) 「ASETERIA Warp」の導入企業数が9,000社を突破 「Handbook」がセールス・イネーブルメント・ツール市場の2カテゴリでシェア第1位に 販売拠点として中部事業所稼動開始(愛知県名古屋市) 経済産業省主催「DX銘柄2021」のデジタル×コロナ対策企業 レジリエンス部門に選定 本社を渋谷区に移転 「ASTERIA Warp」EAI/ESB製品の国内市場シェア(出荷数量ベース)で15年連続第1位に 内閣府主催「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)に係る大臣表彰」を受賞 商談支援アプリ「Handbook X」提供開始 東証の市場区分見直しにより東京証券取引所プライム市場へ市場変更 「JPX日経中小型株指数」構成銘柄へ選定 「ノーコード推進協会」設立に参画 「ASTERIA Warp」EAI/ESB製品の国内市場シェア(出荷数量ベース)で16年連続第1位に |
事業内容
アステリアは、「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ソフトウェア技術とインターネット技術を核に、企業情報システムやクラウドサービス、デジタル機器などのデジタル化可能な情報の伝達を容易にするソフトウェアの開発と販売を行っています。同社は、受託開発ではなく、不特定多数向けのパッケージやクラウドサービスの提供に特化した製品開発を主軸に事業を展開しています。
アステリアの事業は大きく分けて、「ソフトウェア事業」、「デザイン事業」、「企業投資事業」の3つから成り立っており、これらは「ソフトウェア事業セグメント」と「投資事業セグメント」の2つのセグメントに分類されます。ソフトウェア事業では、データ連携ミドルウェア「ASTERIA Warp」、モバイルアプリ作成ツール「Platio」、モバイル向けコンテンツ管理システム「Handbook」、AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」の4製品を提供しています。これらの製品は、企業内外のシステム連携を簡単かつ迅速に実現することを目指しています。
デザイン事業では、英国の子会社This Place Limitedを中心に、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションに関するブランディング戦略やウェブ、モバイルアプリデザインのコンサルティングを提供しています。企業投資事業は、米国の子会社Asteria Vision Fund Inc.が管理する投資を行い、「4D」(Data, Device, Decentralized, Design)に焦点を当てた研究開発投資を実施しています。これらの事業を通じて、アステリアはソフトウェアとデザインの力で、企業のデジタル化を支援し、新たな価値を創造しています。
経営方針
アステリアは、組織間の連携を実現するソフトウェアの開発と提供を使命とし、社会的価値の創出を目指しています。同社は、社会に提供する価値を売上収益と捉え、その価値と消費した価値の差分を利益と定義しています。経営戦略として、アステリアは世界市場での展開を視野に入れ、新規技術の研究開発に注力しています。特に、ブロックチェーン、AIなどの先進技術に関連する研究開発を推進し、競合他社との差別化を図っています。
投資分野では、「Data(データ)」、「Device(デバイス)」、「Decentralized(分散化)」、「Design(デザイン)」の4つの"D"を重点領域としています。これらの領域において、クラウドベースのビジネス基盤を強化し、ソフトウェアを提供することで、デジタル時代の価値創造に貢献しています。データの価値向上、デバイスのインフラ化、分散型システムの構築、デザイン志向のソフトウェア開発など、各分野でのイノベーションを目指しています。
アステリアは、ソフトウェア事業を中心に、デザイン事業や企業投資事業を展開しており、これらの事業を通じてデジタルトランスフォーメーションを支援しています。ソフトウェア事業では、データ連携ミドルウェアやモバイルアプリ作成ツール、AI搭載IoT統合エッジウェアなどを提供し、企業内外のシステム連携を容易にしています。デザイン事業では、デジタルトランスフォーメーションに関するコンサルティングを提供し、企業投資事業では、新たな技術の獲得や市場拡大を目指しています。
これらの戦略を通じて、アステリアはデジタル化が進む現代社会において、企業の価値向上に貢献し、持続可能な成長を目指しています。