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ODKソリューションズJP:3839
沿革
1963年4月 |
大阪電子計算株式会社(現 株式会社ODKソリューションズ)設立 |
1964年9月 |
大学入試業務を受託、サービス開始 |
1965年4月 |
証券業務を受託、サービス開始 |
2001年10月 |
「プライバシーマーク認定」取得(※) |
2003年2月 |
「ISMS認証」取得(※) |
2004年5月 |
「BS7799-2:2002認証」取得(※) |
2006年9月 |
商号を大阪電子計算株式会社より、株式会社ODKソリューションズに変更 |
2007年3月 |
大阪証券取引所ヘラクレス(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場 |
2007年6月 |
「ISO/IEC27001認証」取得(※) |
2009年7月 |
株式会社エフプラス(現 連結子会社)の全株式取得 |
2013年6月 |
株式会社学研ホールディングスと業務・資本提携、同社が当社の筆頭株主となる |
2014年11月 |
ナカバヤシ株式会社と業務・資本提携 |
2016年8月 |
株式会社ファルコホールディングスと業務・資本提携 |
2016年9月 |
株式会社リアルグローブと業務・資本提携 |
2020年3月 |
東京証券取引所市場第二部に市場変更 |
2020年12月 |
東京証券取引所市場第一部に指定変更 |
2021年9月 |
株式会社ECS(現 連結子会社)の全株式取得 |
2022年4月 |
東京証券取引所市場再編にともないプライム市場に変更 |
2022年7月 |
株式会社クシムから人材育成サポート事業を譲受 |
2023年3月 |
株式会社花形と業務・資本提携 |
事業内容
ODKソリューションズ及びその子会社3社は、学校法人、証券会社、一般事業法人などに対して、情報処理アウトソーシングサービスを提供しています。このサービスは主にシステム運用、システム開発及び保守、機械販売の3つのセグメントから構成されており、2023年3月期の売上高構成比では、システム運用が95.8%を占め、システム開発及び保守が2.7%、機械販売が1.5%となっています。
同社グループは、情報システムの運用、開発及び保守を含む総合的な情報サービスを提供しており、これらの事業以外には事業の種類がないため、サービス別の内訳が記載されています。
特に注目すべきは、マイナンバーソリューションにおけるマイナンバー管理システムで、これはSBIビジネス・ソリューションズ株式会社とのジョイント・オペレーションによって提供されています。このシステムの開発はSBIビジネス・ソリューションズ株式会社の事業所で行われ、ODKソリューションズはシステム稼働環境の構築とシステム保守・運用を担当しています。売上及び費用は原則として折半されており、それぞれがシステム利用者に対して売上請求を行っています。
経営方針
ODKソリューションズは、情報サービス事業を通じて顧客の繁栄と社会の発展に貢献することを経営理念に掲げています。同社は技術の向上に努め、優れたサービスを提供することで顧客の信頼を得ること、グローバルな視野で未来を創造すること、そして魅力ある会社生活を実現することを基本方針としています。これらの方針の下、同社は「Chance」「Change」「Compliance」「Challenge」を行動指針としています。
経営戦略として、ODKソリューションズは長期ビジョン「ビジネスを、スマートにつなぐ。人生の、ストーリーをつむぐ。」を策定し、データプラットフォーマーとしての存在意義を「データに、物語を。」と定義しています。同社は、人と組織や人とモノが制約なくつながる世界の実現を目指しており、2024年3月期から2026年3月期の中期経営計画では、営業収益8,500百万円、経常利益700百万円を目標としています。また、ODKソリューションズは専門性の強化とコア事業の再構築、データ活用に向けたノウハウの蓄積を基本戦略としています。
同社グループは、データビジネスを中心とした次世代サービス創出、既存事業の収益性改善、安定的かつ継続的な配当を資本投下領域の優先順位としています。また、情報サービス業界の変化に適応し、M&Aやアライアンスによる事業領域の拡大、新規事業推進体制の整備、人材価値の最大化などに努めています。これらの取り組みを通じて、ODKソリューションズは持続可能な成長を目指しています。